ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

141231 今日でH26年も終わり、第九を聞きながら5年連用日記を見直す

2014年12月31日 | アフターセブンティ

 あと数時間でH26年も終了。急に気温がさがり風が強く冷たい。大晦日の今日、9時前に車をSSに持ち込み洗車、単なる水洗いで300円。すでに10人くらい車が待機している。最初にプリウス、次にマイ軽キャンを洗う。今日は4時ごろに息子夫婦が岡山から帰ってくる予定になっている。二日には娘一家が立ち寄る予定、10人集まる。正月用のお箸をホームセンターで買い、帰宅。玄関や庭周辺の清掃、ガラス窓みがき、来客を迎える準備。息子から太宰府ICを降りた旨、メール。しばらくして息子夫婦到着。7月に結婚したばかりだからういういしい。いつも年末に息子が送ってくれる下関のフグ刺しセットが午前中到着済み。早速、夕食の準備、17時過ぎうまそうなフグ刺しを前にして皆で乾杯。ありがたいね、こんな年末をすごせて。

このフグ刺しセットをあつかう下関のフグやさん、けっこう我々のような固定客をしっかり握っておられる感じ。知る人ぞ知る店らしい。安くてうまい」。盆以来息子夫婦とは4か月ぶりでいろいろ話が弾む。至福のひとときでした。仕事も41マネジャーのうち7番だったとか。よき伴侶を得て仕事も大車輪か。7時書斎にもどり例によって第九を聞く。1年のけじめ。最終章では指揮者になった気分。しかし12月に第九第九と演奏会があるのは日本だけらしいね。日本は今も昔も外国から文化をとりこみ日本流に定着させてしまう。すごいもんだ。第九を聞きながら今年を振り返る。

 ここ十数年連用日記をつけている。3年5年10年と各種ある。2010年3月に現役引退して2011年からは5年連用日記にしている。今年で4年目。来年でこの1冊は終わる。

連用日記の利点は5年分の動きがわかることにある。

 2011年の今日は「連合艦隊司令長官山本五十六」を見たとある。2012年は年忘れボーリング、去年は長野から送ってきた年越しそばを食ったとあり、元日、初日の出どこにいくか迷っているとある。

 もう一つ別のルーズリーフに年度ごと見開きで12か月の主なできごと、右ページに送った年賀状などがはりつけてある。これは平成元年から26年続いている。40代50代60代の自分史がわかる。

 ということで今年はどうだったか。星回りは年初頭、黒丸で要注意のようだったが結論的には軽キャンパーで9000キロ日本一周でき、旧友と旧交もあたためることができたし、壱畳の大宇宙のなかで自己再認識もできたし、長男がよき伴侶を得た。孫たちもみな元気で、妻の両眼の白内症手術も無事終了。大変幸せな1年で大感謝の1年であった。南無阿弥陀仏である。個々場面では心のざわつきはあったが見方を変えればすべてが変わるということである。

 こむつかしいこのブログにおつきあいいただいた読者の皆様、ありがとうございました。来年の年周りは「きのとひつじ、乙未」、諸事多難、アベノミクスは簡単には成功しない、かもしれませんがまわりの環境に右往左往せず、じっくりのりこえていただきますよう祈念いたします。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

141230 今日も無事、小便できる幸せよ!最後のゴミだしと墓参

2014年12月30日 | アフターセブンティ

 昨日は孫のお相手で最後のゴミ出しができなかったので今日実行。筑紫野、小郡、久留米、佐賀あたりからもこの焼却センター、宝満環境センターへ廃棄物の処理にやってくる。大は原発から小は家庭ごみまでいうところの静脈産業は極めて重要。人間も腎臓をやられると毎日血液の入れ替えをやらねばならない。永六輔さんの「大往生」に「今日も無事、小便できる幸せよ」というのがある。実感、実感!

