ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

130829 時速500KMのリニア新幹線とシリア内戦、化学兵器。

2013年08月29日 | 辛口ひとりごと

 リニア新幹線が営業車両で実験線路を40キロばかりにして実験再開したニュースが流れていた。あと二十数年後には東京大阪間を1時間で行けるようになるという。4~50年前子供の科学という雑誌で円筒形に磁界をつくって真ん中にブリキの車体を浮かせ、後ろから順に磁力を切ってゆくと車体が前に進むといった実験が紹介されていたものだ。それが近い将来実現されようとしている。すごいことだね。日本の新幹線が開業以来無事故で運営されている技術力、管理力が世界へ新幹線売り込みのセリングポイントになっているようだが私自身は現役時は仕事上平気に気楽に乗っていたが、よくよく考えてみると車を運転するときはセイフティベルトが全員必要だが時速300キロではしる新幹線にはベルトはない。飛行機も離着陸時のみとなっているがそれは巡航状態になれば異常気流に巻き込まれない限り大丈夫とみなされるからであろうが新幹線はほんとに大じょうぶなのか。大丈夫だから今まで無事故だった、あるいは絶対事故が起こらないよう線路上の異物は事前感知され、自動コントロールされていたのかね。改札でボディチェックや荷物検査もないし、おかしな人間の乗車はチェック排除されいたのか?そんな現場は見たことがない。ヘリコプターで時限爆弾を線路上に落とすといったことは不可能なのだろうか。

 シリア内線がエスカレート、政府軍が化学兵器をつかって自国民をふくめた反政府軍の多数の死傷者をだしたことに米英仏がアサド政府軍に鉄槌をくだすミサイル攻撃をするかどうかの瀬戸際に来ている。株価がさがり原油高騰、ガソリン価格上昇が懸念されている。ロシア、中国が攻撃に反対しているが911テロを経験しているアメリカの危機意識感度はレベルがちがっているようだ。シリア政府を支援しているイランが核開発をやめようとしない。化学兵器、核兵器がテロにわたる可能性は絶対封印せねばならないとい背景があるのだろう。日本にもしテロ事件が発生したら、政府、マスコミ、国民世論はどう反応するだろうか。

安全大国であった日本も今やおかしな人間がごく普通に目の前をうろうろしているような怖い国になりつつあるように感じているが思い過ぎだろうか

 

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130827 朝は秋の気配、が終日イライラの一日、修行不足。

2013年08月27日 | アフターセブンティ

昨日の雨のせいか今朝は涼しく秋の気配。朝シャワで気分一新、ちょっと寒さを感じる。外に新聞とりにでて深呼吸。さわやか。が今日は朝から夜までイライラのつのる一日であった。イライラというのは自分の思うようにいかないことへの反動が心身にあらわれることをいうのだろう。月1日の般若心経写経や最近は浄土真宗の正信げなど勉強しているがなかなか心静かにとはいかない。

 こぶしの樹かリキュウバイかよくわかないのだが(これも問題)葉が茶色く枯れてしかも落ちてこない。樹そのものがだめなのか?水のやり方がだめだったからよと女房。同じように水やりしてなぜこの樹だけか、そこまで言うならお前がみずやりしろ・・・

 スポーツデポの太宰インター店にいくべくポータブルナビにチラシの電話番号入れる。みあたりませんとでてくる。ナビなしででかける。3号線バイパス横にあった

 12時帰宅。昨日、エコキュートの打撃音点検と台所の蛇口交換に12時から14時の間に業者が来るようになっている。昨日念のため確認済み。14時前、TVで衛星ロケット打ち上げ中止のニュース。カウントダウン13秒前にコンピューターが姿勢不良を検知、自動的に発射中止となったとのこと。全国の関心ある子供たちや関係者がカウントダウンする。4,3,2,1、ゼロ・・・。発射せず。一瞬静寂、がっかりの溜息。

