ハハ様の入院中に介護認定調査があった。ケアマと介護認定士、そして私が見守る中、入院中の病院の中で調査が行われた。約3週間くらいの後に届いた結果は
要介護5 最高(最悪?)の判定だ。
今までの要介護2では受けることのできないサービス等を案内する通知も届いた。
○ おむつの支給
○ 理容、美容の利用券支給
○ 1ヶ月あたり1万円の支給
などが、ハハ様には受ける資格を得ることが出来ることになった。
このような福祉サービスは区役所に行き、申請書を提出することで得られた。
福祉は求めて与えられるもの・・・・待っているだけではだめなのだ。
こういう時にいつも思うのだが、独居老人は誰かの援助を受けなくては権利も行使することが出来ないではないか・・・・・介護認定士に来てもらった段階でこういったサービスが必要かどうかは判断できるはずだと思うのだが。
介護保険を支払いながらも(年金からいやおうなしに差し引かれる)、介護認定さえも受けない高齢者だっているような気がする。又、介護のサービスを受けられることは知りつつも1割負担の介護料金を支払うのが困難で介護サービスを受けない高齢者だっているような気がする。
老後破綻・・・・以前、番組で見た高齢者の現実。生活保護家庭は月、約13万円の支給があると聞いているが、生保(生活保護)を受けている金額より少ない年金で生活している高齢者も多いと聞いている。
私たち団塊の世代が一斉に介護サービスを受けるような時を迎えるのも10年から15年後だと思う。その頃の日本は一体どうなっているのだろう?
個人の老後破綻だけでなく国家の破綻もあるかもしれないと噂が流れる昨今、長生きは必ずしも幸せではないような気がする。