こんにちはべりょうです
ねぶたホールの一角の倉庫で千葉作龍ねぶた名人誠意制作中の竹のねぶた
現在は色付け作業が行われています
思えば今月の2日から制作が開始された竹のねぶた…
休まず作業されている千葉先生はじめ、スタッフの皆様のご尽力のおかげで、
みるみる完成に近づいています
ざっと振り返ってみましょ~
(ちょっと長いですが最後に大事な大事な告知があるのでお見逃し無く!)
◇1月2日
人形の基礎となる部分を竹で形作っていました。
竹のささくれが手に刺さり、痛みと戦いながら作業されていましたね…
◇1月5日
向かって右側2人目の人形にも着手し、
千葉先生は面の制作作業にも取り掛かりました
針金と違い思った方向に曲がらず、造形に苦労するとおっしゃっていたのが印象的です
◇1月8日
人形の他に送りの富士山の制作にとりかかりました
◇1月11日
面を一度取り付けてみて
バランスなどを調整しておりました
昭和30年ごろは面(顔)は後付けで
作業の最後の最後に取り付けたそうです。。。
作業の合間に取り付けてみて
細かいバランスを見極めていかないといけないんですね
◇1月16日
制作場所がねぶたホール内の倉庫に移った頃
骨組みはほぼ完成し、
電気配線の作業に切り替わっていました
連日たくさんのお客様が覗いていかれます
◇1月19日
紙貼りが始まりました
千葉先生専属の紙貼りのスペシャリストの皆さんが黙々と和紙を貼っていきます。
針金に紙を貼る際は、
貼りづらい箇所があればすこーし針金を折り曲げるなどして
自分なりに貼りやすくするそうですが、
竹はそれができず苦労するとスタッフの方がおっしゃっていました
その反面針金よりものりが付きやすいというメリットもあるそうですよ~
富士山
真っ白な状態のねぶたも立体的でごつごつしてて
個人的には大好きなんですよね~
◇1月23日
紙貼りが全て終わり、書割り作業に入っていました
線を太く、はっきり描く
千葉先生のワザを間近で見られた方はラッキーですね
面も紙が貼られ、
別室にて待機中…
◇1月26日
書割りと同時進行で
ろう書きが行われていました
型をとり、そこをろうで塗っていくんです
面に髪も生えてました!
そして本日
◇1月27日
色付けが施され
鮮やかな姿になっております
ねぶたの彩色にはポスターカラーが最近多く使われていますが
昔ながらということで
染料を使用しているそうです
鮮やか~
1月中の完成に向けて現在急ピッチで作業が進められている
竹のねぶたですが
2月からねぶたホール内に展示予定です。
これに向け
1月31日(水)に完成披露の点灯式を行います!
また、面を最後に取り付けていたという当時の制作風景も踏襲し、
面の取り付け作業も行う予定なんです
31日のスケジュールは下記の通りです
日時:1月31日(水) 10:00~10:50
場所:ねぶたホール内
内容:台上げ・化粧 : 10:00~10:40
点灯式 :10:40~10:50
千葉先生のお父様であり
ねぶた作りの師匠である千葉作太郎さんのねぶたが
60年ぶりに復活します!
竹のねぶたも数十年ぶりの復活ということで
この記念すべき瞬間をぜひぜひ皆様に見ていただきたいです!
たくさんの方のお越しをお待ちしております
べりょうでした~