 NTT西日本のセールスガールの熱心な勧めがあって光ファイバーを最新の隼というのに交換させてほしい。無料だし検索スピードもあがるという。サービス担当から確認の電話あり日程調整。パソコン2台常時使われるならルーターがいります。そんなこと聞いていない。再設定やルーターやら今何も不自由していないからもう交換は結構ですと断る

 15時過ぎても業者来ず。パソコンで株価チェック。持ち株全株下げ。これはあまりイラつかない。どうしようもないから諦めの境地。16時、業者のT氏に携帯いれる。応答なし。16時半、だいぶイラついてくる。女房の声、今日はこないの?。17時TELあり、工場に入り込んで作業、電話でできませんでした。とにかく今日中にしてくださいとぐっと怒りを抑えて対応。蛇口の交換も要望してから1か月以上になる。

 作業は19時半ごろ終了。なんか逆流防止弁とかが錆がすこしでており、そのせいでレバーを一挙にあげた時に打撃音がでるとのこと。洗浄して錆を落としておきましたとのこと。浄水器つき蛇腹蛇口の交換も含めて5万円あまりの請求。まあとりあえずは給湯システムがらみは一件落着。お疲れさんと申し上げ帰ってもらう。

 いつもと3時間ばかり遅い夕食。なにもしゃべらず黙々と食べる。今10時、シャワーもあびてさっぱりしてブログを書いている。朝の涼しさに反して日中はひどく暑かった。気分も乱れたがやっと落ち着いた。しかしまだまだだね、心身一如、臍下丹田、ものごとに一喜一憂しない。

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130825 プリウス車検前点検。大前研一、東電社長対談ユウチュウブで見る!

2013年08月25日 | 辛口ひとりごと

 燃費特性でプリウスを購入して11月で丸3年。燃費は18~20キロ。車検前の定期点検にでかけ車検費用の見積もりをもらう。年間4~5千キロしか乗ってないので新車も同然。法定費用や必要交換部品、半年点検パック、H27の車検費用こみ、メーカー保証2年延長を含めて117000円の見積もり。車検2回ぶんでまあこんなものなのかね。10月15日で予約。あと7年、5万キロ、75歳くらいまでは乗るだろうね。

帰宅してパソコンメールチェックをする。大前研一氏と東京電力廣瀬社長の1時間対談、福島原発事故の本質はなにかをYOU TUBEでみた。放射能汚染水が300Tも海に流れ出たというニュース、東電の対策能力の限界を感じさせる。そんな中で安倍トップセールスで原発を売り込もうとしたり再稼働をやるような雲ゆきになっているのは実に危うい。元日立の原子力設計技師で世界的コンサルタントであった大前氏が個人的に原因追究チームをつくって事故の本質的問題と改善勧告を東電と政府に行ったものをベースにした対談。ロジカルシンキングの大家の大前氏の話を聞いていると事故当時の東電、政府、マスコミの対応など支離滅裂であったことが明快に展開されている。太平洋戦争当時の大本営発の情報とマスコミの対応と全く同じことが戦後60数年にして再発したようなものである。こわいことだ。一度ぜひ読者のみなさん、ユーチュウブをご覧いただきたい。

複眼でしっかりと事の本質を押さえないと、とりかえしのつかないミスジャッジをしてしまう。

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130824 待望の雨、慈雨か災害か? 処暑、秋の気配。水道水、飲めて当たり前?

