ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

220215 連鎖反応読書のすすめ!図書館、青空文庫アプリの活用。今、原田マハの「リーチ先生」、熱読中!!

2022年02月15日 | 本、映画

 私の書斎の本棚には「蝉時雨」「三屋清左衛門残日録」などの藤沢周平、「剣客商売」「鬼平犯科帳」などの池波正太郎、「居眠り磐音江戸双紙」など佐伯泰英の時代小説の文庫本、同じく内田康夫の浅見光彦シリーズのミステリー小説の文庫本などがずらっと並んでいる。ブックオフにもっていけばそれなりの値で買ってくれるシリーズ文庫本。私が62歳で定年退職して大阪本社から福岡に帰り、その後、博多から新大阪まで嘱託として週三日新幹線通勤していたころに新大阪の書店で買い求めた本。さすがに一流作家の本は読者をひきこむ筆力があり、夢中にさせる。65歳で完全リタイアしてからも佐伯泰英の本は継続して読んでいる。

 現役時代はビジネス書や仕事関係が多かったが若い頃は徳川家康や太閤記、三国志、坂の上の雲なども呼んだ。最近、中国版の三国志などをテレビで見るにつけて人脈など確認しようと、数年前アイフォン6sに変えた時にスマホアドバイザーから教えてもらった無料読書アプリ「青空文庫」をあけてみるとなんと吉川英治の三国志が入っている。作家別で検索するとあ行だけで200人ほどの作家の著作権がきれた著作が入っている。細切れの時間で読みつないでも文章がうまいのでいつのまにやら読破してしまう。

 先日、NHKあさイチで原田マハなる女流作家がゲスト出演していて存在を初めて知った。約1時間、引き付けられてしまった。

原田マハさんは1962年東京生まれの60歳、父親が百科事典や美術書の営業マン、家にはそれらがあふれ幼少時から美術に興味をもったとか。父親が破天荒で映画好き、父親につれられ美術館や映画館によく通ったらしい。岡山在住時大原美術館につれていかれアンリルソーの「夢」に感動、のちの「楽園のカンバス」と言うミステリーにつながったとか。

 映画ではフーテンの寅さんの1作目に感動、のちの「シネマの神様」という山田洋二監督作品の原作になったとか。ことほどさように父親が娘に与えた影響は甚大であったようだ。私は仕事にかまけていたがどれほど子供たちに影響力があったか反省させられた。

 彼女は関西学院大学文学部、OL?をへて30歳で早稲田大学第二文学部で美術史再勉強、美術館建設、アートコンサルタント、美術評論、鑑定など活躍、1年ホッキで40歳で作家デビュー。この行動力には恐れ入る。2005年「カフーを待ちわびて」で日本ラブストーリー大賞、12年には「楽園のカンバス」で第二十五回山本周五郎賞、55歳の時、17年に「リーチ先生」で新田次郎文学賞受賞など受賞、女流作家として確固たる地位を確保したようだ。長野、パリ、東京を拠点に活躍中。まこともってえらい女性だね。30歳で大学再入学や40歳で作家デビューや思い立ったら実行のチャレンジャー人生。とても私にはできない芸当。

 と言うことで筑紫野図書館でチェック、2冊しかなったので借りてきた。

「おいしい水」・・・19歳の女子大生のラブストーリー。神戸が舞台だったので借りてみた。関学はどこにあったっけ。西宮。なつかしのあずき色の特急電車がでてくる。元町のしゃれた輸入雑貨の店でアルバイト。ロベルトドアノー。1冊1万円する写真集。近くの喫茶店ビビアンにミステリアスな男べべがいる。この男とのラブストーリー。実はホモのやくざの男に囲われ、ホモの写真を撮っている。おいしい水とは涙のこと。状況でおいしくもしょっぱくもなる。80ページぐらいの写真付き小冊子。それでも1500えん。ひきこまれるストーリー展開ではありますね。ドアノーってどんな写真家か知らないが著者の美術史専門であることがうかがわれる。

もう1冊は「ギフト」2009 イーストプレス社。400字詰め3~4まいの短編随筆が20編、40ページほどの「流れ星」という短編小説。はぎれのよい文章展開で著者の才がうかがえる。普通なら手に取ることのない小説。連鎖反応的読書法というかこんな読書の楽しみ方があることを知った次第。

図書館に返却に行ったら、新田次郎文学賞をとった「リーチ先生」があった。この本もなかなか面白い。現在熱読中!!

