四大陸男子ＳＰ（14日追記）

男子ＳＰの結果です。リザルトを追っかけてるだけって寂しい。早く演技が見たい・・・

男子ＳＰ　　　　　　　　　　　　　　　TSS=TES+PCS-Ded.　　
１位　高橋大輔　　　　　　　　　　　88.57=48.74+39.83　
２位　エヴァン・ライサチェク　　　　84.06=46.06+38.00
３位　ジェフリー・バトル　　　　 　　83.85=45.85+38.00
４位　スティーブン・キャリエール　74.08=40.12+33.96
５位　チェンジャン・リー　　　　　 　72.25=38.78+33.47
７位　小塚祟彦　　　　　　　　　　　67.48=36.20+32.28-1
11位　中庭健介　　　　　　　　　　 55.82=27.36+28.46

リザルト

エヴァンとジェフが高得点なのでドキドキしていたら、さすが大ちゃん、ぶっちぎり！
この大ちゃんのTESって高くないですか？いつもより難しい技を入れたとか？
自己ベストを大幅に更新しています。国際試合の最高点は84.44(2006 NHK杯）、全日本を含めれば85.55(2006 全日本）。2006全日本を3.02も上回っている！すごすぎ！！！
小塚君と中庭君は明後日のフリーでがんばって欲しいです。

サンケイスポーツ
3F-3T,3A,3Lsのジャンプを決め、点数はプルシェンコの90.66(2006トリノ五輪）に次ぐ世界歴代２位だったようです。
PCSは国際大会で８点台が４つ。PCSの取れるプロだということはわかっていましたが、それでもこの評価はすごい。
いつもいつも思うことですが、大ちゃんって大ちゃんって、いつも私が思っているよりずっとずっとすごいことをしてくれます！
大ちゃん最高！！！！！

すぽるとの放送を見ました。大ちゃんの演技さえもダイジェストです。
ジェフは去年のSPのアディオス・ノニーノを衣装を変えて。このプロ好きなので嬉しいです。最後のスピン、なんとも言えない情感が漂ってきれいです。演技後、自分で拍手。ちょっともさっとした髪型がかわいい。ジェフスマイル最高です。
エヴァンの４Ｔ－３Ｔきれい！４回転、決まればさすがの演技です。ステップも迫力たっぷり。
大ちゃんの演技、このカットの仕方、微妙です。全選手中、一番長くやってくれたけれど、見てて欲求不満がたまる。

動画サイトで見れました。アップしてくださる方々、いつも感謝しています。
高橋大輔SP
動きに優雅さと色気が増した感じ。ショーで滑り込んだせいか、余裕たっぷりに見えます。
韓国の観客の悲鳴、本当にすごい。日本より熱狂的で、これに比べたら日本のファンって意外と冷めているのかも、と思ってしまったほどでした。
キスクラで点が出た瞬間、意外と淡々とした喜び方です。私の方があの点によっぽど熱くなっていました。

エヴァン・ライサチェクSP
これだけどのジャンプもクリアに決めるエヴァン、私は初めてみたような。ジャンプの高さもいつもよりある気がします。ツイズル速くてきれい～。

ジェフリー・バトルSP
ルッツの着氷がやや乱れたけれど、あとはよかった～。ジェフのいい演技って久しぶりに見たような。昨年のワールドSP以来？調子のいいジェフ、とっても嬉しい。

みんなFSも頑張って～！大ちゃんのライバルになろうがどの選手も応援してしまうのでした。優勝は大ちゃんって信じているからね。

今日から四大陸！

今日はアイスダンスＣＤ、ペアＳＰ、男子ＳＰの日です。

男子シングルのＳＰは19:30開始、出場選手は21人、小塚君と中庭君は第３グループ、大ちゃんは第４グループの４番目。滑走順
中庭君21:14～　小塚君21:34～　大ちゃん22:16～

