あかねさんが紹介していたのが気になっていて、
水玉の表紙を見つけたときに、手に取っていました♪
丸の内のOL・片桐陶子とリサーチ会社調査員・萩広海は通勤電車の顔見知り。
ある事務所荒らし事件をきっかけに、会話を交わすようになり、
様々な偶然から、身の回りに起こる不思議な謎たちを共に解決していく・・・
月曜日から日曜日まで、7つの物語からなる連作短編集。
☆「月曜日の水玉模様」
陶子と萩が言葉を交わすきっかけになるお話です。
事務所荒らしの解決を通して、陶子の会社のキャラ紹介にもなっていて、
ここで作品世界がバッチリ読者に伝わったって感じです。
☆「火曜日の頭痛発熱」
昼休みの診療所で、間違えて他人の薬を取ってきてしまった陶子。
その裏に不可解なものを感じて・・・
会社組織の恐ろしい面も垣間見える作品ですね。
☆「水曜日の探偵志願」
車にぶつけられて怪我をしたはずの男は、何故いなくなったのか?
萩君のことが、とてもよく分かる物語です。
そして、作品の最後にちょっぴり驚きの事実が!
この作品集では、一番好きな(ミステリ抜きで)作品かも♪
☆「木曜日の迷子案内」
昼休み、先輩社員だった和歌子と久しぶりに会うことになった陶子。
同じ日に迷子騒ぎも起こって・・・
陶子のことがよく分かる、少しビターなお話。
強いよな~、陶子。そして、賢い。
☆「金曜日の目撃証人」
A社で起こった窃盗事件を調査している萩。
疑いをかけられている女子社員をかばおうとする陶子だったが・・・
これもミステリ的には微妙ですが、好きな作品です☆
陶子と萩の待ち合わせの場面、そしてラストシーン。
萩君の人柄がにじみ出てますね(^^)
☆「土曜日の嫁菜寿司」
陶子は、急遽大阪まで出張することになる。
その列車の中で出会ったのは・・・
このお菓子ネタは想像通りでした☆
もう一方のミステリ要素も、予想通りではありましたけど。
☆「日曜日の雨天決行」
陶子の会社は新たな大口取引先ゲットのために接待ソフトボールをする。
人数合わせで、陶子の会社の人間でない萩もメンバーに入るが・・・
最強キャラは社長かもしれない・・・と思いました(^^;
大きな事件は起こらない日常ミステリとは言え、
ちょこっとの犯罪も絡んでくるし、その背後にあるものも深い作品集ですね。
ミステリとしてのトリック類は地味というか、ワントリックなので、
そっちに期待してはいけませんけど。
働く女性には、読んでみて欲しいですね。
何となく「わかるかも!」というシーンが描かれていて、陶子に共感もするし、
萩君の存在も微笑ましく、ニヤニヤしてしまいます(笑)
水玉の表紙を見つけたときに、手に取っていました♪
丸の内のOL・片桐陶子とリサーチ会社調査員・萩広海は通勤電車の顔見知り。
ある事務所荒らし事件をきっかけに、会話を交わすようになり、
様々な偶然から、身の回りに起こる不思議な謎たちを共に解決していく・・・
月曜日から日曜日まで、7つの物語からなる連作短編集。
☆「月曜日の水玉模様」
陶子と萩が言葉を交わすきっかけになるお話です。
事務所荒らしの解決を通して、陶子の会社のキャラ紹介にもなっていて、
ここで作品世界がバッチリ読者に伝わったって感じです。
☆「火曜日の頭痛発熱」
昼休みの診療所で、間違えて他人の薬を取ってきてしまった陶子。
その裏に不可解なものを感じて・・・
会社組織の恐ろしい面も垣間見える作品ですね。
☆「水曜日の探偵志願」
車にぶつけられて怪我をしたはずの男は、何故いなくなったのか?
萩君のことが、とてもよく分かる物語です。
そして、作品の最後にちょっぴり驚きの事実が!
この作品集では、一番好きな(ミステリ抜きで)作品かも♪
☆「木曜日の迷子案内」
昼休み、先輩社員だった和歌子と久しぶりに会うことになった陶子。
同じ日に迷子騒ぎも起こって・・・
陶子のことがよく分かる、少しビターなお話。
強いよな~、陶子。そして、賢い。
☆「金曜日の目撃証人」
A社で起こった窃盗事件を調査している萩。
疑いをかけられている女子社員をかばおうとする陶子だったが・・・
これもミステリ的には微妙ですが、好きな作品です☆
陶子と萩の待ち合わせの場面、そしてラストシーン。
萩君の人柄がにじみ出てますね(^^)
☆「土曜日の嫁菜寿司」
陶子は、急遽大阪まで出張することになる。
その列車の中で出会ったのは・・・
このお菓子ネタは想像通りでした☆
もう一方のミステリ要素も、予想通りではありましたけど。
☆「日曜日の雨天決行」
陶子の会社は新たな大口取引先ゲットのために接待ソフトボールをする。
人数合わせで、陶子の会社の人間でない萩もメンバーに入るが・・・
最強キャラは社長かもしれない・・・と思いました(^^;
大きな事件は起こらない日常ミステリとは言え、
ちょこっとの犯罪も絡んでくるし、その背後にあるものも深い作品集ですね。
ミステリとしてのトリック類は地味というか、ワントリックなので、
そっちに期待してはいけませんけど。
働く女性には、読んでみて欲しいですね。
何となく「わかるかも!」というシーンが描かれていて、陶子に共感もするし、
萩君の存在も微笑ましく、ニヤニヤしてしまいます(笑)