一緒に借りてきたクラッシックのCDを聴きながら読んでいる。皆さんもいかがでしょうか・・・

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160211 小津安二郎ー原節子シリーズ第二弾、「麦秋」観る!

2016年02月11日 | 本、映画

昭和を代表する日本が誇る名監督、巨匠と言われているらしい小津安二郎という映画監督、生涯独身でこの作品あたりから原節子と結婚するのではないかと噂されたらしいが1963年60歳で死去。映像は小津タッチというのがあるとのこと。繰り返しのセリフが多かったりカメラの位置がローアングルで固定して撮影、カメラ位置の移動やズーミングがない。

「麦秋」というのは夏の季語。麦が実って黄熟してゆく頃をいうが収穫を迎えた麦そのものをいうのではなくその頃の季節感をあらわした季語。原節子の紀子シリーズ第二弾。昭和26年、私が6歳の頃の封切作品。前回観た「晩春」でも27歳の嫁入り前の娘、紀子役で主演している。

 小津作品はどれも同じようなものばかりという説があるらしいが確かに今回も適齢期をすぎつつある娘の嫁入り話、前作よりも家族構成や人間関係がややいりくんでいるちがいがある。

あらすじをパソコンから引用する。

 北鎌倉に暮らす間宮家は、初老にさしかかった植物学者の周吉とその妻・志げ、長男で都内の病院に勤める医師の康一、康一の妻・史子、康一と史子の幼い息子たち2人、それに長女で会社員の紀子という大家族である。まだ独身の紀子は、親友のアヤから同級生が結婚することになったという話を聞き、紀子の上司・佐竹からも“売れ残り”だと冷やかされる。

春のある日、周吉の兄・茂吉が奈良から上京してきた。茂吉は28歳になっても嫁に行かない紀子を心配する一方、周吉にも引退して奈良へ来いと勧めて帰っていく。同じ頃、佐竹も紀子に縁談を持ち込んできた。商社の常務で四国の旧家の次男となかなか良い相手のようで、紀子もまんざらでもない風である。

縁談は着々と進んでいる様子で、康一の同僚の医師・矢部の耳にもこの話が入ってきた。矢部は戦争で亡くなった間宮家の次男・省二とは高校からの友人だが、妻が一昨年に幼い娘を残して亡くなっており、母親・たみが再婚話を探しているのである。

間宮家では、紀子の縁談の相手が数えで42歳であることがわかり、志げや史子は不満を口にするが、康一は「紀子の年齢では贅沢は言えない」とたしなめる。

やがて、矢部が秋田の病院へ転任することになった。出発の前の夜、矢部家に挨拶に訪れた紀子は、たみから「あなたのような人を息子の嫁に欲しかった」と言われる。それを聞いた紀子は「あたしでよかったら…」と言い、矢部の妻になることを承諾するのだった。間宮家では皆が驚き、佐竹からの縁談のほうがずっといい話ではないかと紀子を問いつめるが、紀子はもう決めたことだと言って譲らず、皆も最後には了解する。

紀子の結婚を機に、周吉夫婦も茂吉の勧めに従って奈良に隠居することにし、間宮家はバラバラになることとなった。初夏、奈良の家では、周吉と志げが豊かに実った麦畑を眺めながら、これまでの人生に想いを巡らせていた。

という筋書き。この作品では戦争で亡くなったとされる次男の省二への思いが長女紀子の心の底にあり結婚相手を矢部にしたのも矢部が省二の友人であったこと伏線としてながれているようだ。

 小津監督がこの作品で何を言いたかったのか。幸せというのは今の足元にあるものであれやこれや求めてゆくものではないということか

 次回は紀子シリーズ、いよいよ3弾目、英国映画協会から世界1と評された「東京物語」を見ることにしよう。

 

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151126 五木寛之「人間の覚悟」読了。戦後70年、今や下山の時代、生きているだけで価値がある!!