10時過ぎ故障したプリンター(修理不能、部品なし)や電池、インキ、ほとんど着ない衣料品、1年みていない書籍、雑誌ほかをつみこんで出かける。今日はセンター最後の稼働日、多いとは思っていたが11時前到着すると順番待ちの車がズラリ。やはり昨日来るべきだったと後悔

1時間で30Mくらいしかすすまない。右手の樹木にキビタキらしき野鳥。

 やっと受付できたのが12時半。1番の搬入口は可燃物。H25年度は年間25297トンだされたらしい。要焼却のビジネス関係の書類などはここで焼いてもらうのが簡単。2番の搬入口がリサイクル資源類。かん、ビン、不燃物、書籍、段ボール、ペットボトルなど。古いテレビデオを持ち込んだがTVや冷蔵庫はリサイクル料がいる。テレビデオはビデオ教材などがあるのでもっておきたかったがわが家の大将がうるさくいうので持ってきたが拒否されてよかった。結局40キロということで600円はらってゴミ出し作業終了、13時でした。このセンターで年間うけつけされる廃棄物の量は29210トン、H24年比1.3%増とのこと。一日当たり80トンものごみだから凄いね。

13時半帰宅、昼食後墓参にでかける。車で25分、さすがに誰もいない。家内のほうの墓と私の方の墓をいつものようにきれいにし花をいけ、線香をたいて墓参。1年のけじめ、気分がさっぱりする。お陰様で今年はいい年でした。明日は長男夫婦が帰ってくる。来年はいつもと違う正月を迎えられそう!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

141229 仲良し姉弟。片や300万人の腹いっぱいご飯が食べられない貧困の子供たち。

2014年12月29日 | マイ家族

長女の子供2人、つまり私の孫たちが母親と一緒に買い物をかねてやってきた。ディスカウントスーパー、ルミエールは正月用の買い物客でごった返している。その間、隣接の家具店で孫たちと二段ベッドやソファー、ランドセルなど見ながら待つ。孫たちはじっとしていない、あっちで座りこっちで寝転がったり、店側は迷惑な客と思っているだろうが孫たちは仲良く動き回っている。買い物を終えみんなで金竜ラーメン、いつものとんこつラーメンを食べる。大きな餃子もたべる。胃袋が満たされる。家に戻る。早速孫たちが近所の公園に行こうという。タイヤブランコが気にいってるらしい。

タイヤブランコでしばし遊んだあと砂場へ移動、何かをさがしている

上の方の公園に移動、4連のタイヤ遊具、あまり子供たちが遊ばないようで錆びついている。

が、楽しそうだ。小山をみつけてそこから駆け降りる。何をしても楽しそうだ。

 仲良し姉弟でほほえましくよかったと思う。そういえば昨夜NHKで腹いっぱいご飯が食べられない貧困の子供が300万人はいるということで特集番組をしていた。母子家庭で子供が4人もいる。だんだん不登校になってゆく。母親は離婚して2か所でパートをしている。それでも10万くらいしか稼げず、生活保護手当をいれても15~6万。家賃や光熱費ほかを支払うと食費に4~5万。なんでこんな母子家庭ができてしまうのか、安易に子供をひきつれて離婚してしまうのか。

 世界に目をむければ食べれない貧困の人たちが数億はいるらしいが生まれたところや家庭によって貧困の連鎖がおこる。日本も同じことがおこっている。格差が拡大しているということだろう。非正規労働者が2000万を超えたらしいが安倍総理はこんな貧困の実態を把握しているのだろうか。まあ会社が倒産して非正規になるというようなことは誰にでもおこりうることだから他人事ではないね。2016年の春までにデフレ脱却、実質賃金アップがほんとにできるのか。安倍内閣の責任は重い。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

141227 天拝山、日の出チェック

2014年12月27日 | 趣味と交遊

 ここ2~3日、夜中に目が覚める日が続いている。昨夜、NHKで不眠対策の番組があり、あまり早く布団に入ってはダメと言っていた。加齢とともにだんだん睡眠力は落ちるとのこと。リタイアして自由に生活できる中でつい8時間寝なくては思うらしい、が8時間寝る必要はなく6時間でも睡眠の質をよくすべきとのこと。あるシニアが11時ごろまでプラモデルづくりに没頭して床につく時間を遅くしたら夜中に目覚めることなく睡眠の質が上がったらしい。やりがちな寝酒もよくないらしい。それに夕食の食べ過ぎもだめなんじゃないかね。

