ねぶた家の人々 (ねぶたけのひとびと)

2011年1月5日オープン!青森市文化観光交流施設ねぶたの家ワ・ラッセ公式BLOGです。

第10回始動!!これまでのねぶた下絵コンクール最優秀賞を振り返ります♪

2020年07月19日 14時19分16秒 | 日記

こんにちは

ササキングです

 

ついに節目の第10回目となりました

「第10回全国小・中学生ねぶた下絵コンクール」

小・中学生の皆様が思い描くオリジナルねぶた下絵を大募集

子どもたちの「こんなねぶたを見たい、創りたい」を応援します

小学校・中学校各部門で最優秀賞を受賞した作品はねぶた師監修で

中型またはミニねぶたとして制作される夢のコンクールとなっています。

前回の第9回最優秀賞作品ねぶたは3月31日にお披露目されたばかりですが、

早速次回のコンクールの作品募集が8月24日(月)から開始となります

 

これまで数多くの最優秀賞がねぶたになりました

そこで今回は歴代の最優秀賞作品をご紹介します

(受賞者は当時の学年でご紹介しています)

 

第1回ねぶた下絵コンクール

最優秀賞 「縄文文化」

青森市立筒井中学校 当時1年 一戸 良太

ねぶた監修 北村 隆  ねぶた制作 北村 麻子

記念すべき第1回目のねぶた下絵コンクール

この時制作されたのがねぶた師としてデビューされる前の北村麻子さんでした

当時のブログ →  2012年3月31日除幕式

 

第2回ねぶた下絵コンクール

最優秀賞 「生誕110周年 青森のゴッホ 『棟方志功』」

青森市立筒井中学校 当時2年 一戸 良太

ねぶた監修 内山 龍星  ねぶた制作 立田 健太(龍宝)

歴代最多となる応募数の中から、再び最優秀賞を受賞した一戸さんの作品。

こちらはまだねぶた師デビューする前の立田龍宝さんが制作されました。

当時のブログ → 2013年3月31日除幕式

 

 

第3回全国小・中学生ねぶた下絵コンクール

この年から小学生部門、中学生部門が誕生し、ミニねぶたまたは

中型ねぶたが最優秀賞で制作されるようになりました。

小学生部門最優秀賞 「鬼子母神」

青森市立筒井南小学校 当時5年 渡邊 靖之

ねぶた監修 竹浪 比呂央  ねぶた制作 津川 創

当時ミニねぶたを制作した津川さんはなんと中学生3年生

とあるねぶた師さん、そして関係者の方々がこのミニねぶたを見て

中学生が作ったのは驚き、すごい!と褒めたたえていました

 

中学生部門最優秀賞 「津軽為信、青森への祈り」

中泊町立中里中学校 当時3年 新岡 魁成

ねぶた監修 千葉 作龍  ねぶた制作 神 匡一

複雑な構図でしたが、とても青森らしさが出たすばらしいねぶたに

仕上がったと当時話題になっていましたね

当時のブログ → 2014年3月31日除幕式

 

第4回全国小・中学生ねぶた下絵コンクール

小学生部門最優秀賞 「津軽信枚 発展への願い」

五所川原市立南小学校 当時6年 太田 空良

ねぶた監修 千葉 作龍  ねぶた制作 林 広海

東北復興への願いが込められたこちらの作品は中型ねぶたとして

制作されました。ねぶた師デビュー前の林広海さんに制作していただきました。

「不撓不屈」という文字が何ともインパクトのあるねぶたでした

 

中学生部門最優秀賞 「むつ湾への祈り」

中泊町立中里中学校 当時2年 新岡 晃成

ねぶた監修 立田 龍宝  ねぶた制作 細川 知敬

前年度最優秀賞の新岡魁成さんの弟さんが最優秀賞を受賞

兄弟そろってすごいなと話題になりました

ワ・ラッセでの展示後、こちらのミニねぶたは多くの観光イベントで

活躍してくれました

当時のブログ → 2015年3月31日除幕式

 

第5回全国小・中学生ねぶた下絵コンクール

小学生部門最優秀賞 「青森県の海の幸」

むつ市立大湊小学校 当時6年 真勢 孝哉

ねぶた監修 内山 龍星  ねぶた制作 小財 覚

こちらは青森の海を題材にした創作ねぶた。青森らしさがあって

いいですね~

見事に下絵通り表現した制作者の小財さんですが、

やはりミニねぶたサイズに収めるのは大変だったそうですよ~

 

中学生部門最優秀賞 「津軽の忠臣 田中太郎五郎 最後の勇姿」

平川市立平賀西中学校 当時2年 今井 優紀

ねぶた監修 北村 隆  ねぶた制作 塚本 利佳

審査を担当した第六代ねぶた名人北村隆さんが下絵を

べた褒めしていたのが印象的でした。

そしてその下絵をお弟子さんである制作者の塚本利佳さんが

迫力ある中型ねぶたに仕上げてくれましたね~

当時のブログ → 2016年3月31日除幕式

 

