ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

140811  車旅回想16日目、酒田の土門拳記念館から鳥海山、秋田、一つ森公園へ

2014年08月11日 | 趣味と交遊

 日本一周車旅回想も16日目にはいった。5月4日。昨晩は台風のような風が夜中中吹いていたが今日は天気がよさそう。写真仲間のYさんからぜひ土門拳記念館にいくよう勧められていたのでとりあえず酒田市をめざし、それからJR秋田駅で情報収集しよう。

 記念館は9時オープン。近くのSSで給油がてら場所確認、なんとSSにも記念館のチラシが配布されて催し案内がされている。9時着、記念公園がありなんと鳥海山が借景になり桜も美しい。日本写真界の重鎮、土門拳の生い立ちから名作までずらり展示。入館料は430円と安かった。代表作、古寺巡礼はさすがにすごい。中尊寺金色堂はぜひ立ち寄らないといけない気分にさせられる。日本の名匠16人もいいね。やはり大家は大家にふさわしい被写体が提供されるようだね。催しもので外国から来た写真家とモデルたちのパーフォーマンスのリハーサルをやっていた。それを2回からこっそり撮影。1時間あまり滞在して秋田方面にむかう。「鳥海ふらっと道の駅」で小休止して1時前、秋田県由利本庄市の「にしめ道の駅」に到着。菜の花祭りをしていたのをバチバチ。子供をいれた定番の菜の花写真。赤い帽子でもかぶってくれていたら良かったがなかなかそうは問屋がおろさない

 秋田駅西口に二時過ぎ到着。2Fの観光案内にいき女性スタッフに聞く。秋田港に道の駅があるのはわかっているが市内までの交通機関など問題。Mさんの自宅住所近辺に車中泊できそうなとっころがないかと聞くとなんとつい近くの一つ森スポーツ公園があり駐車OKのはずという。この観光案内所の女性、なかなかの名コンサルタントでしたね。ということで公園までいき確認、いけそう。MさんにTEL。近くだという。10分後、奥さんの運転される車でMさんがやってきた。きさくな気持ちのよい奥様。まだ日がたかいので飲む時間ではない。駅までおくってもらいMさんとスターバックスに入る。

 スターバックスは注文のしかたがこむつかしいと聞く。Mさんは初めてらしいがそんなことはお構いなしに「ほっとコーヒ二つ」と注文。堂々たる大人たいじんだ。スタッフがいろいろ確認していたが思わず笑っちゃったね。5時までよもやま話をしておもむろに駅近くの居酒屋へ一番乗り。「清水長」という地元の酒や秋田といえば「きりたんぽ」、酒に料理にもろもろ昔話などして盛り上がった。7時、れいによってカラオケへ。かなりの歳のママさんだったがツーカーの感じ。数曲歌って奥さんが迎えにこられ、8時ごろ公園にもどる。ほんとに気さくなご夫婦に感動、我が家ではこんなことはありえないね。ほんとに楽しい時間をすごさせていただきました。体育館まえの無料駐車場、夜の11時、車は2~3台のみだったが問題はなさそう。おやすみなさい。

 

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140810 俳句と写真の共通点。日本一周車旅回想15日目、米沢上杉祭りから月山湖、庄内へ

2014年08月10日 | 趣味と交遊

 俳句テキストを1年半ぶりに見直してみる。俳句については今一その面白さを体感できないでいる。季節の風物、移ろいをじっと見つめたり、耳を澄ましたりして四季のある日本の良さを再発見したりしながら、何らかの感動、心の動きを季語をいれて、5、7、5の韻文、定型詩にしたのが俳句。それを聞いたり見たりした人が自分なりに解釈、共感したりしあうのが俳句の世界か。定型詩にするかわりに画像化して表現するのが写真ということか。さらに俳句には切字をいれることで句を完結させ主題を明確にするとある。写真の場合も何を撮ったのか、撮りたかったのか、撮ってみる人に訴求したかったのか主題を明確にすることで作品となる。というのが理屈の世界。

 古池や 蛙とびこむ 水の音・・やが切字、主題は古池。季語は蛙で春。古池に感動をもってみていた芭蕉、そこに蛙が飛び込んで水の音がぽちゃんと聞こえたよ。写真表現では古池のかたすみに蛙が飛び込んであがった水しぶきを副題として撮るということか

作句:1、空蝉や あるじなきとて なおいきる 2、あじさいや 雨をもらひて 藍を増し どうでしょうか?