4時過ぎ目が覚めトイレにいく。なんだかパッチリ目がさめた感じ。石油ストーブの火をつける。めらめらと炎が美しい。カメラをひっぱりだし撮影。

 部屋があったまったところで布団をはねのけストレッチ。ここで元日の初日の出撮影ということで近場の天拝山に日の出チェックにいくことにする。大昔、子供をつれて正月登った記憶があるが最近は昼間だけで朝はない。コーヒーとミニアンパンで軽く朝食をとり、6時、車をだして天拝山公園の駐車場を目指す。天拝山の由来は左遷された菅原道真が己が無実を天にむかって訴え続けたことから天拝といわれるようになったとか。258Mの低山で近くの幼稚園児が元気にのぼる親しみやすい山。しかし頂上につながる階段は400段近くあり最後のステップは山らしくなり、大腿に負荷がかかる。

 6時半駐車場に車を止め、キャップに手袋、防寒対策をしてLEDライトを片手に武蔵寺手前から山道にはいってゆく。真っ暗。懐中電燈だけが頼り。こんな中で5~6名の下山者とすれちがう。おばさんが一人でおりてくる。いつも登ってるんだろうね。7時前階段を上りきって頂上につく。天拝神社にお参りして展望台にあがる。朝焼けの筑紫野市内が一望できる。左手とおくに福岡タワーやヤフードームがみえるらしいが今朝はかすみがかかってるようで見えない。

東の山際がピンク色にやけている。

ドーベルマンをつれたおじさんと中年の女性があがってくる。どうも樹木が邪魔になって太陽は見えない。こずえの間が明るくなっている。ばっちり初日の出を拝むには近くの天拝湖までいくのが良いらしい。

6合目あたりの荒穂神社近くに樹木の隙間がありそこから日の出が見えるというので7時10分ごろ下山する。ちょうど日の出の7時20分ごろその樹木の隙間を発見。真っ赤な太陽が上ろうとしている。

まん丸の太陽ということにはならなかったがとりあえず位置は確認した。6合目あたりの荒穂神社から50Mくらい登ったところだ。まわりが明るくなり登山者の数もふえてきた。

7時半、駐車場にもどり帰宅。8時、あらためて朝食の準備。今日は久しぶりに朝から運動した。細胞が活性化した感じ。朝食がうまかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

141225  65歳と70歳のクリスマス、シンプルスマホ考!

2014年12月25日 | アフターセブンティ

 わが家は平均年齢67.5歳のシルバー世帯、老人と言うほど年老いてはいない。庭には家族のようなヒヨドリとメジロ。朝起きたら最初に彼らの食事のミカン2個を四等分して木の枝にさし、エサ台に置く。どこで見ているのかすぐにやってくる。ヒヨは去年庭で巣だった固体かどうかわからぬが完全になわばりにして、こちらをじっと見つめている。         

ヒヨが飛び去るとメジロ夫婦がやってきて周りをキョロキョロ警戒しながら残りのミカンをつっついている。

彼らを見ながらわれわれの朝食。といっても妻は血圧の薬を飲むためにちょこっと胃に入れる程度で食べた内にはいらない。私は洋食だがしっかり食べる。食事の後はパソコンチェックをして家の内外部の清掃。10時過ぎ、妻をY眼科に白内の術後検診に送っていき、その間ちょっと先のソフトバンクの店に行く。車をおいて隣の郵便局に賀状を出してから店内にはいる。

 電話代請求書の封筒の中にシンプルスマホがガラケイより1000円安いと書いてあったので確認に行く。月づきの請求額はワイファイ含めて3台分で12000円前後。店のスタッフ曰く、すみません、これは今の請求額が11000円になるというわけではありません。うそではないが誘客策にすぎないとあっさり謝られる。

