気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

小塚君インタビュー

2009-05-21 23:52:46 | 男子選手
昨日のチュッキョフィギュアは小塚君インタでした。“銀盤のプリンス”と紹介されていました。(笑)
小塚君は以前THE ICEで大ちゃんに「何王子と呼ばれたいですか?」と質問していましたが、私も小塚君に同じ質問をしてみたいです。小塚君は何王子が似合うかな~。ちょっと考えてみたけれど、“スケーティング王子”しか思いつかない。貧困な発想力です。(汗)
その時は小塚君に“情熱王子”なんて呼ばれてしまっていた大ちゃんですが、もう王子は卒業で次は王者だからね~!

<世界選手権で4回転を断念したことについて>
本田アナ「必ず成績を残さなければならない、その自分が挑戦したいのと、成績を残すの、その狭間での葛藤ってのはありましたか?」
小塚君「ありました。ずっと今シーズンずっと4回転挑戦してきたので、世界選手権という舞台でも4回転やりたいなっていう気持ちはあったんですけど。」
本田アナ「ありましたよね。」
小塚君「でもやっぱり、いつかは引かなきゃいけない時も絶対にあるっていう話を信夫先生として、まあダブルアクセルすることに決めました。」

<バンクーバーに出場するために積極的に取り組んでいる表現力のアップについて>
小塚君「感情とかドラマチックにというよりも、音を表現して技術で音を一つ一つとって、それを見てお客さんが感動してもらえる、そういう演技ができればいいなあっていうふうに思いますね。」

<趣味のカラオケについて>
小塚君「福山雅治さんとかがけっこう好きです。」
本田アナ「福山さんの何が十八番ですか?」
小塚君「あの、あの、何だっけ、『想(そう)』。」
本田アナ「へぇ~」
男性スタッフ「ちょっとワンフレーズ」
小塚君「えっ」
本田アナ「え~?(笑)どんな感じの曲ですか?」
小塚君「どっから歌えばいいですか?」
本田アナ「サビ、サビ。」

しばらく頭の中で練習する小塚君。
小塚君「♪どこまでも~♪」
男性スタッフ、メロディーをハモる。
本田アナ「♪テンテレッテーテテテ♪」
小塚君「♪どこまでも~美しくて、どこにもない世界のこと~♪、というやつ。」
本田アナ「わっかりました!歌もお上手なんですね。」
小塚君「いえいえ、そんな、そこまでではないです。」

スタジオにて本田アナ
「カラオケやボーリングなどでオフはリフレッシュしているということなんですけれども。さあ、オリンピックに向けて今課題と上げていますのが、4回転ジャンプの精度を上げること、そしてジャンプとジャンプの間のつなぎにステップを入れるという、難しいことにチャレンジなさっているんですね。」

小塚君にとっての「表現力」について語るところは印象的でした。「感情とかドラマチック」よりも、「技術で音を一つ一つとる」ことを重要視しているわけですね。
音とスケーターの動きがぴたりと合うと、まるでその音楽がスケーターの身体から流れ出しているかのような錯覚さえ覚えるときがあります。音という目に見えないものが、視覚化されたかのように感じるときがあります。そんな時の観客の感動は大きいですよね。
誰もが大ちゃんのように濃く演じる必要はないので、小塚君は小塚君らしい表現を追及していけばいいと思います。
ただ正直言うと、小塚君は表現面を教えるのがうまいコーチなり振付師なりに、もう少し見てもらったらもっとよくなるんじゃないかと時々思います。
ムロズ君のように短期間で表現面がぐっとよくなる選手もいますしね。

カラオケについては小塚君って本当にサービス精神旺盛だわ。強要されたわけでもないのに、あっさりとリクエストに答えて歌いだしました。歌にもかなり自信があると見ました。(笑)

プルシェンコが復帰してくる可能性が高いというニュースがありますね。体調がよさそうで銀メダル保持者のコーエンと違って、プルシェンコが本当に出場してくるのか、私はまだちょっと疑っていますが、本当に復帰してくるのだとしたら、ものすごく楽しみです。
だって私はコーエンもプルシェンコも、現役の試合を見たのはトリノただ一度だけですから。本当に復帰してきたら、とってもおもしろくなりそうです。