前回から約1ヶ月半という大ちゃんにとっては異例の速度で(爆)、ブログが更新されましたね。美容室のブログが更新されたばかりなので、大ちゃんブログのほうは全く期待していませんでした。(汗)
甘かったわ~。
大ちゃんはちゃんとインフルエンザ対策していますね。よりによって渦中の関西在住で毎日電車にも乗るのですから、心配になります。ファンを安心させるために律儀に報告するいい子の大ちゃんです。
「もう少しでジャンプ」
「後少しで復帰できる」
とこれまたずっといい子にして待っていたファンにとっても嬉しい言葉がたくさん並んでいますね。
微妙におあずけを食らったワンコみたいな気分ですが、あと本当に少しだもの、大ちゃん、待ってるよ~!
昨日大ちゃんは四季の「オペラ座の怪人」の千秋楽を見たのですね。
このミュージカルは大ちゃんだけでなく、彼のファンにとっても特別なものなのではないでしょうか。
私などはあの音楽を聴いただけで、大ちゃんのオペラ座が脳裏に浮かんで勝手に踊りだすという病気持ちです。ご同病の方も多そうです。(笑)
このミュージカルに感動して、大ちゃん自身が再び人を感動させたいという気持ちが胸に灯ったのは本当に嬉しいことです。
モチベーションが上がってきたのも何よりです。怪我をしたころはモチベーションが上がらないまま、大会前で身体だけ追い込んで怪我をしたのかな、という印象だったので。
私が大ちゃんのファンになったのは、このオペラ座から。だから私にとってもとても思い出深いプログラムです。
大ちゃんのファントムからはファントムの感情が伝わってきました。特に全日本のときなどはファントムそのものに見えました。
でも大ちゃんを知っていく初めの段階では、私には素の彼がファントムとは正反対の人物に思えました。
ファンになった当初、私は大ちゃんのことを全く何も知りませんでした。でも少しずつ雑誌やネットで情報を集めていくと、性格がよくてみんなに好かれ、外見もかなりよく、女性のファンは多くてモテモテ。(薄っぺらな描写でごめんなさいね~)
本人は一応否定しているけれど、周囲の同世代の女性からももてまくっているのでしょうね~。(あ~、この書き方もまるで大ちゃんが遊び人みたい。ごめんね~)
そのうえ、フィギュアスケーターとしてのこの上ない才能。トップアスリートとして活躍して脚光を浴び、存在そのものがきらきらと輝いていました。
一方のファントムは容姿に大きなコンプレックスを抱え、母親にさえ捨てられ人々からは虐げられた辛い過去があり、オペラ座の地下深くにひっそりと潜んでいます。
音楽を始めとする数々の天才的な才能に恵まれながら、犯罪という形でしか人前に自分の所業を現すことができません。
そしてただ1人深く愛し、彼なりの方法で尽くした女性、クリスティーヌは別の男、それも若くてハンサムで金持ちの貴族(こう書くと、ラウルが敵役に思えてくる・・・)に心奪われ恋に落ちます。しかもファントムの眼前で。
ファントムの失恋と絶望は、一般の人のそれと同じではありません。まさしく魂が引き裂かれるような、漆黒の闇夜を彷徨ったあげくやっと見つけたたった一つの最後のともしびを吹き消されるような、そんな絶望だったのではないかと思います。
かといって、クリスティーヌには自分が愛する男性を決める権利があるので、仕方がないことですが。
だから大ちゃんとファントムを比較するにつけ、彼があれほどまでにファントムに感情移入し、役を演じ切ったのは驚くべきことでした。
ファントムの狂気じみた感情がほとばしり、葛藤で荒れ狂う胸の内を表したかのようなストレートラインステップは、忘れようと思っても忘れられません。モロゾフの振り付けが優れているだけでなく、大ちゃん自身がファントムを理解して役になりきっていなければ、生まれない名演技でした。
ただ大ちゃんを知っていくうちに、彼とファントムとの距離は縮まっていきました。大ちゃんが特別感受性豊かな青年であること、これまでに数々の逆境を乗り越えてきたことやコンプレックスなど、大ちゃんを知っていくうちに彼がファントムを理解できたことに違和感はなくなっていきました。
そして、10年以上前にオリジナルロンドンキャストの完全版のCDを買って度々聴き、映画も観ていたのですが、どうもクリスティーヌに感情移入しがちでファントムを恐い存在と捉えていた私は、やっと大ちゃんによって「オペラ座の怪人」を理解し、ファントムに感情移入することができたのでした。
そしてファントムが決して特異な人物造形されたものではなく、人という生き物の負の側面を凝縮した存在なのだと思い至りました。
昨年のロミジュリは音楽だけでなく、ロミオという若者に感情移入しきれていないように思えました。ファントムとロミオでは人間としての厚みに幅がありすぎ、それが演技の幅の差となって現れるのだろうかとも考えたのですが、大ちゃん自身がファントムのほうにより共感できるのだろうと思いました。
そして今回の大ちゃんの言葉、
「やっぱり、ファントムが大好きですね。感情移入しまくりです。
人間が誰しももっている姿だと思います。
僕はファントムを見るといつも思ってしまいます。」
これまで以上にストンと胸の内に大ちゃんとファントムの繋がりが納まってきたと同時に、言葉は違うけれど私もちょっとだけ同じようなことを思っていたんだ~、と嬉しくなってしまったのでした。
ここでまたまた愛の告白。(笑)
大ちゃんの内面が好きだ。感受性の豊かさ、柔らかさ。
すごくきれいなものに触れている気持ちになります。
スポニチ
甘かったわ~。
大ちゃんはちゃんとインフルエンザ対策していますね。よりによって渦中の関西在住で毎日電車にも乗るのですから、心配になります。ファンを安心させるために律儀に報告するいい子の大ちゃんです。
「もう少しでジャンプ」
「後少しで復帰できる」
とこれまたずっといい子にして待っていたファンにとっても嬉しい言葉がたくさん並んでいますね。
微妙におあずけを食らったワンコみたいな気分ですが、あと本当に少しだもの、大ちゃん、待ってるよ~!
