夜中の23時半。C社に到着。窓を3~4センチ開けて、バックドアもS字フックをつけて5センチばかり開けて、とりあえずプライバシー確保でマルチシェイドを窓5面に装着、女の子じゃあるまいし別に外から覗かれてもどおってことはないが防犯上の習慣もあって寝る体制をつくる。
室内は29度、昼間4~5時間熱せられた天井は熱気がとれない。サブバッテリー、インバータ経由100Vでサーキュレイターをまわす。断熱材をいれてないから暑い。発泡スチロールケースから冷えたタオルで顔や首筋をふく。気持ちが良い。ワンカップをだし、カニカマでまずはいっぱい。よく冷えていて大変うまい。この保冷ケースは正解だったね。カメラのモニターで花火の画像チェック。
(写真ソフトで露光不足を調整)
ナイアガラを撮るときは相当明るいのでNDフィルターをつけてF19、ISO100、バルブで2秒以下が設定の基本のようだがモニターでチェックすると露光不足のようだ。ガイド本で調べるとどうやらこれはナイアガラではなくワイドスターマインのようだね。10数か所の筒場所から連続で打ち上げている。F8、2秒、ISO100、3回多重撮影でよかったのかもしれない。ナイヤガラはワイヤーに「ランス」と言われる筒状の花火をたくさん並べた仕掛け花火のことで銀滝とも呼ばれている。
たかが花火されど花火、花火も和火、洋火があって、ホワイトバランスも和火は太陽光、洋火は白熱電灯に使い分けする。打ち上げプログラムが今回なかったので調整はむつかしい。花火の大きさは1号玉から10号玉まであり10号玉を尺玉というらしい。3号玉は120m上空で60mくらいの直径、尺玉は300m以上の上空で320mくらいのでかい大輪をつくるとか。花火の種類にあわせて三脚の角度をかえたり、レンズの交換も必要。4尺玉(直径800m)という巨大花火も日本ではできるらしい。スターマインというのは花火の名前ではなく短時間に大量の花火をうちあげる方法のことを言う。
12時半、眠りにつこうとすれど熱気がとれないうえに、道路サイドゆえにトラックなどの騒音がうるさくなかなか寝れない。体がべとついた感じで結局はうとうとしただけだった。6時、12Vポットで湯をわかし、ホットタオルにして顔、身体をふいてややさっぱり。6時半、外に出る。ちょっとは涼しい。近場を散歩。
7時セブンでコーヒ&サンドで朝食。寝不足で意欲減退。水郷柳川の写真スポットがないかチェックしながら帰路に着く。
久留米大橋、筑後川河川敷で休憩。8月初め、ここでも花火大会があった。
去年はJRで友人とでかけて、ここでもむし暑いなか大変だった。
まったく写真趣味も忍耐力、体力勝負だね。10時ごろ帰着、とにかくシャワーをあびて、頭をあらう。やっとこさ、さっぱりする。やれやれお疲れの柳川マイ軽キャン車検引き取り、有明海花火フェスタ車中泊ドライブでした。