映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

期末テスト

2008-06-30 19:37:16 | 家族
娘が今年中学に進学した。期末テストの試験勉強期間になっている。
中間テストが終わってテストの点数を聞いたら5教科合計457点だった。これはすごいと思った。自分でそんなのとったことあるかな?と思ったら、科目によっては平均90点以上の科目もあって、合計457点でもトップクラスではなかった。

ゆとり教育というのはこういうことなのか?
はじめだから楽勝な問題出す気持ちはわかる気がするが、それにしても極端だなあ。。。点数の分布表で95点以上が40%近くいる科目もあったし、これはやりすぎだよね。

でも、中学になってから学校の話を前よりも娘とするようになった。
僕が若いころどうだったのかとか?
娘とのこういうのは意外に楽しいのかもしれない。
会社の人間からも会話によく娘の話が出るなんていわれる。

英語、数学は当分は教えられると思う。
この2教科については意外に実力は落ちない。英語は社会人になって国語力がついてむしろ実力がついたし、数学も高校の教科書プラスアルファくらいはまだできる。
しかし、理科第2分野はまったくといって良いくらいわからない。高校時代生物の暗記が苦手だったし、宇宙人の会話のようだ。地理、歴史はだいたいわかる。
通った大学の受験科目が数、英、社だったせいか一生それに支配されるようだ。

今娘から文法の質問があった。


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高中正義  サンドロップス

2008-06-29 07:22:18 | 音楽
高中の季節になってきた。車の中で彼の曲を聞く、それが一番しっくりいくのかもしれない。

サディスティックミカバンドのころから彼のことは知っていた。
ベーシストとしての彼を
あるとき雑誌の紹介で、彼の最初のソロアルバムがすごくいいという評判を聞いた。レコードのジャケットが良かった。セーシャル島なんて島の名前は知らなかったが、だまされてと思って買った。

ニューロックというジャンルからジャズにはいって、クロスオーバー(まだヒュージョンとは言わなかったかもしれない。)をずいぶんと聞いた。ナベサダが「カリフォルニアシャワー」なんてアルバムを発表する2年前だ。

でもそれらの外国ものクロスオーバーより衝撃的だった。こんなにすごいやつが日本にいたなんて、サンタナやジョンマクローリンにはこのやわらかさはないと思った。
何度も何度もレコードが磨り減るほど聞いた。友人にも勧めた。すごくいい。受験勉強の合間に荒井由美と一緒に聞いた。それ以来ずーと好きだ。

ファーストアルバムのヴォーカルの2曲も好きだけど、個人趣味で3枚目の「an insatible high 」のラストの前、サンドロップスが一番好きである。今でも家でパソコンの作業をしながら聞く。メロディラインが自分にしっくりいくのであろう。美しいギターの鳴きである。ラストのgood (bad)old days までの流れはすばらしい!

自宅のステレオの前の光景など当時の思い出がよみがえってくる。
今より未熟だった自分、受験勉強をそっちのけで、秋に女子高の文化祭を歩き回った自分、自分の目標が何かを見失っていた自分。正月にディスコに遊びに行って、深夜に大雪にあって帰れなくなり、朝帰りの中、最寄駅を降りて誰のいない雪道の商店街を歩いたこと、そして肺炎をおこして最後一月の模試の成績がさんざんだったこと。
そんな思い出を次曲good (bad)old days とあわせてよみがえさせる。

このLPの最大のヤマはもちろん主題曲だと思う。
リーリトナーとのギターの掛け合いは、歴史的なセッションだと思うし、ある意味高中の最高傑作といっても良い。

でもサンドロップスが好きだ。



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内需不景気

2008-06-29 05:43:04 | Weblog
昨日は東京に車で向かった。実家にも寄った。
父親のところへヘルパーが来ていた。5月から自分でベットから起き上がれなくなった。厳しい状態が続いている。それでも無理をしないせいなのか、悪いには違いないのだが、最悪の状態にはならない。生命力なのだろうか

仕事で自分の仕事にかかわりある展示物をみてまわった。
ほんのわずかいっていないだけで、事業規模縮小、撤退している会社がいくつもあるのに驚いた。中堅どころは本当に不景気なのであろう。今のところ自分のところは何とかなっている。

