Don't Let Me Down

日々の雑感、引用。
言葉とイメージと音から喚起されるもの。

幸福は科学か?

2009-05-26 00:16:39 | 日記
さあみなさん、いよいよ来ました、“幸福の科学”。
アサヒコム記事を引用しよう;

<宗教法人・幸福の科学が「幸福実現党」設立、衆院選へ>アサヒコム2009年5月25日21時2分

宗教法人・幸福の科学(大川隆法総裁)による政治団体「幸福実現党」が25日設立され、次期衆院選に候補者を擁立する方針を発表した。
 党首には幸福の科学の元常務執行理事の饗庭直道(あえば・じきどう)氏が、党首代行には大川隆法氏夫人の大川きょう子氏が就いた。憲法9条改正など、隆法氏の理念に基づく政策実現を目指すとしており、隆法氏自身は立候補しないという。
 この日の記者会見では、300の小選挙区、11の比例区のすべてに擁立する意向を表明。候補者や選挙区については調整中といい、一般公募も呼びかけていくとした。
 幸福の科学によると、国内の会員数は公表していない。
(以上引用)

ぼくは、もちろんこの“幸福の科学”という名は知っていたが、その実態には無知である。
ゆえに、Wikipediaで調べてみた。
かなり長くて、途中で眠くなったので、“概要”と“教義”の部分を貼り付ける。
関心のあるかたはWikipediaの全文を読んだり、他の資料を参考にしてください(“情報”があったら、コメントください)

これを読んだぼくの印象は、なんとまーごった煮宗教なんだ、という素朴なものです。
こういうのアリなんですかね(笑)

それとぼくには、どうも、“幸福”という言葉と、“科学”という言葉は結びつきません。
“科学”という言葉と“宗教”という言葉も結びつきません。
“ユートピア建設”という言葉(概念)もピンときません。
ぼくは“幸福”というのは、もっと具体的なものだと思います。

Wikipedia“幸福の科学”項目より引用;

概要
初期にイエス・キリストや孔子などの歴史上の偉人・宗教家が大川隆法の口を通じて語った(チャネリング)とされる書籍(霊言集)を多数出版している。幸福の科学では短期間に多数の霊言が降ろされることをもって霊界の存在証明とし、高級霊界から示される真理の普及のために組織的な献本活動等が行われた。最初の「霊言集」である『日蓮聖人の霊言』(潮文社、1985年8月15日初版発行)のなかで用いられている「幸福科学」という言葉は、1年後の1986年に団体の名称の基となった(1986年10月6日立宗)。
仏教系では、日蓮、日持、空海、恵果、天台智、親鸞、唯円、蓮如、 一遍、道元、栄西、白隠、良寛、無門慧開などの「霊言集」を出版。キリスト教系では、イエス・キリスト、モーゼ、ミカエル、スウェーデンボルグ、内村鑑三などの「霊言集」を出版。神道系では、 天照大神、天御中主命、大国主命、弟橘媛、卑弥呼などの「霊言集」を出版。中国の思想家では、孔子、孟子、老子、荘子、墨子などの「霊言集」を出版。その他の宗教系では、ゼウス、 エドガー・ケイシー、出口王仁三郎、谷口雅春、高橋信次などの「霊言集」を出版。その他には、リンカーン、ガンディー、エジソン、ニュートン、聖徳太子、福澤諭吉、ソクラテス、ピカソ、シェイクスピア、ダンテ、ベートーヴェン、松尾芭蕉、西郷隆盛、坂本龍馬、 勝海舟、吉田松陰、ナイチンゲール、ヘレン・ケラー、紫式部などの「霊言集」を出版。「霊言」は宗教家に限らない、多くの歴史上の著名な人物について出版されている。 その他、理論書の『太陽の法』『黄金の法』『永遠の法』が出版されることで数多くの信者が集まり、1991年3月に宗教法人となった。1992年以降、仏教用語を用いた理論書で独自の思想を前面に打ち出し、アメリカではTV放映の多いニューソート系牧師に共通点の多い成功理論と共に教義の中心に据えた。1994年には用語を改めて教義の一部を修正し、1996年以降は会員制度の変更や経営方針の転換が行われた。
宗教としての位置づけについては、一部の宗教学者によれば、新宗教のなかでも、特に「新新宗教」という分類(オウム真理教や阿含宗などを含む)に属するとする。一方、教団は「先進宗教(アドバンスト宗教)」であるとして、他の新興宗教団体と同様の分類には属さないとしている。書店においては、開祖・現総裁である大川隆法の著書や、幸福の科学に関係した書籍は、他の新宗教団体の書籍も含めて「現代宗教」に分類されていることが多い。2006年6月には、フランス語への翻訳書籍が発刊された他、現在のところ、大川隆法の著作は、英語、ドイツ語、中国語、ロシア語、スペイン語、ハングル、ポルトガル語、インドネシア語等の多数の外国語に翻訳されて、各国で出版されている。

