ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

140831 北海道一周軽キャン車旅回想17日目、青い池、白ひげの滝から美瑛の丘、拓真館をへて夕張へ

2014年08月31日 | 趣味と交遊

日本一周軽キャン車旅35日目、北海道に上陸して17日目、5月23日。天気晴れ。

 上富良野、日の出公園オートリゾートのさわやかな朝、周辺散策。ラベンダーの丘などが手入れされている。6~7月には見事な紫の絨毯になるのだろう。車内でのモーニングコーヒをすませて9時出発。今日は札幌の友人、Nさんの奥様が写真趣味で富良野にいったら青い池と白ひげの滝にいかれたらというお勧めに従い、まずは青い池を目指す。

 美瑛町白金にあるこの青い池と称される観光スポット。砂防工事が行われたあと、美瑛川の水と混じって水が青くなったらしい。青い池に樹木が林立して独特の景観を醸し出している。CMかなにかわからないが撮影部隊が忙しげに活動していた。きれいに歩道が整備されているが整備前の方が野趣味があってよかったとは地元の人の弁。いずれにしても周辺の十勝岳連峰の雪をいただいた景観はすばらしい。

 つぎにそこから車で10数分の白ひげの滝にむかう。ナビは白金温泉郵便局。しかしどこかわからない。土産物屋にきいてみるとそばの大きな橋からみおろす下方にあるとのこと。観光客が歩く後をついてゆく。白いひげのように滝が落ちているからそう名付けられたのか。流れの右手がなにやら竜のおとしごの顔に見える。

 11時出発、拓真館をめざす。ここは前田真三親子の美瑛写真ギャラリー。「遥かなる丘」として美瑛を風景写真のテーマとして世にひろめた前田真三の写真館。風景は出会った瞬間が勝負という写真哲学で「丹渓調」として風景写真の新風をもたらした。子息の前田晃が遺志をついでいる。すばらしい写真が並んでいた。今思うに美瑛にもう一泊してこの写真集にある場所でシャッターチャンスを待つべきだったと後悔している。

 1時半道の駅 びえい「丘のくら」につきここでコロッケ定食。周辺を車で散策。ケンとメリーの樹を撮る。1970年代日産スカイラインの宣伝に使われた。ケンとメリーのスカイラインで一斉を風靡、ニッサンスカイライン2000GTはあこがれの名車であった。美瑛の丘はほんとに美しい。空が夕焼けに染まったりユニークな雲がでていたらばっちりの写真だたのにね。やはり滞在すべきだったね。

 さてどうするか。旭川に出て札幌をめざすか、それとも夕張の方におりていくか。結局後者にして夕張をめざす。17時、自然体感しむかっぷという道の駅につく。一区間高速にのって夕張にはいる。18時すぎ、新夕張駅に隣接した夕張メロードという道の駅につく。夕張メロンをつかった菓子や石炭をイメージした特産品がならんでいる。しかし財政破たん都市のイメージがあるのかなんとなくうらさびしい。そばのセブンイレブンも精彩を欠いた感じの旧店舗。富良野のイメージとは大分違う。しかしスーパーで働く女性たちはきわめて明るく親切だった。車中泊の場所を聞くとここは夜はさびしいよ、車で30分先のマオイの丘公園道の駅がいいよと教えてくれた。薬剤師のおばさん、レジのおばさんありがとう。弁当をかきこんで車をとばす。20時到着、10台近く車が止まっていた。今夜はここで泊り。

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