それにしても原油の相場はすさまじい。漁業関係者がストをやっているところがテレビに出ているが、こればかりは市場の流れだから、いくら政府の悪政と責めたててもどうしょうもない。上がるから買う、買うから上げるで一種バブルにも思えるが、相場なので仕方がない。
しかし、何から何まで上がっていくけど、強烈なインフレになっていないし、金利も上がっているといっても微々たるもの。政府の金融政策もあるが、基本的には金利も市場が決定するもの。金利が安いのはこれだけ安くても借り手がいないということだろう。借金してでも設備拡大には誰も向かわないということだ。
日本は中国、インドなどとちがって成熟化してしまったのであろうか。





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阿佐田哲也の人生訓

2008-06-28 06:33:02 | 偉人、私の履歴書
この一ヶ月半ほど懸案だった問題が解決した。
昨日夜おそくまで相手先との打ち合わせがあった。

会社の役員まで巻き込んでの騒動、決裁書も面倒だったけど何とか回覧が進んでいる。でもこういうトラブルを一つ抱えているぐらいがいいのかもしれない。

人生「積分したら、プラスマイナスゼロ」いいことも悪いことある。
マージャンの聖人阿佐田哲也は言っていた。「9勝6敗」の人生の勧めを!これがなかなか難しい。「13勝2敗」くらいでいくのが一番よさそうに見えるけど、勝ちすぎは必ず反動がある。もちろん回りの反発もある。だから、どこかマイナスを作っておかねばならない。
ただ、マイナスの一敗が大きすぎて次に戦えなくなると支障がある。一敗の大負けも避けなければならない。軽い負けの積み重ねと勝ちのプラスで勝ち抜かねばならない。

財務省とかのキャリア組エリート官僚の連中は、小さいころから勝ちまくっている。司法試験合格をけって、役人になった連中も多いであろう。
でもそんな連中も今回のタクシー疑惑ではやられた人間も多いと思う。同じマイナスでもこれは痛い。13勝2敗の一敗の負けがでかい一例だろう。最近は会社も労基署からの取調べを恐れて、早く帰れってうるさい。昔から大蔵の役人は、遅くまで大臣の答弁の作文の作成その他で午前様で忙しくて帰れないなんて言っているけど、労基署の取調べってないのかな?と思っていた。矛盾あるね。
当然彼らが国家を支えている連中であることは承知しているけどね。

2級に引き続いて3級も合格通知が着たが、映画検定3級はほぼ満点に近かった。2つ間違えたけど、何だったろう。


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映画検定2級合格

2008-06-25 20:14:44 | 映画(洋画 89年以前)
先週からいろんなことがあった。
週末は中学校の同期会があった。40代に入って2回目、3次会まで男女半々づつ30人くらい地元近くの五反田で盛り上がったなあ。どうやって帰ったのか良く覚えていない。週明けに同級生に電話したっけ。。。俺どうやって帰ったかなあって

ところで、今日は映画検定の合否通知が来た。
3級、2級を受けて、3級はほぼ9割はできた自信があった。しかし、2級はわからない問題も多く、テスト終わった段階で合格ラインの7割ぎりぎりかなあ、微妙かな?と思った。
願書出した1ヶ月前から過去問をひたすら繰り返しやった。映画検定教科書にある「見ておくべき100本」もずいぶんと見たが、DVDレンタルにないものも多い。半分程度しか網羅できていない状態であった。
それでも「100本」の中の高倉健主演の「冬の華」は、見ておいてよかった。この中で流れるチャイコフスキーのピアノコンチェルトが、「この映画のある場面で流れる音楽は何か?という問題」にでるとは思いもしなかったので、ラッキーという感じであった。「狂った果実」が解答となる問題も、石原裕次郎が問題文の写真の中になく津川雅彦の写真だったし、これも見ていたから解けた。「浮雲」も同様だ。得意ではない日本映画でラッキーが続いた。

封筒を開けるとき軽く緊張したが、スレスレで2級合格していた!!正直驚いた。
6月はじめに出たキネマ旬報にある模範解答を見たところ、4択の残り2つで迷ったものがことごとく間違っていた。マーロンブランドの出演作や西部劇の監督をあてる問題とか。。。。自己採点では合格ラインの70%以下の感じがして2級はあきらめていた。
他にも東宝の監督に関する問題が3問でて、それは絶望的だったし、用語集にのっている映画専門用語の定義の問題もダメ。ともかく運が良かった。2級までの過去問当日朝ほぼ95%以上の正答率で臨んでも、2級の本番はなかなか難しかった。

