映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

長崎佐賀出張1(市内~軍艦島クルーズ)

2012-09-21 21:31:16 | 散歩
長崎に出張した。

20年ぶりの長崎だ。
大村空港から中心部へ直行する
中心部のめがね橋




橋から少し歩いたところに老舗「吉宗」がある。
ここで昼食



元祖茶碗蒸しだそうだ。
こんな大きな茶碗蒸し食べたことがない。


2100円也
お客さんが行列をなしていた。




軍艦島ツアーにいく。
長崎港を出発する。最高のクルージングだ。


三菱重工の工場を横目に見て30分ほどすると軍艦島が見えてくる。
1974年に石炭鉱山が閉山となり、それからは無人島だ。
確かに離れてみると軍艦に似ている。

こんな小さい島になんと昭和30年代は5000人も生活していたらしい。
人口密度が世界一というのも確かにわかる。
これは凄い。

島にある廃墟の建物を見ると、子供心に見た五反田にあった星製薬の廃墟の建物を思い出した。
(今はTOCビルになっている)

三菱の造船所だ。
三菱のマークの白い部分でテニスコートの大きさがあるという。


軍艦島クルーズガイドの説明が実に巧みだった。軍艦島に住んでいたという。
そのガイドが長崎の港へ着くときに乗客と一緒に「万歳三唱」をした。
ここでガイドは「バンザイ」でなく「マンザイ」といった。その話を聞いて広田弘毅の話を思い出した。
城山三郎「落日燃ゆ」のベストセラー小説で、東京裁判で絞首刑になった元首相広田弘毅の一生を取り上げている。その広田が刑執行の前に同じ刑を受ける軍人へあんたが万歳三唱の音頭をやりなさいと言い、「マンザイ」といったと伝えられている。漫才ととらえた城山三郎は文官ながら絞首刑となった広田の痛烈な冗談と小説に書いているが、どうやら間違いのようだ。単なる九州流「万歳三唱」ということだけなのだ。
この話は小学校の時、感想文で児島襄著「東京裁判」を取り上げた時以来知っている話なので、40年来の謎が解けた気分となった。少し興奮した。
その話をガイドにしたら博学のガイドも知らなかった。

女神大橋という凄い橋がかかっている。
この下をくぐって軍艦島へ行った。

眺めは最高だ。
造船所を60メートルの高さから眺める。


お腹がすいてきた。

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