ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

140822 大雨洪水危機、初めての避難勧告。軽キャン車旅26日目回想、サロベツ原野から最北端稚内駅へ

2014年08月22日 | 趣味と交遊

 広島での土石流災害、死者が39名、行方不明者がまだ40名以上いる。土砂災害危険地域の住宅に住んだからにはそれなりの普段からの準備がいるのかもしれないが真夜中3時の豪雨のなかでは避難すらできない。避難勧告どころか救助部隊をださねばならない状況だね。大変だなと思っていたらなんと普段災害の少ない筑紫野市10万人に避難準備?指令が6時にでた。御笠川が氾濫しかけている。その時はまだ寝ていた。昨夜はなぜか眠れず2時頃から雷がなりはじめ、3時ごろにはよくもこれだけの音がでると思えるほどの雷と豪雨。県の開発した住宅団地、ハザードマップをとりだしてみてみると団地内道路サイドのわが家の左手に小山を削った法面がある。ここが崩れてわが家になだれ込むということは考えにくいが(坂になっているので流れ落ちる)これだけは大自然のことだから断言はできないがこんな時間にどこえどのように非難するのかすぐには決断しにくい。なんやかやとマスコミは外野席から論評しているが各人、明日は我が身と思って準備するしかないね。

 わが日本一周軽キャン車旅も26日目、北海道8日目、福岡を4月19日にでて今日は5月14日、昨日まで4000キロ走行した。いよいよ最北端稚内をめざす。けさは雨もあがってロマン街道しょさんべつ道の駅の周辺散歩、まったくもっていいところだ。ホテルのトイレなども利用できるしバンガロウもある。岬をくだってゆくと海の中に鳥居がたっており日時があうと鳥居の間に夕日がおちるらしい。

オロロン街道を北上して10時半サロベツ原野ビジターセンターに着く。センター長からいろいろ説明をうけて小一時間原野の木製歩道を散策、野鳥の宝庫でもある。アオジらしき鳥をカメラにおさめる。どうも野鳥の名前は覚えきらない。11時半、日本海沿いの106号線で稚内をめざす。それこそ車も店も何もない道を一人旅。道路の先に何もみえない。それこそ地平線のみ。地平線倶楽部という看板があがっていた。50キロくらいの道に古ぼけたラーメン屋が1軒のみ。12時半道路わきにとめてコーヒーブレイク。ポットで湯をわかしアンパンを食す。思えば遠くまで来たもんだを実感する。

 日本最北端の駅、JR稚内に13時半着。道の駅はJRに隣接、待合にITコーナーもありグー。南端の鹿児島枕崎から3125KMとある。ホタテチャーハン800円也で腹ごしらえ。4時、フェリーターミナルに行き明日どうするか調査。レブンアツモリソウなどの群生風景には1か月ばかり早い。礼文か利尻かどうするか。結局、車を道の駅において礼文にわたり、レンタカーをかりて島内をまわり、吉永小百合の北のカナリア撮影現場でもみよう。天気がよければ利尻富士もみれるだろうということで礼文往復で予約。

 道の駅にもどり近場の「北防波堤ドーム」を撮影。しかし風も強いし空もどんより。同好の士がやってきて、九州に車旅したいがどういうルートでいくのがいいか聞いてくる。どこにでも私のような人種がいるものだと苦笑。フェリーをつかわずここまできたというと驚いていた。てんぷらそばで夕食をすませ車中泊。夜中、結構風が強い。明日、フェリー大丈夫かなとおもいつつ寝る。

コメント
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