2013年08月24日 | 旧暦のある暮らし

日照りか豪雨か、干天の慈雨か災害か、昨晩は雷がピカピカ、その割には音が聞こえなかったが遠方だったのか。今日は一日降ったりやんだり。島根の方では大雨どか降り大被害で大変、我が家周辺はありがたきかなで自然被害は少ない。庭の木々や花々もここ数日、1時間ばかりの水やりをかかすとてき面にぐんなりきていたがこの雨で生き返ったようだ。24節季では処暑(しょしょ)に入り朝の風や夜の虫の声に秋の気配がただよいはじめるとある。

この欠かすことのできない生物界の水。世界の11%、7.8億人が安全な水にアクセスできない。WHO世界保健機構基準で水道水の水が飲めるのはわが日本と英、米、仏、伊、スイス、スペイン、スエーデン、シンガポール、デンマーク、ベルギーの11か国。日本の水の安全性は世界1らしい。水や湯がいつでも使えるありがたさ、日本の素晴らしさ、普段、国民はあまり意識しない。

(玄関ドア内側にかけてあるお知らせ鈴・・FZ200、ドアガラス部分が海のようにみえる)

世界に冠たる日本のウオッシュレットも水がでなければお手上げ。トイレ、飲み水だけで1人1日11Lは備蓄しておく必要があるとのこと。いつも見ている水の保存期間(飲める期間)は約2年と考えて置けばよいらしい。夫婦二人で10日分備蓄するとして220リッター。2リットルペットボトル110本。備蓄スペース、重量は大変だね。

生活基盤インフラの充実、夜中に女性が一人歩きできる安全性(最近はちょっと?だが)、交通機関の正確性、やさしい国民性、工業、サービス技術レベルの高さなどなど、2020年、56年ぶりの東京オリンピック誘致が期待される。景気、気分、気の高揚要素には違いない。がんばって誘致してもらいたいものだ。

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130823 孫たちをつれて鉄撮り、博多駅へ。灼熱のコンコースで熱写!

2013年08月23日 | マイ家族

家内が孫に新幹線を見に博多駅につれてゆく約束をしたものだから、こちらにもお鉢がまわってきて、月例の料理教室を欠席して出かけることになった。今日も福岡は36度の猛暑予想。JR二日市駅横の駐車場に車をおいて、快速で博多へ。孫息子は乗り物に興味津々で絵本で新幹線や特急、特殊車両、飛行機などよく覚え知っているが現物を見ていないものも多い。昼前、博多駅着、入場券を買って構内コンコースへ、暑い!当初おなかがすいたなどと言っていたが新幹線を目の前にすると夢中でみていた。あと3か月で満三歳になるが好奇心旺盛でなんでも覚えてしまう。脳細胞がフル活動しているのだろうね。6歳の孫娘もコンコースをいったりきたり。

博多シティ内のレストランで昼食。数か所に電車を見ることができる場所やコンコース奥に幼児の遊び場所などが設置されている。ブラブラしながらコーヒ、ソフトクリーム休憩などいれて時間をつぶす。子供たちが遊技場で休んでいる間、アマチュアカメラマンとしてはじっとしているわけにいかず被写体さがし。5番ホームにいくと丁度緑色の車体の湯布院の森号が入ってきた。チャンス到来、車体に映る影がゆらぎ、熱気でカゲロウのような雰囲気になっている。ガイド嬢の後ろ姿などいれてバチバチ熱写。

隣のホームに入ってきた特急から乗務員が降りてくる。うだる暑さに辟易の感じがシルエットからうかがい知れる。

二日市行の赤い電車がはいってくる。携帯がなり、その電車に乗るわよと女房の声、急いでシャッターを切り、孫をつれての博多駅鉄撮りは終了。

それなりに熱中すると暑さも忘れるものではあるがここ数日の日本列島は度を越しているね。うかうかすると熱中症になりかねない状況だったが子供たちは元気なものだ。まあとりあえずは女房の孫たちへの約束をはたしてやれやれではある。しかし今晩二人の孫たちはわが家に泊まる予定だから・・明日の昼までは大変!!

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130822 ヤンキース、イチロー選手4000本安打達成、驚愕!!

