ピアノ教室のなにげない日常日記

ピアノの先生でおばさんな「若芽」の、なにげない日記

1月の新年会と2月のコンサート

2016-02-08 14:43:44 | コンサート
 1月初めの大人のための新年会には、わかめは結局、「トルコ行進曲」とショパンの「子犬のワルツ」、「ワルツ7番」、「革命」を弾きました(7番のワルツ以外は、暗譜)。
 それで、次は2月の「トルコ行進曲」だけだ、と思っていたら、なんと! 同じ日の別のコンサートで3曲弾かなくてはならなくなったのである。依頼があったのは、半月前だよ!
 急な話なので、わかめが暗譜で弾ける曲は限られている。初めは「革命」も考えたのだが、子ども対象のコンサート、ということで、「乙女の祈り」と「子犬のワルツ」「トルコ行進曲」というラインナップに決定。
 いくら易しい曲だと言っても、やはり、ステージには魔物がいるので、気を引き締めなければならない。というわけで、それから半月、がんばりました。

 最初のステージでは、予定通り「トルコ行進曲」のみだったのだが、やっぱりステージというものは怖いね。調子よく弾いていたのだが、3ページめの初めの部分に戻って少ししたあたりでいきなり右手が怪しくなる。こういうのって、何の法則なのか、毎回、練習では一度も間違えたことのない部分なのよね(笑)。
 しかし、さすがに練習をがんばった意味はあり、多少妙な音を弾きながらも、止まることなくどんどん進み、最後のほうはバッチリ! たぶん、原因はいつもより少し速いテンポで始めてしまったからなんじゃないかな、とは、あとで考えたことだが。
 そんなことがあったので、2回目のステージはやや不安だったものの、練習を信じてステージヘ。
 「乙女の祈り」では、ペダルを長く踏むため少し足が震えたが、気分は平常心で。次の「子犬」も問題なくクリアし、「トルコ行進曲」も無事弾き終えることができました。
 やっぱり、数(練習回数)だよね。数を弾けばわかめでもちゃんとした演奏ができることがわかり、これからのステージへの自信にもなった。めでたしめでたし。

 さて、次は3月に、バイオリンの伴奏でモンティの「チャールダッシュ」。そして、その次は4月の発表会のバッハのチェンバロ協奏曲、という予定である。
 そろそろ10月のコンサートに向けて、ブラームスを練習を始めるのが理想的なのだが、今はちょっと腑抜けになっているので、どうなるかな。


ミニコンサートと10月のコンサート、終わりました。

2015-10-30 22:12:29 | コンサート
 10月半ばに保育園でミニコンサートがあり、ヴァイオリンとフルートとトロンボーンの伴奏をした。子供たちが「トトロ」や童謡を何曲も一緒に歌ってくれて、非常に盛り上がり、先生方にも大変喜んでいただいた。久しぶりのアンサンブルたったが、楽しいコンサートになりました。

 そして。問題の「英雄ポロネーズ」である。
 諸々の伴奏から解放されて「英雄」に集中できるようになったのは、コンサートのほぼ1週間前。その時点で、暗譜はできていた。この曲は和音は多いが、同じ音の繰り返しやオクターブが多いので、音の数は少ないんだよね。だから、まあ暗譜自体は割りと簡単だったわけ。
 しかし、暗譜はしたものの、人の前で演奏できる気がしない。だって通して弾けないのだもの。
 それでも、遅まきながら、演奏会前の2週間は、わかめにしては信じられないほど練習しました。練習すればやっぱりそれなりにうまくなっていくものですな。なんとか人前でも弾ける気持ちになり、もしかしたら上手くいくかも、などと考えたのだが……。

 やはり現実は厳しいやね。
 家では問題なく弾けていたのにもかかわらず、ステージでは今までに一度も間違えたことのないところで急にわからなくなる、というわかめの得意技が、あっちでもこっちでも炸裂! メチャメチャな「英雄」で、本当にお客さんには申し訳なかった。

 今回、特に思ったのは、弾けていても熟成期間がないと安定性に欠けるということ。
 家では簡単につかめる和音が、なぜか手につかない、というのは、練習回数が足りないのはもちろんだが、弾けてから失敗を繰り返す時間が足りないのじゃないかな。まあ、これは、わかめだけのことかもしらんけど。

 心を入れ替えて、来年のコンサートの曲を早くも考えているわかめだが、暗譜でメチャメチャな演奏よりも、楽譜を見ていても素敵な演奏のほうが、お客さんは嬉しいんじゃないか、などと考えるこの頃。
 バッハの「パルティータ第2番」とかショパンの「レント・コン・グラン・エスプレシオーネ」あたりを、楽譜を見ながら弾こうかな、と取り敢えず、練習を始めてます。