 車旅15日目、5月3日。初めてのコンビニ(セブンイレブン林泉寺店)での車中泊、これからもコンビニにはお世話になりそうな予感。100円コーヒーを飲んだ後ルイガノを引っ張り出し早朝自転車散策。上杉神社が近くにあり、祭り関係者が準備を始めていた。なつかしの上杉鷹山公の銅像が立っている。なせばなる なさなばならぬ なにごとも なさぬは ひとのなさぬなりけり!上杉謙信が上杉神社に、上杉鷹山がすぐ近くの松崎神社に祀られている。心洗という手水鉢が七色に苔むしていたのをパチリ。いったんコンビニに戻って8時半、上杉会館の無料駐車場に車をとめて祭り見物。参道には出店がずらり。稚児や女子高生や謙信の銃砲部隊の服装をした男たちや祭りの定番部隊をとる。

 2時間ばかり祭り見物をして月山にむかう。あの芭蕉の句で有名な最上川がとうとうと流れていた。桜とマッチして絵になる風景。  さみだれを あつめてはやし もがみがわ(芭蕉)

12時、セブンで休憩、高菜めんたいご飯の昼食。なんだか安直にコンビニだのみの食状況になっているがわざわざグルメ探訪ということになっていない。雨模様の中、二時過ぎ月山湖につく。土曜日のせいか結構、人が多い。対岸の山にはまだ雪が残っている。アナウンスがあり大噴水、水のセレモニーが始まるとか。なんと湖の真ん中から噴水が勢いよく出始めた。2~30Mくらい上がっている感じでいろいろな噴水絵模様が展開されている。

 16時、道の駅月山につく。月山ワインを売りにしている感じの道の駅。17時、山形、庄内の道の駅、庄内みかわに着く。暗雲がたれこみ雨が降ってきた。隣接のスーパーで豚生姜焼きと巻きずしをかって夕食。しばし1畳部屋で休憩。秋田のMさんに電話。「車旅で福岡から来たって!ヒマだね!」ひとそれぞれの受け止めかたで面白いね。このかたは70歳なかばで、コンサルタント現役、1~2社長い長いつきあいの顧問先をもっておられる。年に1回、福ビル屋上ビアガーデンでお会いしている天衣無縫の大人物。ものごとに動じず悠々と人生を生きておられる。とりあえず明日、おちあうことに。18時、隣接の「でんでん湯」にはいりにゆく。車中泊、温泉、クリーニング、食事と車旅の基本要素はクリアできている感じではあるね。寝るまでの時間をどうするかのノウハウが必要だね。この時間が結構ある。

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140809 孫来泊、水彩画。車旅回想14日目、新潟万代橋から福島バンダイ、山形米沢へ

2014年08月09日 | 趣味と交遊

 前回はモノクロ画像、今回は夏休みの宿題とかで孫娘が画用紙にデッサンして水彩着色。家で私の写真をみて一度書いたらしいがどうも違うということで実物をみて書き直し。

朝10時、和室から外をながめていたらクモの巣が朝の光をうけて七色に光っていたのを撮る。しかしクモは見事に巣をつくるものだ。たいした創造能力。600ミリレンズで拡大、こんな顔つき。

さて車旅も14日目、5月2日、どこにむかうか?万代橋周辺を散歩しながら撮影。高浜虚子が橋の竣工時に作ったとされる俳句、 千二百七十歩なり露の橋 が橋のたもとに碑として残されている。Yさんに昨日のお礼の電話をして部屋にもどる。磐梯山あたりに行ってみるか。チェックアウト11時。10時半ごろ出発。

途中、新潟米どころの水田が太陽の光を写しこんで非常にきれいな景観を示していておもわず車をとめ撮影。

 阿賀野川のライン下りのある道の駅阿賀の里に昼前到着。てんぷらそばの昼食。しかし日本という国は山国でありそこから川がながれ、街を形成。景観の主なものが山と川で形成されていることが車旅でまわると実感される。

