![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/7e/20d222f5e74f37cd3c068f5fcb55a642.jpg)
箱根駒ヶ岳の山頂エリアでも、最も高い標高1,356mに位置している箱根元宮。
ロープウェイの山頂駅を出ると、すぐ目前に飛び込んでくるのが、この丘の上に
祀られている社。社への道は2ルートあるが、大半の人は中央広場から鳥居の前へ
上っていける正面側から進み、もう1方の道は駅へ戻るための帰路で使用していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/e4/72a80397e77ba07fed6c60379d695635.jpg)
中央広場から続く参道の入口には、箱根元宮の由緒も掲げられている。
発祥は、およそ2,400年前の縄文時代末期。孝昭天皇の御代として
聖占仙人が、駒ヶ岳山頂に神仙宮を開いたのが箱根元宮の始まり。
里宮として箱根神社ができたのは、奈良時代(757年)になってからと
だいぶ後だ。例大祭ならび鑽火御神火祭は10月24日に行われている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/f2/e7de4ab5ec8c881d1635999589688209.jpg)
ロープウェイの駅の方にも、より簡易的に記された案内が貼られていた。
専門用語が多い事に変わりないが、こちらの方がまだ分かり易いだろう。
参道を上って、鳥居の前まで到着。鳥居の脇には駒ヶ岳山頂遺跡と刻まれた
石碑や、小さな石造りの祠。さらに白馬の伝説が残る馬降石も祀られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/81/c400b5d7c66d654164d64ea1766a00a1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/66/35ad1f5c9557830e4c8dc10eb3488371.jpg)
鳥居の前から振り返って眺める、駒ヶ岳山頂一帯の風景。見渡す限り広がる緑。
冬には雪で辺り一面が真っ白になるようだが、冬季に訪れるのは難易度が高い。
そして鳥居の先に建つ社。現在のものは箱根神社の奥宮として
昭和39年(1964年)に堤康次郎氏の寄進によって建てられたもの。
今では山頂駅とならんで、駒ヶ岳に残された貴重な建造物だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/33/7ef86e59212b8218693cc259398ed993.jpg)
社を右側へ回り込むと、なにやら朽ちた小屋も残っている。
社から左裏側には駒ヶ岳山頂と刻まれた石碑とガレ場。明らかに
人工的に形成されたであろう四角い岩が、いくつも転がっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/68/c59bf57c2079ecd1147daa6ad7273263.jpg)
そんなガレ場に生息していた、左側の足が2本無いザトウムシ。
探せば他にもアサギマダラを始めとした様々な昆虫がいるだろう。
レジャー開発が進んだ半世紀前とは異なり、現在の駒ヶ岳は自然を
再生させる形での整備へとシフトし、より元来の姿に近づいている。
ロープウェー頂上駅へ戻る 箱根園目次 相模湾展望広場へ進む
ロープウェイの山頂駅を出ると、すぐ目前に飛び込んでくるのが、この丘の上に
祀られている社。社への道は2ルートあるが、大半の人は中央広場から鳥居の前へ
上っていける正面側から進み、もう1方の道は駅へ戻るための帰路で使用していた。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/e4/72a80397e77ba07fed6c60379d695635.jpg)
中央広場から続く参道の入口には、箱根元宮の由緒も掲げられている。
発祥は、およそ2,400年前の縄文時代末期。孝昭天皇の御代として
聖占仙人が、駒ヶ岳山頂に神仙宮を開いたのが箱根元宮の始まり。
里宮として箱根神社ができたのは、奈良時代(757年)になってからと
だいぶ後だ。例大祭ならび鑽火御神火祭は10月24日に行われている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/66/6a5fc44e966d8dba63798dedd0d2a550.jpg)
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ロープウェイの駅の方にも、より簡易的に記された案内が貼られていた。
専門用語が多い事に変わりないが、こちらの方がまだ分かり易いだろう。
参道を上って、鳥居の前まで到着。鳥居の脇には駒ヶ岳山頂遺跡と刻まれた
石碑や、小さな石造りの祠。さらに白馬の伝説が残る馬降石も祀られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/f5/8c91b9c88c09266606ee64f87720bf17.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/81/c400b5d7c66d654164d64ea1766a00a1.jpg)
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鳥居の前から振り返って眺める、駒ヶ岳山頂一帯の風景。見渡す限り広がる緑。
冬には雪で辺り一面が真っ白になるようだが、冬季に訪れるのは難易度が高い。
そして鳥居の先に建つ社。現在のものは箱根神社の奥宮として
昭和39年(1964年)に堤康次郎氏の寄進によって建てられたもの。
今では山頂駅とならんで、駒ヶ岳に残された貴重な建造物だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/96/fb3647bae73de15f91658bbc80e07d15.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/33/7ef86e59212b8218693cc259398ed993.jpg)
社を右側へ回り込むと、なにやら朽ちた小屋も残っている。
社から左裏側には駒ヶ岳山頂と刻まれた石碑とガレ場。明らかに
人工的に形成されたであろう四角い岩が、いくつも転がっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/0d/e232a75269ed6e0bbf176793301a22d7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/68/c59bf57c2079ecd1147daa6ad7273263.jpg)
そんなガレ場に生息していた、左側の足が2本無いザトウムシ。
探せば他にもアサギマダラを始めとした様々な昆虫がいるだろう。
レジャー開発が進んだ半世紀前とは異なり、現在の駒ヶ岳は自然を
再生させる形での整備へとシフトし、より元来の姿に近づいている。
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