ねぶた家の人々 (ねぶたけのひとびと)

2011年1月5日オープン!青森市文化観光交流施設ねぶたの家ワ・ラッセ公式BLOGです。

竹ねぶた完成!

2018年01月31日 22時08分05秒 | 日記

 

こんばんはべりょうです

 

まず前回のブログで

「31日は面の取り付け作業も実施いたします!」

とPRしましたが

意外と時間が掛かる作業だったらしく、

おとといすでに取り付けされてしまったそうです…

楽しみにされていた皆様大変申し訳ございません。

 

その面が既に取り付けられてしまっていた竹ねぶたですが…

本日無事完成披露点灯式も執り行われましたので

その様子をご紹介しちゃいます

 

 

まずは制作場所の倉庫から展示場所へ人力で運びます

骨組みが針金ではなく、竹ということで

すこーし軽くなるのかな~と思いきや意外と重量があり、

観覧していた方にもお手伝いいただいてしまいました…

ご協力ありがとうございます

 

慎重~に運び…

 

無事展示場所へ!

専用の台座にも無事設置できました

オール白熱球ということで

ねぶたの光量をすこーしだけ抑え、

長持ちさせる機械を電気屋さんが主導となり、迅速に接続されていきます。

(↑写真後方にある白い箱がその機械です)

 

そしていよいよ点灯式

館長と制作者の千葉先生に挨拶を頂戴し…

たくさんの報道関係者の方が見つめる中…

さまざまな人のオモイをのせ

いよいよ点灯!

 

3!

2!

1!

 

ぜろ~

おお~と歓声が上がりました

「曾我五郎と御所五郎丸」

ピンクの牡丹色がとっても映えますね

千葉先生も満足げです

ほっとするねぶたを作れたと千葉先生もおっしゃっていたように

懐かしみのあるあたたかいねぶただなと個人的には思いました

 

下から覗けば竹で骨が組まれている様子も丸分かりです

制作された千葉先生もおっしゃっていましたが

「先人たちのワザがあったからこそ今の青森ねぶたがあるのだ」

再認識できる展示作品となっています。

 

竹ねぶたは常設展示となりますが、

今後は展示スペースの周辺に竹ねぶたに関する資料などを

展示していく予定なのでお楽しみに

 

60年ぶりに復活した千葉先生のお父様

千葉作太郎さんの竹のねぶたを

ぜひ間近で見にいらしてください

 

千葉先生・スタッフの皆様

お正月を返上しての制作作業大変お疲れ様でした

 

 

 

また、今日は告知が2点あります!

 

①林広海さんのねぶたの面が追加展示となりました!

すみません写真はないのですが

本日からねぶたホール出口付近に

昨年から大型ねぶたを制作している林広海さんの

面が設置されました

師匠の千葉先生と顔の骨格など見比べて見るのも

おもしろいかもしれませんね~

 

 

②道真ねぶた展示開始

今年もとうとうこの季節

そうです!合格祈願の季節です!

今年も学問の神様として祀られている

「菅原道真公」に合格のお願いしてみませんか…?

道真が愛したとされる「カレイ」型の絵馬に願いを書き込み

お願いをすれば合格に一歩近づくかもしれません!

眠り流しに由来するねぶたの和紙を再利用して制作した

眠り流ししおりも配布します!

これで眠気に勝ってもうひとがんばりだー!

ワ・ラッセに立ち寄った受験生諸君!保護者の方!

合格祈願したい方はぜひ総合案内にお声がけください!

(カレイ絵馬・しおり双方ワ・ラッセ総合案内にて配布)

 

3月14日まで展示しておりま~す

 

 

以上、べりょうでした~

 

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竹ねぶたの進捗

2018年01月27日 20時55分29秒 | 日記

 

こんにちはべりょうです

ねぶたホールの一角の倉庫で千葉作龍ねぶた名人誠意制作中の竹のねぶた

現在は色付け作業が行われています

 

 

思えば今月の2日から制作が開始された竹のねぶた…

休まず作業されている千葉先生はじめ、スタッフの皆様のご尽力のおかげで、

みるみる完成に近づいています

ざっと振り返ってみましょ~

(ちょっと長いですが最後に大事な大事な告知があるのでお見逃し無く!)

