世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

旧エンバーソン住宅 前編

2021-09-07 20:41:18 | 史跡・観光・他
日本平動物園の裏に建っている明治時代の西洋建築、旧エンバーソン住宅

旧エンバーソン住宅(以下エンバーソン邸)は現在、土日祝日のみで一般公開されているので
比較的に人の少ない平日に動物園へと訪れている自分には、なかなか接する機会が無かった。

そんな中、入園料金が無料となる日本平動物園の開園記念日(8月1日)が今年は
ちょうど日曜日だった事もあり、この機会を利用して見に行くことができた。

動物園の東門を出て、ふれあい動物園外周の道を南に進んでいくと、エンバーソン邸が現れる。
この東門も来園者の少ない平日には閉まっているので、 まず通る事の無い場所だ。→園内MAP←
日本平動物園 東門から続く道 旧エンバーソン住宅 裏口
フェンス沿いの道の先で、日本平動物園の第3駐車場から続いている道路へとぶつかった。
横断歩道を渡った先がエンバーソン邸の裏口となるが、その手前で面白いものを見つけた。

ふれあい動物園のポニー舎の裏にあたる部分。園内からではバックヤードとなって
見えない場所に、アフリカワシミミズクや、モモアカノスリ達のいる小屋があった。
アフリカワシミミズク モモアカノスリ
どうやらこれらの猛禽類は、ふれあい動物園にて、フライト訓練を行っているメンバーらしい。
ここしばらく様々なイベントが中止となっていたため、なかなかお目にかかる機会が無い訳だ。
今回エンバーソン邸へと訪れなければ知る由もなかったので、この情報は思わぬ収穫となった。

さて、では改めて裏門より、エンバーソン邸へと入って行こう。
こちら側から入ると、建物側面にある庭の方から進む事になる。
旧エンバーソン住宅 裏口 庭から眺める旧エンバーソン住宅
とは言え、この旧エンバーソン住宅。1987年に現在の場所へと移設されており
それ以前は、もっと静岡の町中となる西草深町のほうに建てられていたそうだ。
なので実際に利用されていた当時とは、周囲の様子は大きく異なっているだろう。

エンバーソン邸を正面から眺めた様子。屋敷の目の前を通っているのは日本平動物園の外周路。
エンバーソン邸に駐車場は無いため、車で訪れる際は日本平動物園の駐車場を利用する事になる。
旧エンバーソン住宅 外観 旧エンバーソン住宅前の散策道出入口
屋敷の前の林には散策道の出入口もあった。ここから日本平の頂上まで登れるのだろうか。

では内部へ入ってみよう。玄関の前には説明板と概要碑も設置されている。
旧エンバーソン住宅の説明板 旧エンバーソン住宅の概要 旧エンバーソン住宅 玄関
なお入館料は無料。開館時間は、9:00~16:30まで。
気軽に歴史の1ページを体感する事ができるだろう。

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