Don't Let Me Down

日々の雑感、引用。
言葉とイメージと音から喚起されるもの。

生きることは、面倒なことをすることではないだろうか

2011-01-13 11:24:45 | 日記



アサヒコム・アクセスランキングにあった“ニュース”を貼り付けます。

この調査報道では、<虐待>と<セックスに関心がない>ということが、ポイントになっている。

しかし、<虐待>と<セックスに関心がない>ということが、どう関係しているかは述べられていない。


《 セックスに関心がない一因は、「異性と関わることが面倒だ」と感じることにあるようで、全体の4割の回答者が「面倒だ」と回答した。》とあるのである。

たしかにぼくらは《若年男性の草食系化傾向》というような言葉で、なんかそーいう“傾向”があるよーだなーと感じている。

これは、“驚くべき”ことである。

たとえばぼくには、こういう問題は、“尖閣諸島問題”より注目すべき問題のように思える。

ぼくのとりあえずの“反応”は、タイトルにかかげた言葉=<生きることは、面倒なことをすることではないだろうか>となる。


ごく平凡な反応ではあるが、ぼくは日本の若年層とその親たちが、テレビゲーム的世界で、<面倒でなく生きたい>感性の人びとになってしまっているのではないかと、憂慮する。


ぼくも“面倒なこと”はきらいであるが、面倒なことをしないと生きられなかったし、面倒なことをしなければ“生きている”という感じがしなかった(しない)。








<虐待経験5% セックス「関心ない」も増加 厚労省調査>アサヒコム2011年1月13日4時1分

 厚生労働省の研究班(主任研究者=竹田省・順天堂大教授)の「男女の生活と意識に関する調査」で、18歳ごろまでに両親や同居者から虐待を受けた経験のある人が、回答者の5%おり、女性だけでみると7.1%に上った。
 意識調査は2002年から2年に1度行っているが、虐待経験を尋ねたのは初めて。今回は昨年9月、16~49歳の男女3千人を対象にし、1540人から回答があった。
 研究班の北村邦夫日本家族計画協会研究センター所長は「該当する年代の女性では単純計算で200万人近くが虐待を経験したことになる。予想外に多く驚いた」と話す。
 経験した虐待は、「殴る、蹴る、熱湯をかける」といった身体的な虐待が男性80%、女性48%。子ども心を傷つけるようなことを繰り返し言うなど心理的な虐待は男性53%、女性69%。性的な虐待は女性の15%が経験したと答えた。
 虐待経験者のうち、両親の離婚を経験した人は36%で、虐待経験のない人(11%)より多かった。リストカットなど自傷行為の経験がある人も、虐待経験者(33%)の方が虐待経験のない人(6%)より多かった。
 調査では、セックス(性交渉)への関心についても尋ねた。セックスに関心がない・嫌悪していると回答した人は、男性18%、女性48%で、08年の調査より男性は7ポイント、女性は11ポイント増えた。年代別だと16~19歳で最も多く、男性36%(前回調査で18%)、女性で59%(同47%)だった。男女ともに「草食系化」が進んでいる傾向がみられ、とくに若年男性の草食系化傾向が強まっていた。
 セックスに関心がない一因は、「異性と関わることが面倒だ」と感じることにあるようで、全体の4割の回答者が「面倒だ」と回答した。
 夫婦間のセックスレス化も進んでおり、過去1カ月にセックスがなかったと回答した既婚者は41%で、前回より4ポイント増加した。04年の32%から毎回、増加している。(大岩ゆり)



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