 15時半、道の駅ばんだいにつく。50年前、青森から奥入瀬渓流をくだり裏磐梯まで10時間ばかり歩いた思い出があるがこの界隈の景観は今一。米沢方面にむかう。会津別院というところにでる。大きなマリア像の石像があった。なんともやさしい顔つきの赤ちゃんをだくマリア像、おもわず写真に収める。17時、道の駅田沢についたが食事は17時まで。米沢市内に車を走らす。広い駐車場のセブンイレブンの前にでる。いままでコンビニで車中泊はしたことがなかったが、弁当をかいながら女性店主らしき人に福岡から日本一周車旅中というと快く車中泊OKよと言ってくれた。ワンカップを追加購入して駐車場のはしっこに車を止め、夕食。今日は190キロMばかり走ったがやはり思い付きだとこれぞ必見という場所にいきつけないこともわかったね。事前調査をもう少しやるべきか。観光スポットのネット調査力が落ちている。携帯にルルブドットコムといれてたら検索できるのだがどうもね・・明日は上杉神社で上杉祭りがあるらしい。

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140808 日本一周車旅回想13日目。長岡から新潟ふるさと村へ。AホテルでYさんご夫妻と会食

2014年08月08日 | 趣味と交遊

車旅回想13日目、5月1日。

 うみてらす名立、7時半。ルイガノで自転車散歩。海沿いを走るのは爽快。8時出発、下道を新潟方面へ。日本海沿いを走ったがどんよりした雲におおわれたコバルト色の海がひろがっている。ふとよぎる。こんな海で北朝鮮の拉致犯罪があったのかと。10時半、長岡で給油。毎日20Lばかり給油、リッター13~4キロの燃費。JAF情報でイタリアンレストランのフレンド喜多町店による。ここの洋風ソースをかけた焼きそばがうまいとか。320円。けっこううまかった。DIYムサシで消臭剤と小ホーキ購入。助手席うえにつるした石見銀山のにおい袋、微臭であまり効かない。新発田にはいってSSの洗車のぼり。400円で洗車。はじめて。ぴかぴかによみがえる。

 14時、新潟ふるさと村道の駅につく。広い。佐渡島で黄カンゾウが見れるらしい。3時前Aホテルに着く。ホテル前の契約駐車場に車をとめ、着替えや地図、みやげなど出してチェックイン。キャンピングカー底部の収納スペースの開け閉めがわずらわしい。すでにYさんが支払ずみ、やはり迷惑をかけてしまったね。こちらで市内のビジネスホテルをおさえておくべきだったと反省。久しぶりの都市ホテルで勝手が悪い。とにかくシャワーをあびてさっぱりして明日どちらに向かうか考える。

 17時外は暑い。周辺散策、萬代橋がみえる。17時半ホテルにもどる。それらしきご夫婦がロビーのソファーに座っておられる。やはり懐かしのYさんだった。血色はきわめて良いが奥様が付き添っておられる。脊柱管狭窄では急な歩行はできないはず。再会を喜び合い、とりあえずマイ軽キャン、メンドリ号の内部を披露。地下の和食ダイニングに移動。奥様もお元気でお美しい。70過ぎておられるとは思えない。なつかしの美味、極めつけの銘酒、雪中梅、久保田万寿、八海山を味わいながらおいしい料理に舌鼓をうちつつ、ぽんぽんと話題がはずむ。腰痛でとかく家にひこもりがちで遠来の福岡からのお客さんが立ち寄ってくれてほんとにうれしいと言ってくださる。ありがたいことである。至福の2時間余りがあっという間にすぎる。9時前名残をおしんでお別れする。奥さまに付き添われて歩いて行かれるYさんの後ろ姿は一幅の絵のようであった。もろもろのことで酔いがまわっていた。部屋にもどりバタンキューであった。

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140807 自動車保険見直し、保険料30%節減。車旅回想12日目、安曇野から新潟上越へ

2014年08月07日 | 趣味と交遊

 車の任意保険が高い。軽キャンの保険更新の案内がきて2年目88000円とある。ペンタックスの更新したいカメラ、K-5がアマゾンで62000円。既存のは代理店型の損保会社のものでHさんとは付き合いが古い。しかし事故がなければ年に1回の接触だけのつきあい。アクサダイレクトやソニー損保でネット見積もりをしてみると62000円前後。条件は年間走行距離10000KM以内、弁護士費用特約付き、車対車の車両事故、初回費用ゼロ特約、2回目10万など。いざという時の対応がどんなものかわからないがものは試し、アクサダイレクトとネット契約、Hさん、仕方ないですねと了解。まあ、事故を起こさない安全運転が大前提だからね