来年は一級めざして、一年かかりで映画見ていこう。
おたくっぽい知識もつけなきゃいけあいよなあ。。。


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「ボーンアルティメンタム」 マットデイモン

2008-06-18 22:51:05 | 映画(洋画 2006年以降主演男性)
ウディアレンのあと「ボーンアルティメンタム」と「ブレイヴハート」をみた。
どちらかというと「ブレイヴハート」のメルギブソンにものすごい迫力を感じたが、きりがいいのでマットの話を

「ボーン」シリーズもこれで完結
自分の正体がわからないながらも、恐るべき殺人マシーンになっている「ボーン」が全世界を駆けめくっていく。今回もパリ、ロンドン、マドリード、モロッコ、ニューヨークと次から次へと飛び回っていく。CIAも必死に追いかける。
個人的にいえば、一作、二作の方が若干好きだ。パリのセーヌ川近くでのカーチェイスは、歴史上に残るものだと私は思うし、画像のスピード感は飛び切りすごい。

でも、息を呑むようなアクションシーンはここでも健在。
モロッコでのカブのバイクのチェイスのあと、映画「望郷」のカスバ街的な迷路のような街の中を殺し屋と追いかけあう。ちょっとびくついてしまう。
それにしてもスタントマン大変だよね。カーチェイスシーンはどれもこれもすさまじいです。心配になってしまう。

マットもこの一連の作品まではどちらかというと「インテリ臭さ」がにじみ出るような役が多かった気がするが、「ボーン」シリーズではゴルゴ30ばりの強さが浮き彫りに出てかっこいい。次に期待です。
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「タロットカード殺人事件」 ウディアレン

2008-06-15 07:59:05 | 映画(洋画:2006年以降主演女性)
13日はしんどい仕事があった。
14日は車であちらこちらへといった。バイオリズム的には決して良くはない。
なんとか回復せねば。。。

「タロットカード殺人事件」をみた。大好きなコンビの作品だけにロードショーで見るつもりだったが、ようやく見れた。

ジャーナリスト希望の学生スカーレットヨハンソンが、ウディアレン演ずる奇術師のマジックショーを見に行って、からくりショーで舞台に上がる。ボックスに入ったら突然亡霊が出てくる。それはジャーナリストのジョーである。彼はうわさで持ちきりのタロットカード殺人事件の犯人は富豪のピーター伯だと告げて消える。

タロットカード殺人事件とは何かネットと調べて、ウディも仲間に巻き込んで、そのピーター伯に近づこうとする。ピーター伯が社交クラブのプールに現れることを知り、彼女もプールに入り、わざとおぼれて彼の気を引こうとする。魅力的な彼女は彼に誘われて、彼の主宰するパーティーに行く。それと同時に彼に引かれていくが、彼の周りを調べることも忘れない。
いくつかのカギを軸に真相と迫ろうとするが、話が意外な展開へと進んでいく。

前作「マッチポイント」同様ロンドンが舞台である。ウディもさぞかしロンドンが気に入ったようだ。階級社会である英国での、貴族社会の生活をもうまく映し出している。イングリッシュガーデンの美しさ、ロンドンでの高級な生活も前作よりも映し出されている。ピーター伯を演ずるヒューもいかにも現代的英国紳士という感じでまったく適切な配役である。

スカーレットも実にうまい。ウディアレンとの掛け合いは漫才を思わせる軽快さで、若くして演技の水準がきわめて高いことがわかる。二人の相性もいいのであろう。展開も速く、無駄もなく90分強を一気に駆け抜ける。
トークしている二人を歩かせながらカメラで追う撮影スタイルは、まさにアレンの得意技。70年代のダイアンキートンよりもなぜか相性のいいコンビのように感じる。

まだまだアレンはがんばるのであろうか?