 

 

◇1月2日

人形の基礎となる部分を竹で形作っていました。

竹のささくれが手に刺さり、痛みと戦いながら作業されていましたね…

 

 

◇1月5日

向かって右側2人目の人形にも着手し、

千葉先生は面の制作作業にも取り掛かりました

針金と違い思った方向に曲がらず、造形に苦労するとおっしゃっていたのが印象的です

 

 

◇1月8日

人形の他に送りの富士山の制作にとりかかりました

 

 

◇1月11日

面を一度取り付けてみて

バランスなどを調整しておりました

昭和30年ごろは面(顔)は後付けで

作業の最後の最後に取り付けたそうです。。。

作業の合間に取り付けてみて

細かいバランスを見極めていかないといけないんですね

 

 

◇1月16日

制作場所がねぶたホール内の倉庫に移った頃

骨組みはほぼ完成し、

電気配線の作業に切り替わっていました

 

連日たくさんのお客様が覗いていかれます

 

 

◇1月19日

紙貼りが始まりました

千葉先生専属の紙貼りのスペシャリストの皆さんが黙々と和紙を貼っていきます。

針金に紙を貼る際は、

貼りづらい箇所があればすこーし針金を折り曲げるなどして

自分なりに貼りやすくするそうですが、

竹はそれができず苦労するとスタッフの方がおっしゃっていました

その反面針金よりものりが付きやすいというメリットもあるそうですよ~

富士山

真っ白な状態のねぶたも立体的でごつごつしてて

個人的には大好きなんですよね~

 

 

◇1月23日

紙貼りが全て終わり、書割り作業に入っていました

線を太く、はっきり描く

千葉先生のワザを間近で見られた方はラッキーですね

面も紙が貼られ、

別室にて待機中…

 

 

◇1月26日

書割りと同時進行で

ろう書きが行われていました

型をとり、そこをろうで塗っていくんです

面に髪も生えてました!

 

 

そして本日

◇1月27日

色付けが施され

鮮やかな姿になっております

ねぶたの彩色にはポスターカラーが最近多く使われていますが

昔ながらということで

染料を使用しているそうです

鮮やか~

 

 

1月中の完成に向けて現在急ピッチで作業が進められている

竹のねぶたですが

2月からねぶたホール内に展示予定です。

これに向け

1月31日(水)に完成披露の点灯式を行います!

また、面を最後に取り付けていたという当時の制作風景も踏襲し、

面の取り付け作業も行う予定なんです

31日のスケジュールは下記の通りです

 

 

日時:1月31日(水) 10:00~10:50

場所:ねぶたホール内

内容台上げ・化粧 : 10:00~10:40

点灯式 :10:40~10:50

 

 

千葉先生のお父様であり

ねぶた作りの師匠である千葉作太郎さんのねぶたが

60年ぶりに復活します!

竹のねぶたも数十年ぶりの復活ということで

この記念すべき瞬間をぜひぜひ皆様に見ていただきたいです!

 

たくさんの方のお越しをお待ちしております

 

 

べりょうでした~

 

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北村隆さんのやさしいねぶた学!そして次回のねぶた学は・・・

2018年01月20日 15時15分51秒 | 日記

こんにちは

ササキングでございま―す

昨日は各ねぶた団体の囃子方(囃子委員会)の慰労懇親会に出席しました

ご招待いただき、ありがとうございまーす

とっても楽しい会でしたね~

懇親会での最後のパワフルな演奏はとってもすばらしかったです

ワ・ラッセのハネト体験は各囃子団体の皆様のおかげで、

たくさんのお客様がねぶた囃子に触れ、お楽しみいただいております

ねぶたのすばらしさをたくさんの方に伝えられるよう、

今後ともご協力をよろしくお願いいたします。

 

さて、ブログでのご紹介が遅くなりましたが

1月7日(日)に3回目の

やさしいねぶた学が行われました

講師は第6代ねぶた名人北村隆さんです

 

この日ササキングはねぶた師手塚茂樹さんの面づくり教室を

担当していましたので、やさしいねぶた学は出席できませんでした

面づくり教室ブログ

 

でもでも

当日参加した方から聞いたお話をまとめましたので、

少しでもご紹介できればと思います。

 

2017年のねぶた祭に運行されたヤマト運輸ねぶた実行委員会の

「赤沼伝説」は現在ワ・ラッセに展示されております

・題材について

青森県の児童文学者、北彰介氏の県内の伝説を書いた本から

題材を得たそうです。

北村隆さんは実際に赤沼(藤崎町)を見に行ったそうです。

近隣の住民も知っている人がほとんどいなかったそうで、

やっと情報を得て探し当てたものの、本当に田んぼの真ん中にある、

周りに何もない沼だったとのこと。

 

・今回苦労した点

面の大きさについて

「顔を大きくすると蟹が目立たなくなるので人形を極力小さくした。

普通は83㎝くらいの面を作るが、今回は70㎝くらいの面にしてある。

70㎝くらいの面ではあるが、昔は普通このくらいの大きさだった。」

「昔は奉書紙(現在も使われているが)なので顔を大きく作れなかった。」

           ↓

奉書紙の大きさでは紙1枚で貼りきれないため。

今回のねぶたに針金がいっぱい入った一因でもあると解説してくれました。

 

「昔は面は後付けだった。つまり首がないのです。

今は首があるので、人形に動きが出てリアルになる。

自分は人間の等身大から面のサイズを割り出している。」

 

・ねぶたホールに移動して解説

鬼の色について

「7~8行程かけている。濃度の違う色を重ねている。

蟹の赤に対して鬼の青というように反対色を使うようにしている。」

 

ここで質問タイムとなりました!