車旅も12日目、4月も今日で終わり。雨、雷と気象状況もよくない。昨晩は就寝環境はよかったが気持ちの高ぶりがあったのか何回も目覚めた。6時に朝ぶろ、7時においしい朝食をいただき、9時Sさんに挨拶をして安曇野から糸魚川、新潟へとナビを設定し出発。今となっては反省点だが、軽井沢、上高地、群馬の富岡製紙場へ寄るべきだったね。天気がよくなかったことがミスジャッジの背景にあったかもね。

11時、安曇野の「ちひろ美術館」につく。霧雨にけぶる美術館一帯がアルプスもバックにはいってたいへん美しいエリアをつくりあげていた。窓際のとっとちゃんがなつかしくよみがえる。昼過ぎ、道の駅白馬につきおにぎり昼食。ちひろ絵葉書を購入して、Sさんへの礼状をしたためる。

 途中、大出吊り橋の桜や冠雪をいただく白馬山系を撮り、糸魚川には4時ごろついた。セブンで100円コーヒタイム、マックスバリューでアルカリイオン水をボトルに補給、17時に道の駅能生(のう)に着く。前職で大変お世話になった新潟在住のYさんにTEL。Yさんは大変な人格者で尊敬する上司でだったがリタイア後、脊椎間狭窄で苦労されているとは聞いていた。1時間後、電話が入り奥様同伴で新潟市内の都市ホテルであいましょうということになる。

 道の駅のうはレストランは5時まで、海際のオブジェを写真におさめて30分先の上越の道の駅うみてらす名立に移動。食彩鮮魚名立市場というのがあり、海鮮弁当がなんと300円で閉店前価格。2合瓶のお酒もゲットしてここで車中泊。あしたの新潟でのSさんご夫妻との再会を楽しみにして就寝体制にはいった次第。

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140806 わが家のヤモリさんありがとう。車旅回想11日目、諏訪湖から松本へ

2014年08月06日 | 趣味と交遊

 いつも今頃わがやのヤモリ殿は台所やトイレの窓ガラスにユニークな姿を現してくれる。ヤモリとイモリはどう違う?ヤモリは爬虫類で前足の指は5本で陸に住む。イモリは両生類で指は4本、おなかが赤くてアカハラと呼ばれたりする。ヤモリは昆虫やクモなど捕食するので夕方明かりのついた窓ガラスなどにへばりついている。100本足のムカデは気味悪いがヤモリは感じで家守などと書いてヤモリがいる家は災難を逃れるといわれる。とうわけでわが家のヤモリさんありがとう。おかげで家内安全、事故もなかったですよというわけだ。しかし今時の世間は大雨や土石流や、殺人や、40度の猛暑やらこの狭い日本で毎日毎日これでもかこれでもかと事件や事故が続く。大変な世の中だ。

車旅回想も11日目、4月29日火曜日。

 

 昨日、北九の夫婦から教わった茅野市のカタクリ群生地と松本でとにかく初めて下着などの洗濯をするというのがメインテーマ。途中諏訪湖あたりに立ち寄るという予定で8時スタート。ところが略図を書いてもらったもののなかなか場所がわからない。コンビニでもSSでも要するに花に興味がない人間にカタクリ群生地を聞いてもわからないということ。地図をたよりに農家のおじさんをつかまえて聞きやっとわかる。わかったつもりでいってみたが大群生地にはほどとおくちらほら薄紫のカタクリの花を発見するにとどまる。まことに人に教えるのは難しいものだ。

 9時半、諏訪大社につく。ここも上宮、下宮とわかれていたが近いほうの上宮に行き参拝、朱印帳にご朱印をいただく。立派な神社であttが出口近くにさざれ石というのがあり撮影。国歌の君が代にでてくるあのさざれ石。石灰が雨水で溶解されて乳状になり、それが固まり小石になりそれを何千、何万年とくりかえし大きな岩になり苔むしてくるというのがさざれ石らしい。日本国も永遠に発展してゆくその象徴がさざれ石というわけ。

