残すところあと二日となった令和元年。ふりかえってどんな年だったかな?
夫婦ともども大病、ケガもなく、数少ない親族も同様、妻も数すくない親友との交友を楽しみ、私も趣味の写真は入賞1、入選1、落選ゼロ(ださなかったから)、ボランティアも結構時間を費やし、今日行くところがなくて困ったこともなし、そして幸いにも台風大雨地震の被害にもあわなかった。東京証券取引所の大納会は29年ぶりの高値、23656円で引けたが手持ち株の含み損が4万円ほど減っただけ。まあ総じてラッキーな1年だったと言えるでしょう、ありがたきかなの1年でした。緒方貞子さんや中村哲さんにそんな小市民的な平和は真の平和主義者じゃないよと叱られそうですがあなた方は天が使命を与えた特別な人ですよと言いたいね。よく頑張られました!
昨日は朝から私は家の外周の清掃、窓のクリーンアップ、物置の整理、妻は台所の総点検整理クリーンアップ作戦、午後4時、お陰で内外ともきれいさっぱり。
夕食は息子が送ってくれた山口のフグ刺しと燗酒金賞の山田錦のぬる燗で結構な至福の時間でした。まっこと小市民的平和を満喫しました。
食後は恒例の1年の振り返り。年金生活者の立場から言えば、トランプ大統領の弾劾訴追や米中貿易戦争、イギリスのEU離脱、福銀が長崎の十八銀行を経営統合したとか、ひずみガタガタの安倍最長政権、4選危うしなどどうでもいいような問題。
ということで私の琴線にふれた10大ニュースは何だったのか
1、5月1日、平成から令和へ改元、天皇陛下の代替わりがあり、新皇后になられた雅子さまの笑顔が印象的、外交官という華やかなキャリアをすてて、皇室の中でいろいろご苦労されたのが今,華が咲いたいう感じ。政庁跡にかけ参じて令和の人文字づくりに参加。ひとびとの明るい笑顔が印象的。ぜひとも万葉集からという安倍総理の強い思い入れで成立した「令和」、今までの中国漢籍からの引用から脱却したいという思いに中西進さんが発案された。おかげで楠田市長、筑紫野から出て行ってラッキーでしたね。
古都躍る薫風ゆれて令和かな 孝山
2、九州北部豪雨、記録的大雨で死者4人、武雄の鉄工所から冷却用の油タンクから油が流出、周辺、水と油のダブルパンチ。こういうのは経営者の危機意識不足に憤慨する。趣味のジェットスキーで避難民救助の話、印象的。これからは一家に一艘ボート装備!
3、軽キャンオーナーズ大会で柳川で1泊、大いに楽しんだが大雨で冠水、3号線通行止め、鳥栖界隈浸水、通常1時間半の距離を7時間かかってやっとの思いで無事に帰宅、鳥栖で徘徊したときにはどうなるかと危機感を覚えた。
4、首里城焼失は衝撃的。一体防火体制はどうなっていたんだ?消防車が何百台かけつけても入り組んだ城壁、現場状況で消化できないことは事前にわかっていたはず、しからばどう対処したのか?腹がたつね、まったく。4年間沖縄で仕事をして良き思い出を残してきたわが身にとりなおのことの衝撃だった
5、池袋、87歳元高級官僚の暴走事故、死者2、重症4。足が不自由なのに運転、暴走して母、娘をはねて死に至らしめた。ケロッとコメントしている姿にぼけているとしか言いようがない腹立ちを覚えたね。明らかに運転ミスなのだが助手席の妻はすべてわかっているはずなのに何もコメントが出されていない。まったくまじめに運転している高齢者にマイナスイメージを植え付けてしまう。腹立たしいね。アクセルふみっぱなしなんて考えられないね
6、「京都アニメーション」放火事件で36人死亡。有為の才能を死に至らしめた犯人。「自分の小説が盗すまれた」などと話しているようだが、こんな男はどのように生まれ育ってきたのか、どんな教育を受けたのか。子供を平気でいたぶり殺してしまう若い夫婦も同じ。一体どんな生い立ちか、ほんとに知ってみたいね。
7、熱狂させてくれたのはなんといってもラグビーワールドカップ。桜戦士が見事、8強入りを果たしてくれた。サッカーは一瞬でゴールが決まってしまうが後ろへのパスをつなげて敵陣をかいくぐりトライを決めるあのラグビーの、見ているほうも力がはいるあの興奮はすごかったね。にわかラグビーファンがふえました
8、八村塁の米プロバスケットボール入り。ドラフトでウイザーズから上位指名、開幕戦から早速の大活躍。父はベナン人、母は日本人、富山出身で身長204センチ、体重108キロ。高校から西海岸のゴンザス大学に移ってのNBA入り。すごいサクセスストーリーですね。ファッションモデルにでもなれそうなかっこよさでルイブランドのシューズが出るかもしれない。あの伝説のマイケルジョウーダン以来だとか。100m、9秒97の日本新をだしたサニブラウンもハーフだね。国際化時代の結婚観を変える必要がありそう。全豪を制した大坂なおみもそうだね。
9、今年の墓碑銘をみてつくづく実感。私と同世代のなつかしき人たちが続々鬼籍に入ってしまっている。現役時代の懐かしき人、堺屋太一、竹村健一、長谷川慶太郎、和田一夫、芸能界では高島忠夫、梅宮辰夫、八千草薫、市原悦子、京マチ子、ケーシー高峰、スポーツ界は小出義男、金田正一、デストロイヤー。政界ではなんといっても中曽根康弘もと首相、なんと101歳。文学界では梅原猛、田辺聖子などなどの皆さん。まあ私もいつ逝ってもおかしくないということですね
10、関電のトップ役員が福井県高浜町の元助役から計3億円相当の金品を受領していた驚きの贈収賄事件、原発マネーが還流。最長安倍政権、桜を見る会疑惑。福島第一原発事故の一連の議事録を当時の民主党政権が保管していなかった件を激しく追及していた菅官房長官がしらっと参加者名簿はありませんと答弁。長期政権のおごり、ここに至れりという感じ。令和改元で支持率をあげたものの、今や安倍政権への国民の信頼度はいかがなものかね。
まあ、整理するとざっとこんなものじゃないでしょうか。マイブログを見ていただいている皆様方の10大ニュースはいかがなものでしょうか?!
30日、午後、雨がやんだので墓参に行ってまいりました。この世の煩悩話をさっぱり流すべく墓をきれいに掃除して般若心経と南無阿弥陀仏を唱えてまいりました。家は昭和世代の妻の大奮闘で令和2年を迎える準備が万端整いました。夕食はエネルギー補充というか季節外れのうなぎ丼、結構なお味でございました。