昨日大ちゃんは四季の「オペラ座の怪人」の千秋楽を見たのですね。
このミュージカルは大ちゃんだけでなく、彼のファンにとっても特別なものなのではないでしょうか。
私などはあの音楽を聴いただけで、大ちゃんのオペラ座が脳裏に浮かんで勝手に踊りだすという病気持ちです。ご同病の方も多そうです。(笑)
このミュージカルに感動して、大ちゃん自身が再び人を感動させたいという気持ちが胸に灯ったのは本当に嬉しいことです。
モチベーションが上がってきたのも何よりです。怪我をしたころはモチベーションが上がらないまま、大会前で身体だけ追い込んで怪我をしたのかな、という印象だったので。
私が大ちゃんのファンになったのは、このオペラ座から。だから私にとってもとても思い出深いプログラムです。
大ちゃんのファントムからはファントムの感情が伝わってきました。特に全日本のときなどはファントムそのものに見えました。
でも大ちゃんを知っていく初めの段階では、私には素の彼がファントムとは正反対の人物に思えました。
ファンになった当初、私は大ちゃんのことを全く何も知りませんでした。でも少しずつ雑誌やネットで情報を集めていくと、性格がよくてみんなに好かれ、外見もかなりよく、女性のファンは多くてモテモテ。(薄っぺらな描写でごめんなさいね~)
本人は一応否定しているけれど、周囲の同世代の女性からももてまくっているのでしょうね~。(あ~、この書き方もまるで大ちゃんが遊び人みたい。ごめんね~)
そのうえ、フィギュアスケーターとしてのこの上ない才能。トップアスリートとして活躍して脚光を浴び、存在そのものがきらきらと輝いていました。
一方のファントムは容姿に大きなコンプレックスを抱え、母親にさえ捨てられ人々からは虐げられた辛い過去があり、オペラ座の地下深くにひっそりと潜んでいます。
音楽を始めとする数々の天才的な才能に恵まれながら、犯罪という形でしか人前に自分の所業を現すことができません。
そしてただ1人深く愛し、彼なりの方法で尽くした女性、クリスティーヌは別の男、それも若くてハンサムで金持ちの貴族(こう書くと、ラウルが敵役に思えてくる・・・)に心奪われ恋に落ちます。しかもファントムの眼前で。
ファントムの失恋と絶望は、一般の人のそれと同じではありません。まさしく魂が引き裂かれるような、漆黒の闇夜を彷徨ったあげくやっと見つけたたった一つの最後のともしびを吹き消されるような、そんな絶望だったのではないかと思います。
かといって、クリスティーヌには自分が愛する男性を決める権利があるので、仕方がないことですが。
だから大ちゃんとファントムを比較するにつけ、彼があれほどまでにファントムに感情移入し、役を演じ切ったのは驚くべきことでした。
ファントムの狂気じみた感情がほとばしり、葛藤で荒れ狂う胸の内を表したかのようなストレートラインステップは、忘れようと思っても忘れられません。モロゾフの振り付けが優れているだけでなく、大ちゃん自身がファントムを理解して役になりきっていなければ、生まれない名演技でした。
ただ大ちゃんを知っていくうちに、彼とファントムとの距離は縮まっていきました。大ちゃんが特別感受性豊かな青年であること、これまでに数々の逆境を乗り越えてきたことやコンプレックスなど、大ちゃんを知っていくうちに彼がファントムを理解できたことに違和感はなくなっていきました。
そして、10年以上前にオリジナルロンドンキャストの完全版のCDを買って度々聴き、映画も観ていたのですが、どうもクリスティーヌに感情移入しがちでファントムを恐い存在と捉えていた私は、やっと大ちゃんによって「オペラ座の怪人」を理解し、ファントムに感情移入することができたのでした。
そしてファントムが決して特異な人物造形されたものではなく、人という生き物の負の側面を凝縮した存在なのだと思い至りました。
昨年のロミジュリは音楽だけでなく、ロミオという若者に感情移入しきれていないように思えました。ファントムとロミオでは人間としての厚みに幅がありすぎ、それが演技の幅の差となって現れるのだろうかとも考えたのですが、大ちゃん自身がファントムのほうにより共感できるのだろうと思いました。
そして今回の大ちゃんの言葉、
「やっぱり、ファントムが大好きですね。感情移入しまくりです。
人間が誰しももっている姿だと思います。
僕はファントムを見るといつも思ってしまいます。」
これまで以上にストンと胸の内に大ちゃんとファントムの繋がりが納まってきたと同時に、言葉は違うけれど私もちょっとだけ同じようなことを思っていたんだ~、と嬉しくなってしまったのでした。
ここでまたまた愛の告白。(笑)
大ちゃんの内面が好きだ。感受性の豊かさ、柔らかさ。
すごくきれいなものに触れている気持ちになります。
スポニチ