10月のコンサートの曲

2015-08-21 23:26:48 | コンサート
 毎年10月に友人たちとやっているコンサートが、今年も行われる予定である。
 毎回コンサートが終わると、次の年に何を弾くか漠然と考え始める。今回は、当初ラフマニノフの「音の絵」とか、去年の続きでブラームスのラプソディ第2番などの譜読みを、少しだけ始めたものの、結局、弾くことになったのは、なんと「英雄ポロネーズ」なのである。ははは。
 なぜ今更「英雄ポロネーズ」? と自分でも思ったが、年老いて本当に弾けなくなる前に、一度は弾いておくべきかな、もしかしたら、生徒さんが弾きたいと言うかもしれないしな、と考えてトライすることに。
 しかし、曲は決めたものの6月からこっち、音楽教室の発表会の講師演奏やら、出張コンサートやら、今年も受講することになったチェンバロ教室の課題やら、コーラスの伴奏やら、次々と弾かなければならない曲が湧き出してきて、わかめの「英雄ポロネーズ」練習を阻止するのであった。
 今年は仕事も雑用も、かなり忙しいのよ。
 しかし、愚痴っていても仕方ない。そろそろマジで練習しなければ、コンサートに間に合わなくなってしまう。最悪の場合、弾けるようになる前に暗譜しなければならないかもしれない。
 というわけで、効率よく練習するために、「メトロノーム練習のための表」をエクセルで作成した。いくつのテンポで、右手と左手と両手の練習をしたか書き込める表である。
 ショパンのソナタなどのメチャクチャ難しい曲ならば、練習しないと弾けないので嫌でも練習できるのだが、去年のラプソディや「英雄ポロネーズ」などは、なんとなく弾けたような気分になってしまい、暗譜さえできない恐れがある。
 やはり最後は数だからね。がんばって表を埋めるようにがんばります。



1月のコンサートやいろいろ

2015-02-27 13:54:46 | コンサート
 皆さん、確定申告は終わりましたか? わかめは先日、無事提出しました。
 確定申告が終わると、いよいよピティナの季節が始まる。わかめの教室は、今年、D級とB級で各1名ずつが参加予定である。去年までずっと参加していたNちゃんは、遠くへ引っ越してしまったので、今年は参加しないのだが、思えば、Nちゃんのお母様がわかめのホームページを見てわかめの教室に習いに来てくださらなければ、わかめはいまだにピティナを知らず、過ごしていたことだろう。
 Nちゃんとお母様、本当にありがとう。新しい土地でも、元気がんばってくださいね。

 閑話休題。
 1月の末に、友人のHさんに頼まれて、Hさんのおかあさんがやっている喫茶店のサロンコンサートに出演した。わかめを含めてピアノは3名、フルートが1名、ソプラノが1名のコンサートでした。
 わかめはスカルラッティのソナタ1曲と「トルコ行進曲」、ブラームスの「ラプソディ第1番」を弾いたのだが、その他に、フルートの伴奏を4曲やったので、結構大変だった。
 しかし、今回は自分でも驚くほど傷の少ない演奏ができたのである。でも、さすがはわかめ、ブラームスの最後の一段でいきなり音を忘れるという離れ業をやってしまうのであった。
 最後はややごまかしてしまったものの、ラプソディは10月のコンサートの時より、ずっと良い出来だった。だって、10月の時よりたくさん練習しましたからね。やっぱり数を弾かないとダメだな、と再認識しました。

 コンサートが終わってからボケていたのだが、4月末には、わかめの教室の発表会あるので、講師演奏や、生徒との2台ピアノや連弾の練習をしなければならない。
 確定申告も終わったので、真面目に練習します。


10月のコンサート、終わりました。

2014-10-29 09:04:21 | コンサート
 コンサート前の悪戦苦闘を書いておこうと思っていたのだが、なんと風邪をひいて2週間も無駄にしてしまい、ブログどころではなかった。というわけで、もう終わってしまったコンサートの演奏レポートを。

 今回は、わかめにしては珍しく出番が多かった。
 最初は、スカルラッティのソナタを2曲。この2曲、実は、わかめが今年初めて参加した「チェンバロ講習会」(近くの音楽ホール主催の講座)で練習している曲なのである。チェンバロで弾く時は暗譜はしないのが常識らしいので、(今回はピアノで弾くのだが)暗譜はせずに、譜面を立てました。楽譜があるというだけで、全くの平常心で問題なくクリア。

 次のブラームスの「ラプソディ第1番」もこんな感じでいけるかなと、あまく考えていたわけではないのだが、ステージに再び上がり、ラプソディを弾き始めた途端、自分が舞い上がっていることに気付くという得意のパターン。5小節目でわからなくなり弾き直すという有り様。
 初めから速いテンポの曲って、怖いよなあ。ちょっと何かを見失うと、訳がわからなくなるのである。そんなわけで、あんまりよく覚えていないんだが、かなり間違えまくったような気がする。中間部の後半の1カッコは、気が付いた時には2カッコに行っていて、繰り返せなかったし。

 言い訳ってわけじゃないんだけど、暗譜は完璧にしたんだよね。2週間もカゼで使い物にならなかった割りには頑張ったと思うんだけど、やっぱり数が足りなかったってことだね。
 このブラームスはまた弾くことになりそうなので、また心を入れ替えて練習します。

 コンサートの話に戻るが、ブラームスの後にフルートの伴奏があったので、休憩のあと、もう一度ステージへ。フルートのHさんはメチャクチャあがっているようだったが、わかめは再び平常心で伴奏できました。楽譜があるからなのか、あるいは今回の伴奏が簡単だからなのかわからないが、まあ、伴奏でソリストの足を引っ張らなくて良かったよ。

 とにもかくにも、コンサートが終わってほっと一息。次は、2日続けてのコーラスの発表である。