この史上空前の愚劣選挙を前にして、ついに、朝日新聞は“言うことがなくなって”、子供の振りをすることにした。
今日朝日新聞社説である;
《わあ、どうしよう! 目覚めたら、子どもになっていた。あすは選挙だというのに。でもせっかくだから、子どもの立場になって考えてみた――。》
《政治家が子育て、子育てって言うのは「少子化対策」のためだって。弟や妹はたくさんいたら楽しいけど、父さん母さんには、そんな余裕もトキメキもなさそうだからね。
でも、ただ子どもが増えればいいのかな。政府が調べたら、子どもの7人に1人は貧しい家庭なんだって。ショックだった。不幸せな子を減らすことにも、力を入れてほしいんだけど。
えっ? 選挙権がないくせに、ナマイキな口をきくなって……。
――あなた、変な夢でも見てたの。さあ、大事な選挙。投票に行くわよ! 》
(以上引用)
子供の口真似をしても無駄である。
子供は子供のようにしか考えない。
大人の口真似をするのも、子供である。
ぼくは明日の選挙は棄権する。
怒りを込めて棄権する。
(といっても、ぼくはあなたに棄権せよとは言わない)
天声人語はシャガールの話題。
《上野の東京芸大美術館でシャガール展が始まった(10月11日まで)》だそうだ。
ひさしぶりに見に行こうか、と思う。
解説はいらない、エピソードもいらない、絵を見たい。
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