 コンビニで弁当を買って諏訪湖にたちより公園の駐車場に車をとめて水上スキーをみながら昼食。サイクリング車で諏訪湖一周するという若い男性としばし歓談。じゃあ自分も折り畳みを引っ張り出してまわるとするかとなればよかったのだがその青年と別れ、北松本駅ちかくのコインランドリーにナビ設定して移動。まあこのあたりが若さの違いということか。小さなコインランドリー、店主に九州からの車旅というと驚いて親切に説明してくれた。4キロ以下全自動というドラムにほりこんで800円也を投入してスイッチをいれれば40分で乾燥までやってくれる。初体験だったが便利なものだね。駅近くだからWIFIがつながるかと思ってやってみたがとにかく反応が遅くていらつく。

  知人のSさんが松本在住。せっかく松本まで来たのでTEL。ぜひ立ち寄れという。3時の約束で住所をナビにいれ出かける。場所がわかりにくかったが家族で出迎えてもらった。「友遠方より来るうれしからずや」と勝手に解釈してお邪魔した。手製のぐい飲みをプレゼント。せっかくだから泊まっていきなさい、宿はとったからとおっしゃる。こんなずはじゃなかったが好意に甘える。ユニークな宿屋でリビングルームにはなんとマッキントッシュのステレオアンプが置いてありじつにやわらかいいい音をかもしだしている。風呂に入らせてもらい、店主のそば打ちの実演まで見せてもらったあと、Sさんと夕食をご一緒する。食事場所も驚き、道路の下をくぐってむこうにでたところに食事どころがある。店主の子息がテーブルにつき料理の説明をしてくれる。ホスピタリティ抜群の宿屋。ここでじっくりSさんと対話。人生をいろいろ考えさせられる内容だったがこんな時間がもてて実に有意義であった。9時のクローズまで話し込み別れる。

 部屋に戻る。部屋にまでステレオアンプが用意されている。洋物の女性ボーカルをききながら、おのが幸せを実感する。ひさしぶりのふっくらとした布団の寝心地は最高であった。

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140805 車旅回想。10日目4月28日、山中湖逆さ富士~忍野八海~信州つたぎ宿へ

2014年08月05日 | 趣味と交遊

 4時過ぎ目が覚める。千葉のKKさんから車旅応援メール。甲府を通って信州方面に行くのなら、甲府市内に奥藤(おくとう)本店といってB級グルメで関東No1の蕎麦屋さんがあり鶏モツ鍋がうまいとかの情報。情けあるしらせ(情報)、いつもありがたいね。

 モーニングコーヒーを飲んで外に出る。なんと山中湖畔の朝焼け。湖面が玉虫色に七変化している。この微妙なグラデーションは大自然ならではの色合いだね。今日は幸先が良い。5時過ぎ、昨日ロケハンした場所に急ぐ。ばっちりの逆さ富士。このハクチョウはなんだろうね、一羽しかみかけないが。でもありがたい。ハクチョウと逆さ富士、まさに絵葉書の世界だがバチバチ撮影。

忍野八海に7時ごろ着く。誰もいない。無料駐車場らしき場所があったがとりあえずぐるぐる周辺チェック。富士山の伏流水がおりてきて八か所の水源を作り出しているという場所、有名な観光地になっている。鏡池やしょうぶ池を撮影。少し移動。料金300円の広い駐車場、観光案内兼ねた男性にあらためてスポットを聞き撮影に出かける。折り畳み自転車ルイガノをだして回遊。カメラ小僧たちが数組来ていた。なるほど、富士をバックに桜と渓流をいれての定番スポットらしい。曇り空で富士山の輪郭がぼやけてはっきりしない。

9時、道の駅ガイドチェック、信州蔦木宿にナビセット。富士吉田市内で給油、近くに富士山と五重の塔が入るカレンダーなどの定番スポットがあるらしい。しかし今朝は4時間も撮影していて疲れ気味、パス。11時甲府に着き、ファミマで100円コーヒ。奥藤本店を確認。車旅マンのとってコンビニは実にありがたい存在。しかしローソンだけがなぜかコーヒー170円。どこが違うの? スタッフがいれてくれるからかよくわからない。11時40分。店に着く。B級グルメNO1のでかい看板。もりそばと鶏モツ鍋セットで1015円。とりもつはちょっとひつかったがエネルギー補給にはなった感じ。