Q「送りで、うさぎや熊(あらいぐま?)など、動物なのに人間の体をしているのはなぜですか?」

A「(※)鳥獣人物劇画図から発想を得た。」

  (※)京都高山寺に伝わる絵、12世紀の作で国宝

 

Q「田村麻呂の烏帽子の模様がすばらしいがどんな書き方をしたのですか?」

A「ひし形の所は濃い墨を、その間は薄い墨を使った。

  また、薄い墨の所は吹き付けではなく、手書きでやった。」

 

まだまだ多く語っていただきましたが、今回私が聞けた内容はここまででした。

青森ケーブルテレビさんで今回の内容が後日放送される予定になっています。

(放送日等は青森ケーブルテレビさんのHPをチェック)

放送後はYouTubeにもUPする予定になっていましたので

ぜひご覧いただければと思います

(ササキングも後で見よっと

 

前回の北村麻子さんのやさしいねぶた学もYouTubeにUPしましたので

こちらもご覧くださいね

北村麻子さんのやさしいねぶた学

 

次回のやさしいねぶた学は3月4日(日)です!

講師はねぶた師の有賀義弘さんです。

dl-07.jpg

現在展示中の「鹿島神と要石」(青森自衛隊ねぶた協賛会)について

講演していただきます 

場所はワ・ラッセ1F交流学習室1で13:45から開始です

もちろん入場無料ですのでぜひお越しくださいね 

 

ササキングのレポート

 

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お出迎えの準備万端!

2018年01月18日 18時54分22秒 | 日記

 

こんばんはべりょうです。

お正月期間も終わり、落ち着きを取り戻しつつあるワ・ラッセですが

本日から1月30日まで

「大人の休日倶楽部」

の期間となります。

 

期間中は会員証を掲示していただくと

ノベルティーをプレゼント&団体割引適用の特典がありますが、

この期間の始まりを祝し、

ななななんと

ねぶたを玄関前に設置いたしました

 

呼び込みとしては抜群の存在感のこのお方!

「入り口コッチダヨ~」

と言わんばかりの三ツ目妖怪さん

 

イルミネーションと一緒だととってもきれい~

インスタ映え…するかな?笑

 

こちらの場所に設置してあったゆきだるまさんは

ここ最近の暖かさのせいでドロンしてしまいました!

雪が積もったらまた出てきてくれることでしょう…

ササキングさんのブログ参照

 

 

1月21日の日曜日まで設置しておりますので

お立ち寄りの際はぜひ一緒に写真をとってあげてください

 

 

さてワ・ラッセ館内紙貼り体験のコーナーではなにやら大掛かりな作業が

行われております…

 

実はこの紙貼り体験の場所に

現在制作中の「竹のねぶた」が展示される予定でして

そのためにスペースを空けなければならない為

泣く泣く人形を1体破棄することとなったのです…

紙貼り体験用のねぶたとして約半年間がんばってくれたことに感謝しながら

解体いたしました

解体はあっ!という間ですね…

フェイスと

ハンド

 

このねぶたから剥いだ和紙は

ノベルティー用のとしてしおりとして再利用されます

違う形にはなりますが

お客様の手に渡りもう一度活躍してほしいですね

 

ちょっとコンパクトになった紙貼り体験スペース

 

ねぶたホール出口付近はこれをきっかけに

配置などが変わり、ちょっとだけリニューアルする予定ですので

お楽しみに!

 

以上、ねぶたの解体でお手手を負傷してしまいテンション下がり気味のべりょうでした

 

 

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歓迎用の雪だるまを作ってみた。(試作)

2018年01月13日 20時18分39秒 | 日記

こんばんは

青森は昨日から今日にかけてたくさん雪が降りました

雪片付けがしんどいですが、逆にこの雪を利用してやろうと

歓迎用の雪だるまを作ってみました

ワ・ラッセ隣りの西の広場で早速雪玉作ってコロコロころがします

ころがしてみたのですがパウダースノーのせいか全然大きくなりません。

水をぶっかけてみたところ雪がくっついて頑丈になりました

約1時間半ほどかけてひとまず完成させました

とりあえずですが、木炭で目や鼻や口、ボタン、

そしてなぜか角を付けてみました(笑)

県外からお越しのお客様に喜んでいただけるよう、ワ・ラッセ入口付近に設置しました

早速外国のお客様が記念撮影していましたよ~

(作ってよかった~)

 

すこーし不細工ですがこれからちょっとずつ加工して

かっこよくできればいいな~と思ってます

ワ・ラッセの前を通ったらぜひ見てくださいね~

 

ササキングのレポート

 

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