教義
この節には『独自研究』に基づいた記述が含まれているおそれがあります。解釈、評価、分析、総合の根拠となる出典を示してください。
<公表されている公式基本教義の要約>(出典:悟りの挑戦 上巻)
 基本教義は、「正しき心の探究」と、その具体的展開としての「幸福の原理」である。その中心の教えは「愛」と「悟り」と「ユートピア建設」という言葉で表すことができる。「愛」とは「与える愛」であり、仏教の「慈悲」と「布施」の精神を根拠としている。「悟り」とは「仏性の顕現」であり、霊界の多次元構造で説明している。「ユートピア建設」とは、仏陀(大川隆法)の考えた理想社会、仏法を学ぶ人たちのつくる平和な社会を理想とするものである。  「愛」と「悟り」は、書籍「太陽の法」で示された通り、「愛の発展段階説」によって繋がっている。そして、東西両文明を融合して、地球規模の理想郷を建設するための精神的主柱となる。  こうして、「愛」と「悟り」と「ユートピア建設」が一体となり、仏神の理想が実現されるのである。
(専門用語理解のための補足説明)
· 「正しき心の探究」=仏の御心に自らの心を合わせていこうとすること。(仏我一如)(出典:書籍「愛の原点」 第6章 :書籍「幸福の法」 第4章)
 日々継続するべきものとされている。(出典:書籍「愛の原点」 第5章)
· 「幸福の原理」=「正しき心の探究」の具体的な修行課題。「愛」、「知」、「反省」、「発展」の四つの原理(四正道)をいう。
 (仏教的に【因縁果報】で説明するならば、「愛」が【因】(直接原因)「知」と「反省」が【縁】(間接原因)「発展」が【果】(結果)で「ユートピアの実現」が【報】となる関係にある。)




<AFPニュース>

【5月26日 AFP】宗教法人「幸福の科学」(大川隆法(Ryuho Ohkawa)総裁)は25日、東京都内で記者会見し、政治団体「幸福実現党(Happiness Realisation Party)」を結成したと発表した。次期衆院選で300小選挙区と比例代表11ブロックのすべてに候補者を擁立するとしている。

 饗庭直道(あえば・じきどう、Jikido Aeba)党首(42)は会見で、麻生太郎(Taro Aso)首相の退陣を求めるとともに、自身をバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領になぞらえ、日本のバラク・オバマとして次期首相になり、日本のかじ取りをしたいと抱負を語った。

 饗庭党首は、当日に北朝鮮が核実験を行ったことに触れ、日本の平和主義憲法を改正して北朝鮮のミサイル攻撃にも対抗しうる防衛力を構築すると宣言。小林早賢(Soken Kobayashi)広報本部長(50)は、金正日(Kim Jong-Il)総書記を「やくざと同じだと思っている」と述べ、「やくざにはやくざに対するような対応を」する必要があると語った。

 1986年に大川隆法氏によって設立された同団体は、世界中に1000万人の信者がいるとしているが、国内の信者数については公表していない。(c)AFP


最新の画像もっと見る

コメントを投稿