この店に来る途中、パソコン工房の看板があったのでその店に立ち寄る。WIFIの受信感度については、JRの駅やセブンイレブンなどでは4Gがでる。山中の道の駅などでは無理。とのアドバイス。8ギガのSDカードを購入して出発。途中、靴の卸センターがあったので立ち寄り運転用のカジュアルシューズを買う。

1時半、ナビを一般道に設定したつもりがなんと中央自動車道に乗ってしまう。仕方ない。八ヶ岳PAまで高速で走って休憩。ぐるっと冠雪をいただいた八ヶ岳連峰がみわたせる。信州って感じだね。一番ちかくのインターでおりて、道の駅信州つたぎ宿に3時到着。駅下に川がながれ、温泉も隣接、なかなかよさそう。ここでゆっくりすることにする。ここで3組の人たちと話し込む。

浅草からきたという老夫婦。エブリーワゴン5ナンバーで車旅とか。釣り場が近くにありよく来るらしい。メンドリ号の内部をみせる。きさくな夫婦。簡易テーブルをバックドアの下にだして缶ビールやつまみで休暇を楽しんでいる。

4翼のジャイロコプターに動画カメラをつけて無線で河原をとばしていた若い人。月曜日だからサラリーマンではないかもしれないが趣味、アウトドアを楽しんでいる。ホビー代はどのくらいするのか聞くと全部で20万円ぐらいとか。おもしろいね。誰もとれないポジションから写真を撮る。ぜひ導入したいテーマだね

北九ナンバーのバンがとなりに留まった。福岡ナンバーの私の車にきずいて話しかけてきた。はるばる花をもとめてやってきたという。車で20数分行った茅野というところにカタクリの群生地があるという。地図まで書いてくれた。奥さんも気さくな人で一人旅でさみしくありませんかと聞いてきたりする。

いろんな人たちがいるもんだ。18時、入浴券つき天丼の夕食。19時温泉に入る。ちょっと痩せたようだね。歳をとるにつけて筋肉がおちてくるらしいがもともと肥えるたちではない。いまでも食事は抜いたことはないし、うまいしいくら食べても飲んでも肥えない。8時、マルチシェイドを装着して一畳のマイワールドでじっくり考えてみる。

一体何のための車旅か、心身共にリラックスして、ゆっくり楽しめる旅にしないといかんね。おやすみなさい

 

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140804 日本一周車旅回想、9日目。本栖湖、西湖、河口湖、山中湖と富士山のコラボ、激写。

2014年08月04日 | 趣味と交遊

 4時過ぎ目覚める、外は朝焼け、12VポットのSWオン。5時30分、日の出撮影、45分車に戻る。ポットが沸騰、ホットコーヒとメロンパン、バナナの朝食。折り畳み自転車ルイガノで周辺散策。空気がさわやか。7時4分出発。芝桜会場はパスして8時、本栖湖に到着。

 湖に朝もやがかかり幻想的な風景。貸ボートのスタッフが仕事の準備作業をしているだけ。周辺キャンプ地には車やバイクがずらり駐車。桜もほぼ満開に近い。車を移動させ西湖へ。隣接の野鳥の森公園に車を停める。公園事務所の2階から野鳥が観測できるようになっている。巣箱が周囲に設置され、野鳥やリスまでが巣箱にやってくるのが見える。管理人の親父さんと話。日本一周一人旅とはうらやましいねという。歳は私と同年配か。まあ好きな(たぶん)野鳥相手に一人静かに過ごせるから、こんな場所の管理人も悪くないとは思うがやはり雇われの身だから楽ではないのかもしれないね。

 河口湖にむかう。道の駅勝山にナビをセット。このあたりはどこを走っても富士山がみえるからさすが日本1の山だね。富士山と民家と畑、絵葉書写真にならないよう被写体をさがす。道の駅に車をとめる。湖をジェットスキーが飛ばしているのが見える。富士山、川口大橋、桜、湖上のボートとよくある構成だが写真をバチバチ。富士山頂上付近の雲の動きや紋様、空の色との組み合わせが大事だが日曜日とて観光客もふえてくるし、それほどゆっくりした気分では撮れない。道の駅なるさわに立ち寄る。富士山博物館、鉱石ミュージアムがある。