 シンプルスマホ1台機種交換するとやはり月額3000円はアップするとのこと。やっぱりそうか、がっかりだね。搭載アプリ以外ダウンロードできないのであまり売れていないらしい。私の場合、写真をとってサクサクとまわりにみせてやりたいので関心をもったのだがタブレットを買うと別途費用が拡大する。WIFIは月づき3800円固定費で日本一周車旅のために購入したがコストパーフォーマンスがよくない。まあ来年の3月までつかうしかない。そんなわけでこの案件はこれで終わり。

 向かいのセブンイレブンによってお金をひきだし、ついでにショートケーキ2個400円で購入、夫婦ふたりのクリスマスケーキがわり。

 妻を迎えにY眼科にもどる。まだ1時間弱かかるらしい。診察No110番。先生もジジババ相手に大変だね。1時半遅い昼食のあと、写真仲間のYさん宅へパソコンでの写真トリミングのやり方の個別指導に赴く。75歳でいままでいろんな病気を体験してきたらしいが元気で趣味生活を楽しんでおられる。写真の腕もなかなかの人。コンテスト受賞歴多い。ただパソコンが奥様任せでご本人は余りタッチしない。ということで個別支援。

 17時前帰宅、夕食。ローストチキン、スパゲティ、ローストビーフ、サラダ、アボガド、赤ワイン(1000円以下)、TVは消してラジオ。クリスマス音楽をききながらのホームディナー。腹いっぱい、結構でした。ケーキは2時間後の20時、甘さをおさえたあっさり味で結構でした。TVではプロ野球選手の契約更改のニュース、何千万アップ、何億とか、なんで球団はこんなに出せるのか経営数字の実態を見てみたいものですが小市民には別世界の話ですね。それはともかく小市民としての幸せな1日ではありました。感謝感謝です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

141222 古稀の身や 香りかすかに 冬至の湯

2014年12月22日 | アフターセブンティ

 二十四節季では冬至、1年で最も昼が短く夜が長い頃。昔は冬至が1年のはじまりだったとか。明日から太陽が元気になって昼の時間が一日一日伸びてゆく。かぼちゃを食べてゆず湯にはいって一陽来復、無病息災をねがうみそぎの意味があったらしい。

 今年も残すところ1週間あまり、家じゅうの不要不急のものを引っ張り出し大掃除。とにかく思い切って捨てる。完全リタイア後触れていないものは要するに不用品ということ。マイ軽キャンを貨物車に戻して衣類、本、書類、段ボール、陶器、食器、電池、庭掃除後の枯れ木枯草の類、車いっぱいに押し込んで20分はなれた環境センターに出しに行く。110キロ、焼却処分代1650円也。

 夕食。カツレツ、肉じゃが、かぼちゃ、ししゃも、めんたいなど並んでいた。シシャモがでていたので飲まないつもりだったが焼酎の湯割りをつくって、シシャモまるごとかぶりつく。食後1時間、ゆずを1個浴槽にいれて給湯。

 香りが逃げないようにカバーをして追い炊き。古稀の体をしばしゆず湯にひたす。そのままゆずをほりこんだのであまり香りがしない。爪で皮の上からすじを数本入れる。ほのかな香りがしてくる。70年間オーバーホールなしでよくもちこたえてきた身体をながめる。じわっと香りと熱い湯がしみこんでゆく。幸せのひととき。いまさら一陽来復はいらない。この小さな幸せで十分だ。

一句ひねる。

        古稀の身や かおりかすかに 冬至の湯

*古稀の由来は中国は唐の詩人、杜甫の「曲江」からきたとされる。「酒債は尋常行くところにあり 人生七十古来希なり」 酒のつけはどこにでもある。が七十年生きる人は古くから稀である。中国史上、古稀をむかえた天子は少なかった。今や日本男子、寿命は80年、70歳はそこらじゅうにいる。いただいた十年、どう過ごすかだね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

141220 反射式石油ストーブの横で藤沢周平「蝉しぐれ」を読む。やはり藤沢時代小説はおもしろい!