第6回全国小・中学生ねぶた下絵コンクール

小学生部門最優秀賞 「子もりうた ~あなたの幸せをねがう~」

青森市立浜田小学校 当時3年 横山 加奈

ねぶた監修 竹浪 比呂央  ねぶた制作 野村 昂史

ふくろうが何とも可愛らしいこちらのミニねぶた

これまでのと違って優しい雰囲気を感じるねぶたでしたね~

ワ・ラッセでの展示後は九州へ嫁入りして行きました

 

中学生部門最優秀賞 「五穀豊穣祈願 田村麻呂と鬼神様」

平川市立平賀西中学校 当時3年 今井 優紀

ねぶた監修 北村 隆  ねぶた制作 酒井 明仁

前回に続き、再び最優秀賞を受賞した今井さんの作品。

下絵のクオリティがすさまじく、審査員の皆様が非常に

驚いていました。

当時のブログ → 2017年3月31日除幕式

 

第7回全国小・中学生ねぶた下絵コンクール

小学生部門最優秀賞 「まもり」

青森市立浜田小学校 当時2年 横山 文音

ねぶた監修 立田 龍宝  ねぶた制作 細川 知敬

前回最優秀賞の横山加奈さんの妹、横山文音さんが最優秀賞。

姉妹揃って受賞したということもあり、当時話題になりましたね

こちらのミニねぶたは青森県内だけでなく、全国津々浦々

イベントで出張し、青森ねぶたのPRで大活躍しています

現在もワ・ラッセレストラン前に展示されており、8月5日(水)~

8月9日(日)は青森市駅前庁舎にも展示される予定です 

 

中学生部門最優秀賞 「小湊・雷電宮 七戸尚政と使姫」

五所川原市立五所川原第一中学校 当時3年 太田 空良

ねぶた監修 北村 春一  ねぶた監修 板垣 大地

第4回でも最優秀賞を受賞した太田空良さんが再び最優秀賞を受賞

初の小学生部門、中学生部門の両部門を制覇となりました

ワ・ラッセの制作部屋で制作者の板垣さんと一緒に制作していた日も

ありましたね

このねぶたはつい先日ねぶたの題材地域でもある平内町へ旅立ちました。

コロナが落ち着けばいずれ平内町の夏祭りで運行されることでしょう

当時のブログ → 2018年3月31日除幕式

 

第8回全国小・中学生ねぶた下絵コンクール

小学生部門最優秀賞 「心おどる」

青森市立浜田小学校 当時5年 横山 加奈

ねぶた監修 立田 龍宝  ねぶた制作 細川 知敬

横山加奈さんの作品が再び最優秀賞を受賞

オリジナル性、構図がとても評価されていました

これまで何度もミニねぶたを制作していただいた細川さんですが

初めて中型ねぶたに挑戦していただきました。

こちらの華やかなねぶたは現在ワ・ラッセねぶたホールに展示していますよ~

 

中学生部門最優秀賞 「津軽為信 六羽川の戦い」

むつ市大湊中学校 当時3年 真勢 孝哉

ねぶた監修 竹浪 比呂央  ねぶた制作 津川 創

第5回の小学生部門で受賞した真勢さんが今回中学生部門で最優秀賞

これで真勢さんも小学生部門、中学生部門の両部門を制覇しました

制作者の津川さんによって合戦の様子が見事に表現されています。

ワ・ラッセ前館長お気に入りのミニねぶたの一つでした。

当時のブログ → 2019年3月31日除幕式

 

第9回全国小・中学生ねぶた下絵コンクール

小学生部門最優秀賞 「ともに前へ」

青森市立浜田小学校 当時6年 横山 加奈

ねぶた監修 北村 春一  ねぶた制作 板垣 大地

今年3月にお披露目されました。とんぼの色合いがとても鮮やか

「(とんぼは)真っすぐ前へ進むことから、どんな困難や試練があっても

真っすぐ前を向き挑んでいく様子・・・」という題材説明の通り

この困難な時期に勇気を奮い立たせるねぶたになっています

 

中学生部門最優秀賞 「マタギ『熊を討つ』」

むつ市立大平中学校 当時3年 小林 大悟

ねぶた監修 竹浪 比呂央  ねぶた制作 野村 昂史

地元の狩猟文化を題材にしたこちらのねぶた。

制作者の野村さんは中型ねぶた、そして熊や犬の制作は初挑戦でした。

マタギと熊の迫力ある戦いが現在来館者の皆様を楽しませています。

当時のブログ → 2020年3月31日除幕式

 

 

以上、全16作品をご覧いただきました

実はもうそんなに作られてきたんですね・・・

(第1回から見てきたササキングもおじさん体型になってきたわけだ)

 

そして今回の第10回・・・

どんなオリジナル作品が集まるか楽しみであります

ぜひ皆様の応募をお待ちしております 

 

作品の募集は2020年8月24日(月)~2020年11月15日(日)です

詳細は下記のリンク先をご覧ください

第10回全国小・中学生ねぶた下絵コンクール

(前回の入賞作品一覧も掲載していますよ~)

 

ササキングのレポート

 


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