 昼はいなりと巻きずしですます。河口大橋近くに車をとめて周辺をぶらり、歩きながら写真におさめる。14時、山中湖方面に移動。途中、北口(きたぐち)本宮富士浅間(せんげん)神社に立ち寄る。武田信玄が戦勝祈願で訪れた神社、毎夏、富士山山開き神事がおこなわれる神社で有名。外の樹木は皆りっぱである。

  神社を参拝、朱印帳にご朱印をいただき「富士吉田道の駅」をめざす。ここには富士山レーダードーム館がある。現役時代、新田次郎の「富士山頂」を題材に幹部教育をしたものだが雪線追従作戦を思い出す。今、テレビで「芙蓉の人」というドラマをやっているが当時、富士山頂にレーダードームを建設するなど途方もない難工事だったに違いないがよく作ったものだ。

 16時半、なんだか疲れたので道の駅隣接の「紅富士の湯」で疲れをほぐす。17時半、あらためて山中湖をめざす。周辺に無料駐車場があると車中泊ガイド本にあった。セブンイレブンがみえてきた。道路を挟んで湖の周辺がづっと無料駐車場になっている。すごい。

 とりあえず周遊してみる。だんだん夕闇が迫り、夕日も拝めそう。ぐるっと回ってゆくと渚100選になっている湖岸にでる。なんと夕日と富士とスワン1羽に遭遇。スワンをいれたナイスショットはとれなかったがばしゃばしゃ撮ってもとのセブンにもどる。途中、明朝の日の出ショットのロケハンをしながらもどり、セブンでカルビ弁当とシジミ汁を買って夕食。今日は念願の富士山の撮影ができよかった。

 しかしこの湖畔、日曜日のせいか夜中までバイクや車の騒音がうるさいこと、なかなか寝ることができなかった。車中泊場所は騒音に配慮してきめるべきこと痛感。

車旅原則8:車中泊場所の選定は安全面もあるが騒音もよくよく想定して、道路サイドや出入り口周辺には止め  ない方が良い

 

 

 

 

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140803 息子帰福、サントリーニ島。車旅回想8日目、いよいよ待望の富士五胡へ!

2014年08月03日 | 趣味と交遊

 腰の調子はまあまあ。車に乗ったり一応日常生活はできているが用心しながらの歩行、いつギクッとくるかもしれない。夕方息子が岡山から帰ってきた。明日、お世話になった大分のお客さんの還暦祝いゴルフだとか。台風だ大雨だというのによくやるね。新婚旅行のギリシャ、サントリーニ島の写真をみせてもらう。やはり地中海、エーゲ海の紺碧の空や海、それに白い建物がマッチしてすばらしい景観だね。昔、コンチネンタルタンゴかアルゼンチンタンゴか定かではないがエーゲ海の真珠云々のうつくしい音楽があったのをおもい出す。海外旅行はやはりそれなりの魅力があるということかな

さて、日本一周車旅回想も8日目、4月26日。いよいよ世界遺産富士山周辺への肉薄だ。高速に懲りて、国道1号線を北上、静岡で給油、11時過ぎ道の駅富士に到着。ワイファイがつながりやっとブログ第一報を発信。豚バラ丼で腹ごしらえをして、富士市内のマックスバリューでアルカリイオン水を補給して朝霧高原道の駅にむかう。やはり富士山の威容をまのあたりにすると心が躍るね。途中、富士山浅見(せんげん)神社に参拝、車旅の安全祈願をしご朱印をもらう。参拝者にかぎり駐車場は30分無料。招運来福!神社で結婚式をあげた一行が記念写真を撮っていた。一行をバックに手水舎のひしゃくを撮る。つぎによく聞く白糸の滝を訪問。観光客がいっぱい。アジア人がめだつ。

 田貫湖に立ち寄るつもりで道路標識をみながらいったがどうも行きつけず後日にまわして、朝霧高原道の駅に17時到着、広大な駐車場に車がいっぱい。土曜日のせいかもしれないが。周辺散策。いずれにしても富士山を背景に鯉のぼりや桜やワオーッといった感じの景観。たそがれが迫っていたがバチバチシャッターを切る。道の駅のレストランで豚汁定食550円也。芝桜祭りの幟があがっていたが店のスタッフに聞いてみると咲き具合はまだまだらしい。