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ブラッドシンプル  コーエン兄弟

2008-06-12 06:35:26 | 映画(洋画 89年以前)
昨日休みで歴史の勉強もずいぶんとしたが、映画は2本みた。
「ブラッドシンプル」「インディアナジョーンズ魔宮の伝説」

「魔宮の伝説」に関しては、なぜか見たことなかったからで、他のは見ている。
いきなり上海のナイトクラブで繰り広げられるどたばた劇から飛ばしていく展開であるが、スピード感もあって良いには違いないがもう一歩の感動がない。

「ブラッドシンプル」は傑作である。
コーエン兄弟の作品もほとんど見たが、デビュー作のこれを見ていなかったが、実に良くできている映画である。世評とは別にコーエン兄弟で自分の好きなのは、「赤ちゃん泥棒」「オーブラザー!」である。これらの作品とはタッチが違って、「バートンフィンク」とかのが近いかもしれない。

フランシスマクドーマンドはバーの経営者の妻だが、自分の主人の下で働く男と浮気をしている。夫は探偵に素行調査を頼む。素行調査の結果の二人の密会写真をみて、探偵に浮気相手の男と妻の殺人を依頼する。探偵は二人の情事の後を狙って忍び込み仕事を履行し、履行した写真を持って夫のところへ行き、報酬をもらいに行くが。。。。
さわりだけ触れたが、この後ストーリーは予想しない方向に大きく展開する。
ここで登場する人間はみな「誤解をしている!!」
誤解をしているので、みんな真実を知らない。そのため、間違いを犯している。各人が知らないままストーリーはエンディングに向かう。

繰り返すが実に良くできている。ストーリー展開が読めないところがニクイ。
「インディアナジョーンズ」は、どんなにピンチになっても最後に絶対主人公が助かる。絶対に主人公が助かるかどうかがわからないところがみそだと思う。
日本映画の名作と言われているサスペンスものは「砂の器」にせよ「飢餓海峡」にせよ途中で犯人がわかってしまうのが残念である。もちろん二つとも傑作であるが、面白みが半減している。

コーエン兄弟のタッチ
これは最高だ
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歴史検定2

2008-06-11 19:05:07 | Weblog
山川の4択の問題集をとりあえず一回転したあと、わからない問題をチェックしてもう一度解いている。仕事の移動で電車に乗る時も解いている。

歴史の流れはだんだんつかめているが、まだまだどんな問題でもドンと来いというわけにはいかない。何せ勉強スタートしてまだ20日間くらいだ。
雑学で読んでいる分、19世紀以降の現代史は早めに理解できているが、受験期と同様にイスラム系の流れ、中央アジアや中南米史は普段読む本にも出てくる話はないので苦手な方である。

今日3級の過去問をやってみたが、正解率は65%程度、得意の中国近現代史は大体できるが、同じ中国でも古くなればなるほど正答率が低くなる。
フロイトの精神分析ではないが、弱点をなくして2級程度のレベルに何とか達したい。

娘とも話をしたが、この検定には実利的意味はまったくない。小学2、3年生のときから興味を持った歴史でひとつの挑戦をしてみたいだけだ。
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映画 マッカーサー

2008-06-09 07:16:46 | 映画(洋画 89年以前)
日曜日は朝から2本映画を見た。夕方から家族で食事に行ったりしたが、基本的には相変わらず歴史と映画の休日である。
映画は「マッカーサー」と「ジャンヌダルク」である。

「マッカーサー」はグレゴリーペック演ずるマッカーサーが、1942年のフィリピン戦線で日本軍に制空権を奪われ、オーストラリアに退却するところから始まる。再度フィリピンの日本軍を陥落し、日本占領、朝鮮戦争のときに時の大統領トルーマンとの意見の対立で解任されるまでを描く。
グレゴリーペック主演の作品は、40年代から50年代までのばかりを見ているので、77年のこの作品ではずいぶんと年をとったなあという印象

戦後日本を統治するにあたり、ソ連による北海道分割を意地でも許さなかったこと、天皇が戦犯となるのを逃れさせたこと、極右に傾いていた日本を若干左寄りの政策でもってバランスを取らそうとしたことなど、マッカーサーがいなかったら日本は大きく変わっていたであろうと想像する。

上司(大統領)のいうことを聞かず、好き勝手にやるというのがこの映画でも良くわかるが、逆にいうと好き勝手やってもらったからわれわれも助かったのかもしれない。朝鮮戦争もあの時点で解任されなければ、世界も大きく変わっていたと思う。

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ゾラの生涯

2008-06-08 06:53:16 | 映画(フランス映画 )
昨日は一日会議であった。
そのあと懇親会があったが、帰りに1時間半程度かかることも考えて、仕事があるといって帰った。帰りの電車の中で世界史の問題集をやった。

「ゾラの生涯」をみた。第10回オスカー作品賞である。
「居酒屋」を書いたエミールゾラが、スパイ容疑のドレヒュスの無実を訴えた話は世界史の教科書の中にもある。しかし、深く内容を知ったのは初めてである。

