毎年、この時期になると確定申告会場に行って申告をしていた。
混雑を避けたいので早く行ったり、夕方に行ったりするけど、いつも
長蛇の列で会場は申告する人で溢れている。
自分の番が来て、設置されたパソコンに向かい処理する。
判らない点は挙手をして、周囲にいる担当の職員にたずねて打ちこむ。
毎年の事だけど、半日から1日がかりで本当に面倒なことだ。
申告をすと税の還付がある場合があるので行っている。
今年は自宅のパソコンから申告の書類を作り郵送する事にした。
あらかじめ、私のケースに当てはまる事例をダウンロードして読んでおいた。簡単に思えたが、実際に打ちこむとややこしい。
3分につき10円くらいの電話料で、教えてくれるインストラクターがいることを知った。 早速、電話して聞いてみた。
電話の女の子は税金に関してあまり詳しくないのだろう。私の聞くことに適切に答えてくれない。第一、申告書を作るためのパソの操作の方法も詳しくないみたい。私のパソコンの画面や書類を目にしていないから更に判りにくいのだろう。
有料という事で時間がかかるのはいい気分がしないけど、『すみません、すみません。ちょっと待って下さい。』と可愛そうなくらい焦っている。
私にきちんと対応しようとする態度はよく通じるので私も怒る気になれなかった。
最後に、『あなたはアルバイトですか?』 ときいたら 『派遣です。』 と答えていた。30分位の電話で一応書類は作れそうだが、印刷をして書類を整えるのにやはり半日かかった。
国税庁でも人件費を抑えるために職員を雇わず、派遣社員で代用しているのだろう。
翌日、管轄の区の窓口に郵送する件で問い合わせをした。
音声電話の受付で回されたところが、同じ電話センターだった。
何もかも、このような派遣社員が代行する仕組みに疑問を感じてしまう。
それでもロボットのような機械が対応してくれるよりましかと苦笑してしまった。
わずかだったが還付金もあり、今年も良しとしよう。