2015年11月26日 | 本、映画

五木寛之さん、1932年、昭和7年生まれの83歳、相性のあう作家の一人。コンサル時代の習性で如何に経営するか、如何に仕事をするか、如何に生きるか、目的はなにかと考えがちな性格。その結果、人間の生き様に関する本が多い五木氏の著作に接することがおおかった。

 古希を迎え80歳まで残り10年如何に生きるべきかと悪い癖でつい考えてしまう自分に対し、この本は如何に生きるか問うな!戦後50年は躁の時代、ひたすら食うべく頑張ってきた、その後20年、いまや鬱の時代、山を登ったら必ずくだらなければならない、今や下山の時代、日本全体が人口減少を背景に下山の時代に入っている。しゃかりきになって1億総活躍社会など馬鹿なことを言う必要なし。国や家族や友人や他への期待はあっさり捨てて、そういう覚悟をして、見返りを期待せず、毎日生きていることに感謝しながら、ささいなことで良いから人様のためになるように生きれば万々歳だ。

 所詮、人間は一人でおギャーと泣いて生まれ、生老病死の旅にでる。その間、笑ったり、泣いたり、恨んだり、喜んだり、苦しんだり、叫んだりしてリタイヤするまで生きる。そのとき1億円以上の金融資産をもっている人間は200万人、全体の2%弱。しかし彼らももろもろの不満悩み心配事をかかえ、そして一人で死んでゆく。貯金ゼロの老人も一人で死んでゆく。死んでしまえば金持ちも貧乏人も皆同じ。どんな豪勢な葬式をしても皆同じ。

一日の終わり、足指を洗いながら今日も良く生きることができた、ありがたい。よく朝、目覚める。よく目が覚めることができた。ありがたいことだ。感謝の気持ちを忘れず、笑顔を人様に施す、「和顔施」(わげんせ)。「眼施」相手の目をみて言葉をうけとめる。「言施」ごんせ・・言葉をつくして慰める。ただ生きているだけですごいことだという認識。70年間、寝ているときも起きているときも心臓は動き続けてくれている。

 笑顔でいるためには養生がいる。腰痛1か月、9割がたもとにもどったが整形外科にいき、ウオーターべっドマッサージ。スタッフの女性たちがにこやかに対応してくれる。彼女たちもなんらかの悩みはかかえているに違いない。そんななか年寄り相手に笑顔をふりまいてくれている。「ありがとう」!!

 

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150530 APS-C最強機ペンタックスK-3を携え朝散。藤沢周平、用心棒日月抄4部作再読!

2015年05月30日 | 本、映画

ペンタックスK-3をたずさえモーニングウオーキング。デジカメエントリー機のペンタックスIST-DSは娘婿に譲渡、5年間愛用してきたKー20Dは下取りにだしてAPS-C最強機のうたい文句のK-3を入手、初撮りをかねて朝散歩にでかける。いつもの宝満川コース、目新しい被写体との遭遇はなかったがシャッターを押してきた。なかなかの感触ではあった。

レンズはペンタックスのDA55-300ミリ。普及型のレンズ。常用はタムロンの18-200ミリだから久しぶりの装着。

 