パリの屋根裏部屋で、幼馴染の画家セザンヌと暮らす物書きのゾラは、アパートの家賃も滞納し、買い物しようにもつけがたまって断られるひもじい生活をしている。それを見かねてゾラの家族が、出版社の仕事をもってきた。
その出版社で知り合いの娼婦をモデルに書いた「ナナ」が驚くほど売れてから、ゾラは貧困生活から脱出して次から次に書いていった。

それから20年ほどたって殿堂に入ろうかともいうときに、ドレヒュス事件がおきる。ドイツ大使館の武官に秘密情報を漏らしているのが、ドレヒュスではと軍上層部の推測で決め付けられてしまったのである。彼は有罪となり島流しを受ける。

ドレヒュスの無罪を信じる彼の妻は、ゾラに救済を求めた。最初は面倒に思っていたが、証拠の存在を知り、新聞で軍部を糾弾する。
もともと普仏戦争の出兵の経緯などを疑問視した書物を書いていたゾラは、軍部からにらまれる存在ではあった。軍幹部たちは、真実を知りながら、自分たちの過ちを公表したくないために、ゾラを訴える。

ロケというよりも、映画のセット中心で、画像の美しさを訴える作品ではない。主人公をはじめとして、劇場的な演技の巧みさで勝負する映画である。質は高いと思う。

コメント (2)
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洲崎パラダイス 赤信号

2008-06-06 23:11:00 | 映画(日本 昭和34年以前)
出張は福島の白河であった。
何もないところだが、一緒の連れ2人と食事したあとまさしく場末のスナックへ行った。約3時間店にいて歌を歌いまくって女の子に好き放題飲ませて、一人7000円だった。

今日は「洲崎パラダイス 赤信号」を見た。これは傑作だ。
それに昭和31年の撮影、しかもロケ中心ということで、昔の東京の風俗が鮮明にでている。
ちんちん電車、遊郭独特の風景、昔の商店街など。。。
復古主義で昭和30年代の風景を再現しようとしたものがはやっているが、なんせりアルタイムでロケ撮影の描写は貴重である。よく本屋に行くと昔の東京の写真集がが売られているが、こちらは映像なだけにすごい。

洲崎遊郭のそばにある飲み屋が舞台、そこで女手一人で切り盛りしている轟由起子のところを新珠三千代ができの悪い亭主の三橋達也をつれて住み込みにしてくれとたずねてくる。水商売に長けている新珠三千代はあっという間に溶け込み、店に来る男に取り入るが、三橋達也は嫉妬深く二人の間はもつれる。
女手で切り盛りしている女主人の男関係、三橋達也が女主人の紹介で出前持ちをやることになった蕎麦屋のかわいい芦川いずみとの関係など、男女間の心情のもつれを巧みに描く。
高峰秀子の「浮雲」的腐れ縁のにおいもする。

飲み屋の焼酎が一杯40円、ビールは当時としては高級品なのか150円
蕎麦屋の料金表には100円以上の品はなくもりかけが25円など物価の違いにも注目
また、30年代前半の秋葉原が写っているのもなかなかいい。
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歴史検定

2008-06-05 06:42:04 | Weblog
休みは実家に帰ってとまった。
12:00すぎのアポイントで、父の主治医と会った。

前夜は自宅で映画「ショコラ」をみて食事を食べたあと、実家に向かった。
(「ショコラ」の感想はまたあと。。。)
外に出たいという誘惑が強かったが、水のペットボトルを買ってやめた。

歴史検定まであと約1ヶ月
少しずつ勉強が進んできた。教科書を読んだり、図表を見たりしたが、それだけでは習得できないということがわかってきた。
受験勉強のときも結局本当の最後になってやり方が少しわかった気がする。

とりあえず比較的今のレベルにあっている4択正誤問題集が95%以上の正答率になるまでやってみる。
問題集も教科書をみてから解くというより、問題集の答を見てから再現して解いてその間違いについて教科書を見るという方法にしてみる。その方が効率が良い。

これから出張だ
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ブログ誕生!

2008-06-03 18:39:20 | Weblog
気がついたらブログが誕生してしまった。
忙しくてあまり書けないかもしれない。でも、しばらくは続けてみよう。

昨年から今年にかけて映画月25~35本のペースを維持している。
ここにその軌跡を記してみよう。
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