ゆったりと生きたい

私も若くないし~~~
しんどい時もあるけどゆっくり生きようと思う。
日記代わりのブログです。

母の日の贈り物

2016-05-13 | 家族

『お母さんの家に帰りたい。』と会うたびに懇願するハハ様に、『母の日』の贈り物として1日だけでも家に帰る外泊計画していた。

ところが5月5日のこどもの日、施設から電話があり、具合が悪いので病院に行き診てもらうとの事。祝日でもあり救急外来に行くことになった。そして入院。



熱がり、吐いているため、脱水症もあるとのこと。応急検査の結果、炎症反応もあり胆のう炎の疑いもあるので、しばらくは絶食で点滴をすることになった。

こういう時、認知症の患者は困る。自分の状態が認識できないから点滴の針を抜いたりベッドから降りようとする。点滴の針が腕だったり、足だったり病院側もあの手この手で対応している様子が感じる。時にシーツや枕カバ―に血が付いていて驚く。

 

11日からは少しずつ食事も出るようになって、ハハ様の顔いろも良くなってきた。笑顔も見られるようになった。

この病院にいれば私たちと毎日のように会えるし、病室に人が出たり入ったりしているからハハ様の刺激になって良いみたい。脳梗塞で入院していた病院でもあり、顔見知りの看護婦さんたちもいる。声かけをしてもらったりでハハ様の顔も生き生きしていると思う。

『二度とここには来ない。』と捨て台詞を言って退院したハハ様、あの時は一瞬、看護婦さんの顔色も変わり私も焦った。その病院に舞い戻り又、御世話になってしまった。

入院したことで自宅近くに来られ、毎日、私と会えるし、妹もこの病院だと来やすい。ハハ様は嬉しいのかもしれない。

思いがけないことで、

この入院は『母の日プレゼント』になったのかもしれない。