ボケ味はまあまあ。いつもの風景もこころなしか違う感じ

20M先からアオサギが飛び出したのを後追い

朝の雰囲気がでている。空気感というやつ。かえり佐賀の県鳥になっているカササギと遭遇。電柱のうえに営巣している模様。

70代はずっとこのカメラとおつきあいさせてもらう予定。フルサイズ機がでてもふりむかない。8時前帰宅。4000歩くらい歩いたかな。いつもより早い妻がコーヒを入れてくれていた。

 この5月は久しぶりに藤沢周平の時代小説を再読。藤沢周平は昭和46年、オール読物で新人賞、昭和48年、「暗殺の年輪」で直木賞、爾来、権力や社会の非情さの中でわずかな真実を求めようとする人々への共感をえがき続けた。おのずと暗い作品がおおかったがこの用心棒シリーズあたりから趣が変わりはじめたとされる。

 用心棒日月抄S53年、孤剣は55年、刺客は62年、4部作の最後の凶刃はH3年の刊行。主人公、青江又三郎は故あっていいなずけの父親を切ってしまい北国の小藩を脱藩して江戸にのぼり、国許からの刺客に追われながらの用心棒稼業をつづける26歳の若き剣客、4部作目の凶刃では又三郎は40歳半ばになっている。藩の権力争い、藩の影の組織の女統領佐知とのからみ、それに幕府隠密が三つ巴に絡んでゆく。この主人公は藩の組織人としての顔と用心棒稼業という自由人の顔の両面をもち、市井の人々のたくましい生き様、真の男女のありよう、迫力の決闘シーンなど読者をぐいぐい引き込む筆致で読者を飽きさせない。藤沢周平作品はリタイヤラーの精神を鼓舞してくれる。

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150410 日経平均株価、一時15年ぶりの2万円超、アベクロ官制高値、持ち株無関係!!

2015年04月10日 | 本、映画

 今日は嫁いだ娘の誕生日、孫たちは入学、入園式でふたりとも休み、一緒に週間定例買い物。ディスカウントスーパーで女性陣が買い物をしている間、隣接している絵本専門店で時間つぶし。しかし絵本ってたくさんあるものだ、それにいろいろ工夫され、進化している。たいしたものだ。買い物の後、みんなで焼肉専門店で食事。家では妻が煙やにおいをいやがるので焼肉はやったことなし。昼時とて待ち時間30分。でもメニューも豊富でひさしぶりの焼肉、結構でした。

 家に皆をおろして、ちょっと遅れたがボーリングにでかける。今月ははじめて。女性陣は2ゲームを終えていた。小休止の後参戦。3Gアベレージで158の成績。5時前帰宅、夕刊をみると15年ぶりに、東証2万円回復と大見出し。早速、パソコンでチェック。終値は30円安の19907円だったが高値は20006円となっている。東証1部上場銘柄のうち225社が指定されているが、ユニクロなどのねがさ株の上昇が寄与して2万円を超えた模様。わが持ち株には影響ほとんどなく相変わらず25万ばかりの含み損をかかえている。

(ワイングラスを上から撮影)

アベクロ官制高株価だが消費者物価2%あげになかなかいかない中、日銀黒田総裁がさらに金融緩和姿勢を打ち出すのかどうか、それへの期待感と円安120円超がつづいていることで外人買いや年金積立資金GPIFが株価をあげているとされる。この大企業業績がひろく中小企業にも、地方にも波及してゆかないと私の含み損は消えそうにない。日米の政策動向、日本国債への信認如何によっては大暴落になることを常に予期しながら対応しておく必要があるね。しかし2万円をこえたことで外人投資家などの利益確定売りでまた調整局面にはいるのではないか

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150312 Y眼科で眼底検査、特段の異常なしだったが・・。水ぬるむ季節を感じる!