 トイレの近くに車を停めて就寝体制づくり。さすがにここはキャンピングカーが多い。立派なのがずらっと並んでいる。車のそばにパラボラアンテナのようなのを路上に設置しているのもいる。やはりあのぐらいにしないとテレビをはじめとした受信感度が確保できないのを悟る。3日先行で宿泊ホテルをきめてそのホテル宛に自宅からウインドウ7のパソコンを遅らせようかと思うがホテルの検索や予約もビスタの反応がとろいものだからできない。スマホやタブレットWIFIとセットでもってくるべきだったね。9時過ぎ就寝。

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140802 2年ぶりに腰痛発症。車旅回想7日目、湖北から静岡島田の川根温泉へ。

2014年08月02日 | 趣味と交遊

 1日、再開したボーリングで2ゲーム目、6フレームまで好調、200アップを狙えるペース。7ゲーム目、第一投のあと左腰に違和感というか神経の痛みを感じ、きたなと一瞬思う。去年は全く発症せず2年ぶりではあるが今まで、毎夏不思議と腰痛に悩まされていた。あとのフレームは腰が落とせずがたがた、171のスコアで終わる。3G目も腰をかばった腰高でスコアでず、結局アベレージ155で終了、いつもはサービス券で4G目もやるのだが今回はやめて帰宅。夕食後、大濠公園の花火大会中継をみながら念入りに腰痛防止ストレッチ。今朝もストレッチ、なんとか立ち上がりトイレに行き、1Fにおりて朝食準備。まあなんとかいけそう。もう70なんだから無理しちゃだめよとは女房の弁。

それはさておきわが車旅の回想も7日目。湖北水鳥ステーション、さわやかな朝の自転車散策。昨日会った観測センターのIさんとばったり。大阪よどがわ近辺にめずらしいコマドリがでたらしい、全国から野鳥マニアが追っかけにきてますよと教えてくれた。親切な人だね、さすが九州人。しかし、そこまで野鳥マニアではないので今日の目標は富士山一歩手前の静岡川根温泉道の駅にナビをセット。

 9時半スタート。羽柴秀吉の最初の城、長浜城近くで給油して北陸道、長浜ICにはいって名神高速にのって一宮PAで昼食。名古屋名物味噌カツドンブリ、750円也を食す。岡崎ICあたりで事故の情報。一旦つぎの豊田ICでおりて、岡崎ICの先のICから高速に戻ることにする。これが大間違い。世界のトヨタの町、豊田市。車の多いこと半端じゃない。これはとても車旅モードではない。また高速に戻る。岡崎ICの先、事故渋滞も解除。あわてて損した感じ。その後、東名、新東名へと車を走らす。10Tトラックがびゅんびゅん飛ばしてくる。並走するとわがメンドリ号は横風をうけてグラグラ。軽キャンピングカーで東名など走るもんじゃないとおおいに悟った次第。

 島田金谷ICで降りて川根温泉に向かう。地方道におりてほっと一息。グリーンの茶畑が眼のいやしになる。空に黒雲がわいてきて雷が聞こえ始める。山道に入ってゆく。これはやばい。急ぐ。30分ほど走ってやっと道の駅川根温泉に着く。その途端に雷鳴ととともに大粒の雨が降り始める。さっと降りて店内に入ろうとしたが店の裏手。豪雨がいつのまにかおおきな雹(ひょう)となって屋根や車の天井をたたきはじめる。天候激変のすごさを体験、あわてて車をでるのではなかったね。30分ほどでやっと収まった。やれやれ。とにもかくにも温泉だとばかり併設の温泉にはいる。

 源泉かけ流しの結構な温泉、露天風呂から大井川鉄橋がみえる。時間があえばSLや列車が走るのをみれるらしい。風呂もよかったが傘のカギ、くつのカギ、貴重品のカギ、脱衣場のカギと全て金は不要、気持ちよかったですね。風呂あがりに生ビールとネギトロ丼。やっと疲れがふっとびました。

 しかし湖北の野鳥にいやされて一転、高速に入った途端、日本産業の大動脈、名神、東名、新東名と10トントラックと激走、並走して生きた心地がしなかった。やはりゆったり旅の軽キャン車旅に東名はふさわしくないことがよくわかった。あすからは下道をゆっくり走ることにしよう。

 車旅原則7:いろいろな場面での的確な判断は必要だが本来時間制約がない車旅では

         あまりじたばたしない方が良い

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