アイスダンスＣＤは13組出場しています。リザルト
１位　テッサ・バーチュ／スコット・モイア
２位　メリル・デイビス／チャーリー・ホワイト
３位　キンバリー・ナバーロ／ブレント・ボメントレ
７位　キャシー・リード／クリス・リード
リード姉弟、ＮＨＫ杯の時のようにこのあとのＯＤ、ＦＤで少しでも順位を上げていって欲しいところです。

ペアＳＰは９組出場しています。リザルト
１位　ダン・ジャン／ハオ・ジャン
２位　チン・パン／ジャン・トン
３位　井上怜奈／ジョン・ボールドウィン

昨日放送のＮＨＫハイビジョンの『アインシュタインの眼』を見ました。
「氷上の舞はこうして生まれるフィギュアスケート」、八木沼さんが出演し、ジャンプ・スピンの見本を小塚君がしていました。トリプルアクセルは本田さんが。
ジャンプの説明・見分け方など知っていることも出てきたけれど、知らないことも多かった。エッジの先、ギザギザ部分の正式名称がトゥピックってことも知らなかった。(汗）
スピンの説明でスピンは片足で小さな円を描くというのを初めて知りました。エッジの１点を中心に回っているのだと思い込んでいました。
スピンのチェンジエッジの説明などもあってためになりました。爪先を前にして回転するスピンと踵を前にして回転するスピン、その切り替えの瞬間を見せてくれます。
フィギュア選手がスピンの時に目が回らないのは、眼球の動きに秘密があるなど、眼球の動きを実際に見せてくれます。
ファン歴長い方なら、こういう技術的なことも知っているのかな？私はスピン、ステップの技術面の知識が全くないから、こういう番組はありがたいです。
私はステップシークエンスの中のステップやターンの種類、見分け方が分からないので、そういうのを取り上げた番組をどこか作ってくれないかしら。

男子ＳＰの結果については試合終了後別記事を立てますので、そちらにリザルトや『すぽると』の演技を見ての感想をお寄せくださると嬉しく思います。

中庭選手インタビュー

今日の中京テレビのＮＮＮストレイトニュースの『チュッキョフィギュア』は、「四大陸に向けて！中庭健介選手インタビュー」でした。番組サイト
四大陸に向かう前に中京大のリンクでのインタビュー。
番組のサイトにもかなり詳しく載っていますが、とてもいいインタビューだったのでレポします。

（全日本を振り返って）
自分が20年近くスケートに携わってきた中でも、本当に一番悔しい思いをしたって言える試合だったと思います。
なんで負けたのかな、なんで１点差なんだよって。これ嘘だよな、みたいな。これ夢だよね、みたいな。いや、今でも本当に夢に見ますね、やっぱり、こう。
（悔し涙の理由）
守りにいった結果が、やっぱりああいうふうになってしまったかなってふうに、今、正直思います。
なぜあの時もっと難しいジャンプに挑戦しなかったのか、しかなかったです、ホントに。
ああ、なぜ攻められなかったのかなって、本当に悔いが残りましたね。
（失意の中にあった中庭選手を救ったのは、仲間達の言葉）
皆さんが掛けてくれる言葉が、『よく頑張ったじゃん』じゃなくて、『次頑張ればいいじゃん』、僕もう26なのに、みんなが次頑張ればいいって。
逆に、これがオリンピックを決める試合じゃなくて良かったなって思ってます。
2010年のオリンピックの選考会の試合の時に、この思いは絶対にしたくないって。
（四大陸選手権に向けて）
ああ、もう、完全に全日本のリベンジですね。とにかく成績とかじゃなくて、最後まで攻めきる、最後まで滑りきるってのは、本当に一番の目標にして戦いたいですね。

穏やかな表情で熱く語る中庭君に思わずうるっときました。
驚いたのは、彼の前向きな姿勢。ジャンプも全日本のフリーは果敢に4回転に挑戦して、後半のジャンプの着氷が乱れてって印象があるのに、まだ攻めたりなかったって。そしてバンクーバーを目指すと。
全日本のリベンジ、四大陸でがんばって欲しいってもう今夜ですね。

次回の放送予定は無良君。怪我ってもう大丈夫なのかな？世界ジュニアに向けて調整はうまくいっているのでしょうか。