2013年08月22日 | アフターセブンティ

(倒立アキアカネ、ルミックスFZ200、F2.8、1000分の1、ISO100)

 8時、BS3チャンネル、ヤンキース対ブルージェイズ戦を見る。世紀の4000本安打は1回裏の第一打席で早くもやってきた。相手投手はサイヤング賞のナックル名手。一番打者三振のあと、三球目を見事に三遊間に打ち返した。文句のつけようのないクリーンヒット。いつもの哲学的表情のイチロー選手にヤンキースの選手がダッグアウトからとびだし祝福、観衆の大歓声、スタンディングオベイション。日本プロ野球界も今年3人の2000本安打選手がでて大騒ぎしていたが、その倍の4000本安打、驚愕の記録だ。4000本の安打の前には8000本の失敗の山が築かれている。その失敗の山に耐えながらたまのヒットを積み重ね、1000本単位の節目に観客から拍手をいただく。そのたまの拍手を楽しみにして黙々と自己管理、自己鍛錬を積み重ねるしかない。まわりが40代(今39、今年40歳になる)に対する偏見をもたなければ5000本安打も不可能ではないと会見でのイチロー選手。日本人ナンバーワン人気アスリートを続けるだけのすごい選手だね

高校野球は初出場の前橋育英(群馬)が延岡学園(宮崎)を4-3で破って初優勝。野球はプロ、アマを問わずここ一番のバントの巧拙が勝敗を左右する。球種の読みとバットコントロール力が問われる。読みと対応力、これがイチロー選手のすごさだろうね。ピートローズの4256本をぜひ破ってもらいたいものだ

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130820 訪問セールスにしてやられたかな?久しぶりのイングリッシュガーデン!

2013年08月20日 | 辛口ひとりごと

 新築物件も15年もたてばあらゆるところに不具合がでてきたり、家電製品なども買い替え時期をむかえる。企業経営並みに家庭経営においても耐用年数を設定して減価償却費を毎年計上しておかないと一度に出費が重なる事態とあいなる。そんなことでいろんな業者、営業マンと接する機会もふえるが納得いく対応をしてくれる人は少ない。ついコンサル時代の癖でひとことふたこと小言めいたことを言ってしまう。

 先般設置したエコキュートシステム。支払はと聞くと、設置、稼働検査後全額払っていただきますという。2~3日つかってうまく稼働してから払うと言うと、いいえ、設置検査後が基本となっていますという。4~5年の付き合いだからまあ仕方ないかと払ったが案の定、栓をいっぱいに開くと打撃音がする。結局2週間ばかり問題未解決。

 玄関ホーンがなり電話にでてみると、明日近くで工事するのであいさつに来たという。T工務店工事課長〇〇の名刺。玄関にでて内容をきくと、近くの人が水道配管が詰まって台所やトイレが排水不能になっているという。15年もたつと排水管に汚泥が蓄積、定期的にチェック清掃したほうがいいですよ。どこをどうすりゃいいのと聞かなきゃよかったが家の裏側にまわり6~7か所の排水栓をあけて、大分、たまってますねという。超高圧洗浄機もってきていますから今から洗浄しましょうか。排水詰まりというのは人間で言うなら小便排便不能状況に陥るわけだからね。大した金額でなかったのでまあいいかこの際、というわけで約1時間、高圧洗浄してくれた。こんなに詰まってましたよと現物見たわけではないが蚊に刺され汗水たらたらでがんばってくれたからまあいいかで終了。社名も名刺も領収書もはっきりしてはいたがね。明日ほんとに近くで工事するのかね?うまいセールストークにしてやられた。人間不信になったらいけないので久しぶりに第一経済大学そばのイングリッシュガーデンにトンボを撮りに行った。誰もいない。この暑さじゃ当たり前だね

いたのはサギやダチョウ、みずすまし、トンボとハスの花。まあ彼らは私をだましたりしないからいいか。めざすアキアカネはどこにいるのかな。帰り際、ちゃんと私を待っていてくれました。ありがとう。

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130819 呼吸法再認識、生命活動の源、肺を意識してナガーく吐く!