2014年12月20日 | 趣味と交遊

 徒歩10分のところにダイレックスがオープン、酒から薬、衣料品、家電、生鮮三品、グロサリーとなんでもある。しかしこの立地、よく業態が変わる。周辺には5~6か所住宅団地があるが高齢化が進んでいる。それに合わせた品ぞろえやサービスがいると思うが長続きしてもらいたいものだ。日替わり特価品ということで朝のチラシに従来型の石油ストーブが7000円税込ででていた。自分の部屋にはエアコン、石油ファンヒーターがあるが加湿器がわりにケトルをおけたりもちも焼けるということで購入。燃費効率は何が一番かわからないが3畳の書斎と6畳の洋間がこれ1台で結構暖かい。

 この3日間、再読をはじめた藤沢周平作品のうち、名作と称され映画化、テレビドラマ化された「蝉しぐれ」を読んだ。眼はしょぼしょぼしているが読み始めると引き込まれる。ふく役の水野真紀のみずみずしい風情、肢体が思い出される。

舞台は江戸から480キロ離れた海坂藩(うなさかはん)。藤沢時代小説の特質である自然描写、街並み描写は詳細で読者をその時代に引き込んでゆく。このあたりが最近の若者はじっくり読めずに投げ出してしまう。なにせ文庫本で464ページの長編だから。井上ひさしさんが独自に城下図を書いている。詳細でおもしろい

ストーリーはこの物語の主役の牧文四郎(30石、軽輩、普請組、牧家の養子)と隣にすんでいたおふくの20年にわたる実らぬ、淡い、心の妻、恋物語ということだが二人の周辺が藩主の跡目騒動のなかで激変してゆく様を文四郎とその親友、小和田逸平、島崎与之助の人生ドラマを剣や学問の修行、色町での酒と女もからませて痛快に、テンポよく描かれ、その背景にいつも蝉しぐれが支配している。政財界で今もある派閥争い、それに翻弄されるまじめな人たち。悲運な境遇にじっと耐え、ひたすら剣の奥義を窮め、悪に敢然と立ち向かう文四郎。

 第一章朝の蛇でおふくが蛇にかまれ、かまれた小指の血を吸って助けてやる場面から最終章の「蝉しぐれで、尼になるという先代藩主の側室おふくと最後の出会いでやっと契をむすぶ場面まで・・・青春時代の淡い思い出、現実社会のドロドロした人間模様、そして淡々たるリタイヤ後の今をおもうにつけ読後感は爽快であった。

*時代小説でよくでてくる「石」こくとは・・・

1石とは150Kg、60Kg米俵2.5俵で成人1年分の米消費量とされた。今5キロの米2000円として1石は60000円相当。30石の軽輩というと給料180万円の今では低所得層ということになる。1万石以上で大名と言われた。黒田官兵衛がはじめて大名になったということは年俸6億円になったということでこれで家族家臣をくわせてゆくということになる。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

141218 24節季ではまさに大雪、末候、爆弾低気圧で列島震撼。高齢者講習受講通知きたる!

2014年12月18日 | 旧暦のある暮らし

 日本列島は爆弾低気圧とやらで大変、北海道は猛吹雪、台風なみの強風、ホワイトアウトやらで周りが真っ白で先が見えない状況とか。日本一周車旅で体験した稚内の5月の強風、宗谷岬の嵐、知床斜里町の雪景色など思い出す。24節季では今まさに大雪の末候、数年かけて成長した鮭が元の川に産卵のために戻ってくる。大自然は確実に子孫を残す。しかし人類は文明の発展とともに産まない、産まない女性がふえてくる。あの大北海道は老齢化がすすみ若者が減ってしまったら独居老人がふえて非常な寒冷の大地となってしまう。まさに大政治問題だ。わが家の周辺も雪が積もるかと思っていたが今回は低気圧が若干それたようだ。しかし冷たい風が吹き荒れたね

郵便ポストをみると公安委員会から通知。来年70歳になり免許の更新がやってくる。更新手続きのまえに自動車教習所で講習を受けてくるようにとのお達し。道交法できまっているらしい。

否応なしに年寄りになったことを自覚させようというお上のたくらみだね。一人で2か月かけて日本一周してきましたよと強がり言ってもしかたない。確かにここ数日、目がしょぼくれて集中力にかけている。まあ自分のためと思って受講してみるかね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

141216 「九州国展」視察、ジャンボ宝くじ、天神、警固公園、博多駅前ライトアップ撮影!

