ぼくもポラロイド・カメラが欲しくなった。
<ポラロイド復活、プリンタ一体型デジカメのほかフィルムカメラも投入>“+D” 2009年12月03日 18時17分 更新
ポラロイド、復活――サミット・グローバル・ジャパンは12月3日、「ポラロイド」ブランド製品を12月4日より販売開始すると発表した。まずはデジタルカメラ、ミニプリンタ一体型デジタルカメラ、デジタルフォトフレームなどを投入し、2011年にはフィルムを使うインスタントカメラ“ポラロイド”も投入する。
米ポラロイドは2008年12月に米破産法11条(チャプター11)を申請し、事実上の営業停止状態となったが、2009年4月にGolden brothers GroupとHilco Consumer Captalが合同で同社を買収し、その後、サミット・グローバル・グループが両グループとポラロイドブランド製品の生産/販売に関する独占契約を締結するに至っている。今回、国内で販売を開始するサミット・グローバル・ジャパンは、サミット・グローバル・グループの日本におけるポラロイド製品の独占販売権を所有している。
インスタントフィルムカメラならびにフィルムについては、2010年春以降にモノクロフィルム、夏以降にインスタントフィルムカメラ「ポラロイド1000」、秋以降にカラーフィルムを販売する。フィルム/カメラともに価格は未定だが、「(生産中止によってプレミア価格がついてしまっている)過去製品よりも安価に提供したい」としている。
この記事を読んで、直感的に「売れる」と思いました。僕も食指が動きます。
実は最近、写真マニアの親父から銀塩一眼レフ「Nikon F5」を貰いました。warmgunさんはご存知だと思いますが、90年代のフラッグシップ・モデルです。
まさにプロ仕様!バーベルのように重い!
この湾岸戦争にも駆り出されたカメラのお陰で、忘れかけていた写真の何かを思い出しました。
ぼくの銀塩一眼レフは、大学に入った頃に買ったPENTAXだったな。
これは安くて軽い(笑)
写真部と映画研究部に同時に入ったのに、どっちもすぐ行かなくなった。
PENTAXもあんまり使わなかった(だいぶ長い間持ってはいたんだが)
なにしろ、フィルム代と現像代がかかったからね。
それでデジカメになって、バンバンとれて、カネがかからないのには感動した。
しかし30分くらいで何百枚も撮ってしまうと、だんだんその安易さに飽きてくるね。
まあ腕も悪いんだろうが、自分の写真が予想できてしまう。
ポラロイドというと、映画『都会のアリス』がよかったね。
ドイツ人がアメリカ取材原稿を書きに行って、原稿は雑多なメモしか書けず、ポラばかり撮ってひとりで悦に入っていて、原稿の代わりに写真を売ろうとして断わられたり。
つまり、USAは“ポラ”で表現するのが良い、と(笑)
このタルコフスキーのポラ写真も、なんの変哲もないのに(なんの変哲もないから)、心に沁みる。
今日タルコフスキーに“ついての”本をAmazonマーケットに注文したよ。
タルコフスキーには古本でしか買えない2冊本の“日記”もあって欲しいが、マーケットで何千円もしていて、手が出ない。
“バーベルのように重いNikon F5”、いいね(アメリカ人的に発音すると“ナイコン”だね)
なにしろ、銀塩一眼の、シャッター・フィーリングは、デジカメでは味わえないでしょ。
なんか、政治の話より、こういう話の方が、よいねー(笑)