2013年08月19日 | 辛口ひとりごと

(宝満川のダイサギ、小魚を狙っている。FZ200、F2.8.ISO100、シャッター優先1000分の1)

「林住期」で五木さんは正しい呼吸法の実践を提唱している。おギャーと赤ちゃんは息を吐き出して生まれてくる。息を引き取られましたと医者にいわれて人間はこの世からおさらばする。呼吸はみな意識せず当たり前に過ごしている。修行している僧侶の呼吸は1分間に3回。5秒吸って15秒吐く、これを1分間に3回。現代人は呼吸が浅く肺機能の半分もつかっていないといわれる。人間ドックで鼻をつまんで口からおもいきり吐き出すテストがあり、私も吐き出す能力が落ちていますと何回か言われたことがある。ながーく吐いてふっと吸う、これが呼吸の基本。

 座禅の基本に調身(ちょうしん)調息(ちょうそく)調心(ちょうしん)というのがある。まず体をととのえ、息をととのえる、そうすると心が静まってくる。肚の座った人、胆力のある人、ものごとに動じない人がリーダーたる人の条件だった。気をいわゆるへそ下三寸、臍下丹田におさめるのである。現代人はこの気が胸から頭に上ってしまっている。息があがっていらいらしている。肺に意識を集中して、おおきく息を吐き出す。朝おきて庭でおおきく深呼吸、これがこころ穏やかに健康に生きる基本中の基本だ。もやもやを吐き出す、こだわり、イライラのもとを吐き出す。異常拡大した中国は今、大修正を迫られているはずだ。生きる基本の呼吸が深呼吸ができない大空気汚染環境を作ってしまった。国内のみならず地球上に害毒をまきちらしてる。日本もかつてはそうだったね

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130817 嬉野温泉(2)、五木寛之の「林住期」再読!

2013年08月17日 | アフターセブンティ

嬉野温泉、轟の滝ってこのことかいな?朝の散歩で通り過ぎていました。朝日をあびた嬉野川の川面が美しい。

途中、遭遇したゴイサギの幼鳥、ホシゴイとも呼ばれているらしい。

 今回、温泉ツリップに参加した大人の男は3人、私が68歳、息子が40歳、長女(38歳)の旦那が36歳。作家、五木寛之さんの本はよく読む。西日本新聞連載の親鸞も目下愛読中。NHK深夜便の歌の旅人もおもしろい。古代インドでは四住期(しじゅうき)という考え方があり人生を四つに区分、最初の25年は学生期(がくしょうき)。青春時代でありこれからの人生の基礎を学び、心身を練磨する時期。次の50歳までを家住期(かじゅうき)といい結婚して家を買い子を育て、子供を一人前にする。税金を払い、企業、社会に貢献する働き盛り(朱夏)の時期。二人の男たちは家住期にあり、かたや妻子があり、息子は独身。息子は妻子の問題がないから楽といえば楽。長女の夫と風呂につかりながら長話。たまの休みもゆっくりさせてもらえませんと嘆いていた。私の現役時代はほぼ家族はほったらかしだったね。その分、女房には苦労をかけたに違いない。

 3つ目の区分が林住期(白秋)といい51歳から75歳までの25年。男も女も一人で生まれ一人で死んでゆくがこの林住期こそが人生のクライマックスで自己をみつめ自己を充実させるべく生きるべしと五木寛之氏はこの本で提言している。50歳まではその準備期間というわけだ。まあ定年離婚になればおのずとこの林住期となる。男にとっては青天の霹靂で人生ご臨終かもしれないね。そして最後の25年が遊行期(ゆぎょうき)玄冬だね。完全リタイアして丸3年、われわれ夫婦はつかず離れず、それぞれ好きにやりなはれというスタンスでやっている。努力しても価値観の相違は歴然だしどうしようもない。釈迦のように地位も家族も豊かさもすべてをすてて出家するのか・・・まあ一人になって自分をみつめる時間をもってもいいかもしれないね。「林住期」を再読してあらためて感じた次第。キャンピングカーを検討しているのもそんな潜在欲求の表れかもしれない。息子が夕方、岡山に向け出発、また戦闘開始ダネ、頑張ってくだされ!!