2015年03月12日 | 本、映画

 昨日は東日本大震災からまる4年、まだ20万人ちかい人たちが避難しており8万人ほどが仮設住宅くらしが続いている。復興いまだ半ばである。20数兆の巨費を投入しながらなにかミスマッチを感じざるをえないね。安倍総理のみがつち音高く復興はすすんでいると声高にいってるが原発が大問題だ。小泉元総理の言うように日本は原発をゼロにすると安倍総理が宣言しさえすれば日本の技術開発力、集中力が一挙に爆発するはず。こういう時こそリーダーの無私の姿勢が問われる。

 24節季では啓蟄の次候、「桃はじめて笑う」、桃のつぼみがほころび花が咲き始める頃とある。この2~3日、低気圧の到来で北の国は大雪、阿蘇なども夜中はマイナス2~3度。ということで阿蘇から出水、鶴の北帰行、指宿砂風呂などの計画は先延ばし。だめだね、零下の環境での車旅は躊躇してしまう。それで最近とみに眼の調子が悪いというか視力が落ちている感じなので近くのY眼科に1年ぶりの検診にでかける。

(庭のヒヨはだいぶ慣れたようですぐには逃げなくなった)

 

 10時半、眼科につき、藤沢周平の「用心棒日月抄」をみながら待つ。文庫本から眼を周囲にむけるとボーっとしている、視界不良だ。12時前、視力チェック、眼鏡チェック。眼圧をチェックしてからの先生の診察。閃輝暗点のことも聞く。診察結果は問題はなかったようだが右眼の視力が落ちているので眼底を見ておきましょうということで瞳孔をひらく目薬。20数分待って看護婦が眼底カメラ、眼底三次元画像解析、角膜曲率半径計測など実施。再び先生の診察。結果は特段の異常なし、加齢黄はん変性もなし。次は1年後で良いとのこと。結局西暦2000年の網膜剥離の結果としての左右視力アンバランスが眼の不快症状の原因のようだが解決策はなさそう。こんなものとおもって付き合うしかなさそう。初診料2860円。右眼がまぶしい。すぐ帰宅、昼食。

13時半、妻にさそわれウオーキング、きれいな梅を発見したという。

水の流れがすきとおって美しい。水ぬるむといった感じで暖かい。落ちた梅の花びらがくるくるまわりながら流れている

水の紋様もきれい

キラキラ流れがかがやいてきれい

農家のおばさんは畑仕事、まさに農事はじめだね

蕗の薹の花を妻がめざとく見つける。春が確実にやってきているようだ。今年の桜開花は3月21日ごろ、熊本、鹿児島は24日ごろでていた。母親の3回忌を大阪で終えてから、中南九州の車旅にでかけることにしようか

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140703 北口本宮富士浅間神社、山開き。安倍政権なんだか危うい!

2014年07月03日 | 本、映画

7月に入り富士山山開きのニュース。登頂してもトイレがあるとかないとか。世界遺産に指定されると観光客が増え自然保護が大変。美保の松原もバスの過重で根腐れがおこって松が枯れ始めているとか。山開き奉納は吉田口がそばにある北口本宮富士浅間神社で行われる。

戦国時代には武田信玄が戦勝祈願に訪れたとか。

勇壮な巨木が当時をしのばせる。

 集団的自衛権が自公協議で閣議決定された。なんのことか?。たとえばアメリカの日本海にいる艦船が北朝鮮のミサイルに攻撃された。そばにいた自衛隊の艦船が米兵の救助もできないのか、さらなる北鮮の攻撃に対し日本の海上自衛隊は反撃できないのか。これが今回の閣議決定、すなわち法案を通すことが与党内部で合意されたということ。国会で法案をとおすか野党と論戦があっても結局法整備が行われ自衛隊はあくまで自国防衛とはいえ武器を使うことが許容されるようになったということ。

 首相は記者会見でこのことが戦争の抑止力になるという。真珠湾攻撃など過去の歴史にあるように戦争というのは紙一重で勃発するし所詮は狂気の世界。米艦隊を救助したということは北朝鮮は日本も敵とみなし攻撃してくる。そして戦争となる。危ういことだ。自民党のハト派議員はいないのか、議員のもっぱらの関心は選挙のことばかり。地元に帰って握手してまわることが政治家としての仕事になってるとか。本部の公認がとれないと勝てない、だから言いなりだとか。殺すか殺されるか、戦争は狂気の世界、従軍慰安婦問題も南京なんとかも所詮は理不尽がまかり通る世界でのはなし。

