浦和レッズ 対 大宮アルジジャー のチケットを頂き、見に行くことにした。
浦和美園のさいたまスタジアムは初めて。帰りの渋滞を考えて電車で行くことにした。
開戦の1時間前に現地に到着。さいたま都市交通の美園駅で下車。徒歩15分ばかりかかり、ちょっと不便。
すでにぞろぞろと赤やオレンジのTシャツを来たファンが駅から行列で歩いていた。
レッズのホームなので、赤色に染まっている満席のスタンドからは唸り声のような野太い声が聞こえて来てなんだか異様な雰囲気がする。
アルジージャのスタンドもオレンジ色に染まり、こちらの声がやや圧倒されていて控えめだった。
7時少し過ぎキックオフで試合開始。
レッズが先行点をとるとレッズのスタンドは総立ち、振り上げる腕の動きが力強く見える。
旗も大きく振られ拍手と歓声で盛り上がった。
第2試合はアルジージャの勝利で、この日はドローで終了した。
オットット様は、何故かアルジージャファンで、周囲とはちょっと違った反応をしているのが、おかしかった。
真夏の蒸し暑い夜、ビールを飲みながらの観戦だった。観客は溢れるエネルギーを発散しているような感じがした。特にカップルやその子供たちも一緒でファミリー全体でスポーツ観戦に盛り上がり、日頃のストレスを発散して、そして明日の活力を生み出しているならそれも結構だと思う。これは日本が平和だからこその事であり、こういうことに若者のエネルギーを向けるような動きは政治や経済に不満を抱かせないようにさせる方法の一つでローマの古い時代からあったそうだ。ちなみに観戦前に私たちは桜環境センター(さいたま市の公共施設)の大浴場で汗を流し、食事をしてその足で美園に行った。まるで、古代ローマの格闘技とローマ風呂、人民の不満を消す政治手段とよく似ているではないか。
お祭りのように会場の内外は出店が並び、ビール、たこ焼き、焼きそば、イカ焼き、フランクフルトなど販売していたがどこも長蛇の列だった。
サッカー場に来るのも、戸田の花火大会と重なり鉄道は大混雑。会場に入るのにも列を作って大混雑。帰りはなおさらで約45000人のの観客が一斉に帰路につくわけで、駅への道はノロノロ歩きの大行列だった。
若者たちのエネルギーをもらった反面、こういう場所で何か起きたら・・・一大事になると思った。転倒しないように、オットット様とはぐれないようにと気を使った分、真夏のスポーツ観戦はシニアには非常に疲れることが分かった。
独り言でした。