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130816 恒例となった孫招待温泉ツアー、嬉野へ。息子がセットしてくれた!

2013年08月16日 | マイ家族

恒例となった孫一家招待温泉ドライブ。今年は孝行息子のセットで20年ぶりの嬉野へ。孫一家は先行して現地周辺観光。年寄り組はなにせこの暑さゆえ旅館直行。16時入館。大村屋は創業天保元年(1830年)の老舗。江戸時代、長崎大村藩の脇本陣だったとのこと。玄関には無心という掛け軸がでんとしつらえてあり伝統を感じさせる。

部屋にはそれぞれに合わせた生け花や掛け軸、ハンドメイドのステンドガラスの常夜灯など文豪の定宿をコンセプトにしたようなしつらえ。

畳とフローリングのバランスもよく、休憩ロビーにはジャズの心地よい響きに古い写真や書籍がマッチ、冷たい紅茶がフリードリンクで置いてある。メニュには利き酒セット1500円也というのがあった。酒どころ、茶どころ嬉野の食が味わえる。文庫コーナーには明治の文豪たちの古書がならんでいる。富安風声の添削中心俳句の作り方という黄ばんだ表紙の本を手に取る。昭和10年の発行、中身が濃さそうな俳句入門書だった。

例によってまずは温泉。文字通り広い広い大浴場をわれわれ2~3人が独り占め。外は嬉野川の渓流、大木のこずえにアオサギがとまっているのがみえる。6時半から夕食。しゃぶしゃぶにおつくり、素材を生かした料理、板さんおすすめの地酒ほか満喫満腹。酒器がなかなか良かった。作陶チャレンジしてみよう。

なんか生ビールと地酒1合ですっかり酔いがまわってしまう。だいぶ弱くなったのか暑さで疲れ気味なのかわからないが8時過ぎお開き、部屋で休憩。孫たちは予約しておいた貸し切り家族風呂へ。利用時間がまだあるというので私も行ってみる。大浴場と違いこじんまりとした総ヒノキの家族風呂。実に気持ちがよかった。ありがたきかな、幸せかなである。エアコンの効いた部屋で11時前就寝。久しぶりに掛布団をかぶって眠りにつく。翌朝6時前に目覚め、女将推奨の轟の滝までの川沿い遊歩道片道散歩コースに下駄をひっかけカメラをぶらさげて出かける。川べりにはハグロイトトンボがあちこち飛んでおり、カモも数羽群れている。

途中、ごいさぎの幼鳥などに遭遇したが約30分歩いても滝にたどりつかず引き返す。汗ばんだ体を大浴場でさっぱりと流し朝食。温泉豆腐に舌鼓をうち久しぶりにおいしい味噌汁もいただいて結構な朝食。10時チェックアウト。外はあいかわらず暑い。美人の女将や気持ちの良いスタッフにおくられて武雄の科学博物館にむかう。武雄にこんなところがあったとはまったく知らなかったが駐車場は車でいっぱい。

館内は涼しく、世界のめずらしい生物、魚、昆虫、レンズ磨きの実習室やマイナス20度体験コーナー、子供ずれには一日中遊べる対象がいっぱい。

12時半から40数年ぶりにプラネタリウムをみる。なかなかのもので孫たちも興味津々。結構でした。

14時、孫一家とわかれて我々は武雄物産館で昼食。お母さんの手料理という500円ランチ、結構でした。土産をかって帰路につく。長崎道から大分道、小郡インターでおりて帰宅15時半。家の中は猛暑でした。

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