 47歳の兵庫県県会議員が記者会見で子供のように泣きわめいている。なんだこりゃ。こんな人物を当選させた県民もまさかという気持ちなんだとおもうが情けないね。

梅雨に入ってからも雨がほとんどなかった福岡も今低気圧の接近で大雨注意報。博多山笠は雨が多いがこんな空模様みたいに日本の政治は?だね

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140528 NHK朝ドラの舞台訪問、3年前の津波現場で車中泊

2014年05月27日 | 本、映画

サンクスでの車中泊をへて、朝、新幹線八戸駅によりブログ発信。市内中心部のJR駅はホンハチノヘという。駅前駐車場事情がわかりにくかったがソバの立体駐車場にとめる。1時間160円。どうにか文字だけのブログを発信して久慈、宮古にむかう。久慈駅周辺結構あまちゃんブームであかるい雰囲気。開通なった三陸鉄道に乗車。観光案内譲の意見にしたがい白井海岸まで買う。現地で1時間くらい時間がとれる。いってみると辺鄙な漁港。駅から

海岸線まで10分くらい下って、アマちゃんがあまさん特訓をしたとおぼしきところにいく。ひとの姿がない。止めてあったトラックが動き出してその人のみ。すみきった水と空をながめているとここを10Mくらいの津波がきたのだとおもうと今にも海がもりあがり津波がやってきそうな気持にさせられる。それをおもうと被災者の心情やいかにだね

三陸鉄道は要所要所で電車をとめて景色や歴史のいわれを解説してくれる。ガイド代が乗車運賃に含まれている感じだね。

三時、久慈駅にもどり今度は地上をひたすら宮古にむけ車ではしる。たろう道の駅で観光ホテルたろうで実写ビデオや被災者体験談をやってくれるとおもってナビ設定したが被災物件として残すことになり一般観光客の視察ができなくなっているらしい。がっかりだがしかたない。グリンピアみやこを教えてもらい風呂に入る。三日目の風呂、疲れた体に熱い湯がしみとおる。レストランでの食事はやめてまずは宮古の道の駅に車をはしらせる。寝る場所の確保が第一となっているクルマ旅である。7時半と言うこともあってか閑散とそた港にいちする道の駅、車は2台のみとまっていた。3年前の津波の痕跡、位置がしめしてあり不気味な感じ。いまにもすぐそばの港から津波がやってきそうな気分にさせられる。被災者の方々の心理的トラウマがおもいやられる。

車の室内温度が25度、湿度64%。暑い。シャツ1枚で今夜はねれそう。シェラフも2枚重ねは不要かもね。とにかくいっぱいやってすぐ寝たい感じである。

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131112 熊本、小国エリアバス撮影ツアー、15000歩歩く!

2013年11月13日 | 本、映画

写真愛好グループの今年3回目のバス撮影ツアー。今回の撮影スポットは阿蘇小国エリアのイチョウ、紅葉、滝。寒気がやってきたとあって完全冬装束で7時集合場所のミニストップを出発。参加者は一人の入会予定者をいれて10名。今回は快晴、すかっと晴れた空を眺めながら一同、最初のスポット下條の大銀杏をめざす。途中車内で会長のMさんから写真レクチャー。構図とフレイミングについて。いつもながらの名講義、納得の話。どこまで実践できるか。いざ現場につくといつものマイペースになってしまうが。9時前到着。やや盛りを過ぎた感じはあるが樹齢1000年といわれるイチョウの古木。地上は黄色の絨毯をひきつめたよう。