2014年12月16日 | 趣味と交遊

 私のラッキーデイは丑の日、巳の日、酉の日、寅の日、そして皆同じと思うが大安の日というのがどこかに書いてあったので当たったためしがないジャンボ宝くじを以上の大吉日にあわせて天神にいくつもりだった。ところが雨や風や体調やもろもろでのびのび。西日本新聞に国画会九州支部展が福岡アジア美術館で開催中の記事がのっていた。これも期日は16日まで、ジャンボは18日まで。

 重い腰をあげて昨日でかける。大吉日でもなく、体調も寝不足でいまいちだったが天気も良く暖かかったので藤沢周平の「蝉しぐれ」をカメラバックにほりこんで14時のバスに乗った。久しぶりにアクロス地下のそばどころ、そじ坊でだしまきと熱燗、もりそばをとおもってたので車は使わず。

 車中で本を読む人間が極端に減ったらしいがほとんどスマホとにらめっこということか。大学生で1年間本を全く読まないというのが3割以上いるらしい。これが将来どういう影響をおよぼすか定かではないが?

 3時前西鉄福岡駅に降り立つ。パルコ横の宝くじ売り場、100人くらい並んでいる福岡の宝くじ名所。ミズホ銀行で1万円だして、すぐそばの宝くじ売り場でバラ20枚、連番10枚購入、この売り場でも1億円でましたと幟がたっている。またパルコ横まで戻って並ぶ根性はなし。そのまま福岡アジア美術館に行く。館内は暑すぎる。コートを脱いで会場へ。絵画の世界も抽象画などさっぱりわからないね。

 九州国画賞を受賞した作品、額がベース上角がおられている。軍用車のうえで子供たちが遊んでいるトルコ紛争地での題材らしい。写真の世界でも最近は合成をしてはいけないのどうのとあまり言わなくなってきた。自由に表現すればいいということ。写真部のコーナー。いつもお世話になっているTさんがおられた。国画会九州支部は大分が拠点になっており、24点の作品のほとんどが大分の人。ただひとりTさんが福岡在住ということで展示会の当番をしているとのこと。

 普通に撮った写真はほとんどなく何らかの趣向、工夫がされモノトーン調がふえている。来場者の一番関心の高かったのが「怪」というあやしい写真。最初は人間の頭蓋骨かと思ったがなんとキャベツ畑のキャベツ。極端にマイナス補正をして、キャベツ一つだけに陽が当たっている部分を写しこんで暗い背景の中でキャベツひとつが浮き上がっている写真だった。1時間ばかり談笑。博多駅に向かう。17時、まだ明るい。

あいかわらず駅前の客待ちタクシーはおおいね。運転手さんたちも水揚げが伸びず大変だろう。アベノミックスよくそくらえだね。この三日間、日経平均株価は続落、今日は17000円を割り込んだ。まあどうなることやら。17時半をすぎて駅前のライトアップ、LEDライトがこうこうと点灯。

写真を撮っていてもガードマンがなにかと注文をつけてくる。

バッグのなかに三脚が入れてあるが出すのがめんどくさく、てすりにカメラをおしつけて撮る。1秒くらいのシャッタースピードで2秒のセルフタイマーをセットして人の動きを影のように流す作戦だが人の流れが意外と遅い。ライトアップに見とれているせいか。

