ゆったりと生きたい

私も若くないし~~~
しんどい時もあるけどゆっくり生きようと思う。
日記代わりのブログです。

立山登山ツアー②

2017-08-30 | 山歩き

2日目の朝、雨音が気になった。ほとんど睡眠が出来ていない。子供みたいに興奮しているのだ。同室の他の3人も同様だと言う。

ホテルのレストランのマウンテンビュー。素晴らしい !! 

 

昨夜の懐石料理も美味しかった。山でこんなに美味しい料理が食べられるのはハッピーと思った。道路閉鎖のため食材をケーブルカーとバスを利用して運び用意してくれたと添乗員から説明があった。感謝。

窓から雄山が見える。早朝の天気は良くない。

 

 

室堂に到着すると雨は降っていなかった。

 

8:30

山のガイドさんの道案内で一の越を目指す。

このあたりでライチョウを見た。

 

周囲に馴染んでいるライチョウは見つけにくい。部分拡大すると・・・・ライチョウの親子がいた。ひよこくらいの大きさの子供は隠れて見えない。

 

雪渓に到着。

帰りは下り斜面なので靴にわらを撒きつけて下山する。出発前にガイドさんからわら縄の巻き付け方を教えてもらった。

   

 

雲が多いけど槍ヶ岳も見える。

 

一の越に到着。

一の越から、雄山の一部が見える。山頂のように見える場所は二の越あたり。そのあとに三の越、四の越、五の越と続き、それぞれに祠があると言う。

富士山のように五合目、六合目と言わずに越と言う。霊山なのだ。風が急に強くなってきて雲が飛び青空も見えて来た。見上げると雄山の二の越あたりなのだろうか。山頂は更に向こうに隠れて見えない。

 

ここまで来るのにかなり時間がかかっている。ゆっくり歩き休憩も多く取ってくれるのに呼吸が苦しい。頭痛までしてきた。少し吐き気もしてもしかして高山病?   風が私の帽子を吹き飛ばす。気温も低い。

この先はかなりの岩場の急斜面が続くようだ。先に進む自信がなくて私はここで断念することにした。

 

一の越からみくりが池や緑池がはっきりと見える。このあたりは標高約2700メートル。

 ← 大きな画像

 

山頂で頂いてきたお札。神主さんにお祓いをしてもらい、お神酒を頂き山歩きの無事を祈願したそう。

雄山山頂を制覇した人だけがもらえる勲章なのだ。私も欲しかった。

 

振り返ると皆が登った雄山は快晴の中。『又おいで~~~』と言っているようだ。ガイドさんに声をかけられて見ると岩の上には。

  ← 大きな画像

 

ライチョウに又、会えた。ラッキー!!

やっぱり晴れ女 ばんざ~~~い!!

 

 


 

 

登山後記

室堂辺りは2400メートル。昨日もちょっと足が重く感じたのは空気が薄いから。なんでもない上り坂に呼吸があがってしまう。一の越から先は、途中下山も待機も許されないとのこと。何が何でも全員が雄山神社まで行かなくてはならないと。『自信のない人は一の越で待っていて下さい。』強い口調で言うのはこれから先は危険の伴う箇所があり、緊張しなければならないのだ。

私は高所恐怖症!!発作が出ると足がすくみ体全体が弛緩するような状態になってしまう。今までも発作が出ていくつかの山で山頂を目前に断念したことがある。そして2回目、3回目でやっと制覇した山もある。

今回もペースが遅く、後の行動や新幹線の時間に間に合わせるように添乗員は焦っていたみたい。皆を足を引っ張ってはいけない・・・・帽子が吹き飛んだのも私に止めるようにとの暗示かもしれない。止める勇気も必要と思い、決断した。

いつか、又、立山に来て赤いお札をもらってこよう。オットット様と一緒だったら登れるかもしれない。

ライチョウ、2回も見られてチョーラッキーだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


立山山歩きツアー①

2017-08-30 | 山歩き

富山駅に着くと立山は大雨で道路が閉鎖されているとの情報があった。

チャーターしたバスは入れないので立山駅で下車して登山電車に乗り換え美女平まで行き、そこから周遊しているバスに乗って宿泊するホテルまで行くと言う。

雨の中、荷物を抱えながらの乗り物の乗り換えは

最悪かも !!

予定の称名滝へは行かれず残念。旅にはトラブルがつきものだけど、人命にかかわるような事故が起きなければよしとしようと自分に言い聞かせた。

 

どうした晴れ女!!

この頃、さっぱりついてない。

 

立山駅で時間つぶしに見学に入った立山カルデラ砂防博物館。

立山の砂防工事に関する展示物があった。

称名滝の中継画像があって滝の水量がかなり増えているのを見た。

床に貼ってある航空写真で称名滝の位置を確認したり・・・・・かなり未練が残る!!

 

バスが立山に入ると・・・小雨になって来たので、途中下車して弥陀ヶ原あたりの散策をすることになった。

広大なカルデラの立山高原、四方は高い山に囲まれて大自然の素晴らしさを満喫できた。

雨雲が空一面に覆っているけれど山並みが見えるのはラッキー!!と思う。

剣山(剱岳)も見える。

 

 夕食後、スターウォッチングという催しが開かれ、講師に若い大学生の星の説明会があった。

北極星の見つけ方・・・・学校で習ったことだけどあの頃は興味がなかったので忘れた。改めて教えてもらい、今度、北極星を探してみようと思った。晴れていれば戸外で実習だったが・・・・外は雨。

 

 

 

 

 


 

いろいろと不安もある中、ツアーが始まった。

前日、何故か血圧が高かったし、高山は目にも悪いかも。高山病は大丈夫だろうか・・・・?ほとんど眠れないまま家を出発した。

大宮から新幹線で富山に行きチャーターバスに乗り継ぎで立山に行きく。1日目は称名滝という日本一落差がある滝まで歩くコースだった。

1週間前、残り1名の今回の山歩き、ツアー会社に聞くと25名中一人参加15名。シニアが多いのでゆっくりとした山歩きが出来ると言うので参加した。

立山高原ホテルに宿泊して翌日がメインで立山三山の一つ雄山に登る。

一の越から雄山に登山する。3000メートル以上あり、高山病が心配だった。

高山病の事を調べると・・・・体質により2000メートル以上の高地に行くと出る人がいるとか。酸素が少ないのが原因らしい。症状は頭痛、吐き気などが起こり脳や肺に異常をきたし低地に戻らないと症状は消えず、高度が高くなるにつれて症状がひどくなるらしい。悪化すると死亡することもあるらしい。高山病に今までは経験したことはないけど・・・・・。オットット様のいない山歩きにちょっと不安があったけど、彼も山歩きの仲間と山に行き一緒に来られなかった。