PLフィルターをつけて青空、雲もきれいに写し取るつもり。今回は久しぶりにペンタックスの純正レンズ。16~45の広角、55~300の望遠ズーム、50ミリマクロも持参、三脚も重い。いちおう持ち出すがすべて手持ち撮影。

約1時間の撮影を終え、次の目的地、遊水峡へ。細い道や橋、当初小型バスを依頼していたが中型が配車、ゆっくりいけるがこんな時困る。確認しながらも目的地へ無事到着。

ウオータースライドのような岩盤の上をきれいな水が流れ、両岸を紅葉の樹木が占拠、秋深い趣を醸し出している。

2KMほど登ったところに河童滝と称される滝がある。曇天になってきたため光の演出はむつかしい。

約1時間の撮影のあと入口にあるレストランで食事。850円也のハイシライス、おいしかった。13時出発、道の駅小国、ゆうステーションにたちより、最終目的地、鍋が滝に向かう。

高さ9M、幅20Mの滝、裏側にも入っていける。多くのアマチュアカメラマンンが滝壺そばに三脚を立てていた。紅葉が今一つインパクトに欠けるが滝はすごい水煙をあげながら滴り落ちていた。

裏側から見た滝のカーテン。アルカリイオンが顔や機材にふりかかる。

裏をとおりぬけ滝壺のサイドに立って望遠できりとる。

約1時間撮影。次の立ち寄り先、木魂館に立ち寄る。昔は木製品がたくさん展示されていたとか。今は研修センターがメインらしい。

 

外観がユニークで去年の国画展の入賞作品の被写体になったらしい

16時、帰福の途に就く。高速に入る前にいつものようにコンビニに立ち寄り酒、つまみを調達。萩尾PAでトイレ休憩。うろこ雲がすごい。今日の被写体のなかでは一番迫力がありそう。

しばしトイレも忘れて激写。きょうは天気にも恵まれ、充実した撮影会だった。トライアル参加のRさん、ぜひ正式に入会してもらいたいものだ。バスの運転手さんも定年退職して嘱託で今がんばっているらしい。デジカメを買ったという。リタイヤされたらぜひ入会してもらいたいものだ。筑紫野に18時着。たのしい1日でした

 

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130408 花まつり、釈迦誕生日。人類の平和のために国益ではなく地球益を!!

2013年04月08日 | 本、映画

 

4月の写経会にでた。8日は花祭り、お釈迦様の誕生日、その日、天から甘露の雨が降ったいう言い伝えから甘茶を供してお祝いするようになったとか。今や中国から黄色や黒の雨雲がやってくる。北朝鮮からはミサイルが飛んでくるかもしれないきな臭い東アジア。いったい国の指導者は何を考えているのか

西日本新聞の「時代への眼」にハーバード大学名誉教授の入江昭氏の提言がのっていた。地球益の意識で尖閣問題に対処せよという論説。自分の国はすべて正しく相手国はすべて悪い、妥協を求める動きもなく大局的判断をしようとする姿勢もない、習近平よ、もっと大人になれと言いたいのだろう。歴史と地理が国家の定義を決めるという。戦争の時代と言われた20世紀はまさに領土をめぐる帝国主義戦争であった。戦後68年、またぞろその愚を繰り返すのか。

国益というのは裏返せば自己益だ。TPP反対論者も国益国益というが実は選挙に通るための自己益が裏にある。習近平も軍のてまえ尖閣には強硬な方針を打ち出さざるを得ない。人間というのはほんとに懲りない動物。入江教授のおっしゃる地球益で考えましょうと日中首脳が世界に宣言したらすごいことになると思うが・・・男の本能をつきだすばかりではいけない

御笠川にはアオサギが優美な姿で飛んでいた。孫たちがやってきた。月曜日は図書館など諸官庁施設は休館。しかたないので大宰府遊園地につれてゆく。

日本の平和、世界の平和を守るための各国リーダーの責任は重い。国益ではなく地球益で考えるリーダーよ、出よである。

 

 

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