 天神に地下鉄で移動。アクロス地下におりる。6時半。「蝉しぐれ」をよみながらだしまきと熱燗。この店のだしまきはいい。生わさびをおろしがねで円を描くようにおろして一気にそばをすする。結構でした。7時過ぎ警固公園に移動。今年は本格的に公園全体をライトアップ、子供たちも走り回っている。カップルは人の少ないところで寄り添っている。

ライトアップの中に子供のシルエットを狙う。手振れ。

 7時半、三越横、今泉のスナックKに立ち寄りマスターにA4写真12枚進呈。毎月1枚の計算。このスナック、マスターのKさん、30年ここで頑張っている。大したもんだね、水商売30年。年に2~3回しかいかないが私の写真を額に入れてかけてくれている。20時の特急にのるべく飲まずに帰る。今宵は暖かかったね。明日は幸運日ではあるが夜は風が強く、冷えて、雪かもしれないという予報。歳をとったということか!!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

141214 フィギユア羽生選手優勝、すごい男!衆院選、投票率戦後最低、香港の学生怒るね!

2014年12月14日 | 辛口ひとりごと

 20時までフィギュアのグランプリファイナルをみていた。スペイン、バルセロナ。しかしスポーツ選手や解説者は世界中いけて結構だね。まあそれはともかく羽生選手が圧倒的スコアで今年1年のファイナルを制した。みるからに優しげな風貌の中に不屈の秘めた闘志と練達のスキル。他の選手とどこが違うのか。ブライアンコーチが週刊現代で明かしているがジャンプやステップへのつなぎが2年前、無駄やミスだらけだったらしい。それが今まったくない。みていてつなぎ目がぎくしゃくしない、まさにシルキースケーティング。

 そしてスケートへのゆるぎない情熱、スピリット。韓国のキムヨナ選手は金をとったあと全く情熱をうしなったが羽生選手は違うという。まあしかし、すごい、素晴らしいの一言だね。中国杯の衝突事故からNHK杯に至るまで評論家は実にいい加減なことを臆面もなく言ったが秘めたるスピリッツで世界1を証明した。

 昼食後妻と買い物行く途中でコミュニティセンターによって衆院選の投票をすませた。1時前だったが会場は閑散、まあみんな昼飯かもしれないが・・北日本は大雪で大変だろうが当初予想通り低調な選挙。TVの20時段階での予想投票率は53%。自公が議席を増やして現体制が継続だね。維新は大きく議席をへらし共産は増えたが野党は総数で減。

 香港で自由な選挙制度確立を要求して学生ストが1か月以上続いた。誰でも立候補でき、20歳以上の国民には選挙権が与えれれているこの日本の素晴らしさが日本人はわかっていない。43%の選挙権放棄者がすべて野党に投票したらより国会が緊迫したものになるだろう。与党が決めきらない状況は今のアメリカや前の民主党政権のようにだめだが共産党のいう安倍暴走政治の歯止め野党の存在はどうしても必要だ。

 福島原発の後処理はあと2~30年は続く、」いつ終わるともしれない。鹿児島の川内原発、再稼働していいのか?集団的自衛権問題、それにからむ憲法改正問題。今の9条があったから戦後70年日本はノー天気に平和にやってこれた。戦争は不可解、突発的、暴走しがち、君子は危うきに近寄ってはダメなのだが安倍政権に任せておいていいのか?120円をこす円安は輸出依存の大企業に未曾有の増益をもたらし社員の賃上げにつながったが傘下の下請け中小企業がどのくらい賃上げできたのか、きちっとデータをだして言ってもらいたいものだ。円安、原価高、減益、賃上げできずの中小企業が圧倒的に多いのではないか。1年半先に景気が回復している保障はまったくないし可能性も低いのではないか。

 東北の復興住宅をはやく完成させたくとも東京五輪に人手を奪われて人件費、原材料高で工事がすすまない。憤懣やるかたない東北の被災者、仮設住宅に済んでおられる方々の気持ちやいかんである。東北の復興なしで日本の復興成長なしと一体誰が言ったのか、今だけ、自分だけ、金だけの愚かな人間界の喧騒をよそに川は静かに流れて行く。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする