ゆったりと生きたい

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キプロスの預貯金閉鎖

2013-03-19 | 独り言

キプロスの銀行閉鎖のニュースはテレビなどで余り報道しないので大部分の人は知らないかもしれませんネ。

このニュースが日本ではあまり話題にならないのは、かつての苦い経験を呼び覚まさないようにとの配慮が働いているらしいですが、これも日本の政府の優しい計らいだとも言うのでしょうか?

日本でもかつて銀行閉鎖という事態があったのです。

戦争資金に疲弊した政府は銀行を閉鎖して何とかして人々の口座から財産税というものを徴収しようとしたわけです。

銀行閉鎖がされている間にデノミネーションという旧通貨の銭から新通貨円の切り替えをすることで政府のもくろみは達成されました。

一部の金持ちはその、弊害を受けたけれど大部分の人々はその影響を受けなかったようですから、日本は銀行閉鎖により国民から財産税を搾取する事に成功したまれな国と言われています。

当時、一般人の預貯金の額が少なかったか、預金には縁がなかったからか普通の人は影響がなかったのかもしれません。

 

銀行閉鎖とは違いますが、私の幼い頃に小さな金融機関が一般家庭の小口の預金の窓口となって資金を集めていました。経営に行き詰まりその銀行は破産。その頃、我が家でもハハさまが少しずつのタンス預金を、その金融機関に預けていたのです。その事件で母様の預貯金はパァ~~になったらしいです。母様はそれ以来「焦げ付き」という言葉を恐るようになりました。

金融機関が破たんする事を『焦げ付き』というようですが、その言葉を子供心にも大変な事態になったらしいと推察できました。 こういう事で庶民のトラの子をそっくり頂く事が成功したわけで、その資金は何処に流れたのでしょう?投資絡みの詐欺、年金基金の破たん、保険会社の倒産・・・もしかしておれおれ詐欺などの後ろ側では想像もしない意外な力が働いているのかもしれませんねぇ~~。実態を知ったら恐ろしい事に震えるかもしれません。

今、キプロスでは銀行預金のどのくらいの割合で税を徴収するか論議され、バンクホリデイは延長され大混乱になっているそうです。

ヨーロッパのギリシャの不良債権から発したユーロの危機はいろいろな個所に飛び火しています。€ばかりでなく、アメリカの$の危機、日本¥の危機、先進国であっても内部事情は厳しいようです。キプロスのニュースが対岸の火事のうちは良いのですが・・・・・・・。

このところ、日銀金融緩和の方針転換がされ、円安になり、株も値が上がりまるで経済が回復したかのような報道がされている割にはこのような事が隠蔽されて・・・・おかしい。何かがあるかもしれない。こう思うのは私だけでしょうか?

 

以上、主婦の目経済でした。

 

 

 

 


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