ゆったりと生きたい

私も若くないし~~~
しんどい時もあるけどゆっくり生きようと思う。
日記代わりのブログです。

ハハ様と映画を見に行った頃

2019-06-13 | その他

お断り

この記事は認知症になったばかりの母の事を他のブログに日記代わりに書いたものです。
現在、母はいろいろなことをすっかり忘れています。
今となって母にいろいろと悩まされた事も、忘れがたい貴重な思い出です。
そのブログが停止されることを知ってコピーします。
 
 

アリス in ワンダーランド  

 

年に2~3回、バァバも映画鑑賞に行きます。
学校がお休みの頃にバァバにも良いかなと思う映画をやっています。
 
 
 
春休みとあって劇場はチョー満員です。
 
 
余りの混雑にちょっと戸惑いがちなバァバ
 
 
それでもネット予約をしていましたから、チケットを販売機から受け取れます。
売り場は長蛇の列で、ネット予約の便利さを実感しました。
全席が座席指定だし、開演すれすれに行っても十分だから。
 
 
バァバも3D映画の初体験をしました。
このレンズをかけて・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
小さい体が、又、縮んで小学生低学年と同じくらいになってしまいましたから、
座席を高くするクッションが必要です。子供と同じです。
 
 
 
 
映画館を見ている間にハナミズキが開きつつありました。 
 
  
ちょっと汗ばむくらい暖かくなって・・・・
 
 
 
映画 『アリス イン ワンダーランド』 は、童話『不思議の国のアリス』を元にしたファンタジー映画です。
私も、大昔読んだことがあるのですが、あれっこういった内容だっけ??
バァバに感想を聞くと、
『むずかしくってねぇ~私にはこういう映画はよく分からないよ~~』との答え。
でも、3Dの画像にはびっくりとしていました。
 
近くにいた幼稚園くらいの年齢の子にたずねると恥ずかしそうに
『ちょっと怖かった~~~でも、おもしろかった。』
その子は3Dの画像を食い入るように見ていて、時折、歓声もあげていました。
 
その若いお母さんは、
『本を読んでいないとこの映画のよさは、分からないかもしれませんね。』
 
夫は、
『3Dだったらやっぱり、アバターがおもしろかったね。』
 
アバターを見た後でアリスを見ると3D的には確かに、いまいちでした。
が、特殊メークとCG効果はアリスのような空想童話の世界でこそ発揮されるものと思います。
そして、それは滑稽であり、又、おもしろかったです。空想の世界である背景の画像は芸術的でもありました。
 
そして、登場するキャラがとても愉快でおもしろかったですよ。
悪でも正義でも、とにかくわらちゃいました。
 
                                               

徘徊の日々

2019-06-13 | その他

 

お断り

この記事は認知症になったばかりの母の事を他のブログに日記代わりに書いたものです。
現在、母はいろいろなことをすっかり忘れています。
今となって母にいろいろと悩まされた事も、忘れがたい貴重な思い出です。
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その記事にコメントを頂き、読み返して涙しています。
あの頃、皆さんから暖かいコメントを頂き勇気づけられた自分がいたことに気付きました。 

 

バァバも山ガール? 

2010/5/12(水) 午後 0:04

 

夕方、バァバの姿が見えない。ちっちネコもいない。
夜になっても帰宅しないので、心当たりに連絡してみた。
『家に一人で来たのはずいぶん前のことだから、もう、一人では来られないでしょう。』 妹の答えだった。
晩酌をしたい夫も、待機。 気づまりな雰囲気が漂い、二人とも無口。
 
 
ベランダのハナミズキが3年目にようやく花が開きました。
15個くらいの花でしたが嬉しかったです。           
 
 
真夜中、電話が鳴って夫が出た。
 
『はいっ、そうですが・・・。それじゃぁ、迎えに行きます。』

 何と自宅から10Km以上も離れた警察から保護しているという電話だった。

ロビーでちんまりと座っているバァバは、私たちの顔を見ても表情を変えない。

 『二日間、山の中を歩き続けた。ときどき、ネコが足元に出て来て遊んだ。 捕まえようとすると、消えてしまうネコ。一体どうなっているのだろうね。』

 真面目な顔をしてこういう内容を話す。 夫も、バァバの話に合わせてどこの山に行ったとか、どうやって行ったとか聞くと・・・・

 日光まで電車で行き、二日間、山を歩いていたと言う。 持っていたスーパーのレジ袋の中身はパンと卵。 歩いて20分以上かかるスーパーに行って、帰りに迷ったらしいと想像する。
 
約13km以上も歩いたことになると思う。 バァバは立派な山ガール!!
 
10年前から苗から育てているデンドロビューム 今年も沢山の花が付きました
 
度々、警察のお世話になってしまうもので、私、丁重に謝罪して対策を聞いてみた。
 
 『大丈夫ですよ。連絡の分かるものを身につけて置いてくれれば・・・』 思いがけない、若い警察官の優しい言葉だった。
そう言えば、警察に出向くごとに、お巡りさんから『ご苦労様でした。』のような、 言葉をかけてもらっている。
寝た切りの老人も、バァバのように足腰、元気な老人も、
介護というものは多くの人の支えがあってできるもの~~とつくづく思う一日でした。