ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

220228 ウクライナ、停戦交渉なるのか?連合赤軍あさま山荘事件がおきた50年前結婚、半世紀が過ぎました。感慨ひとしお!!

2022年02月28日 | アフターセブンティ

 プーチン大統領の最初の思惑、世間への発信とはだいぶ様相が違ってきており、軍事施設のみならず民間人の死者もでている。ロシア国民からの戦争反対デモも。落としどころを模索しているのだろうが難しい局面になっている感じ。前提条件なしの停戦交渉が行われるとのことだが果たしてうまくいくだろうか。核兵器使用部隊にスタンバイ命令をだすなど世界相手に威しをかけている。怖いですね。

 こんな時に私事ですが結婚50周年を迎えました。半世紀が過ぎたなんて驚きです。1972年昭和47年、私は27歳。この年後世の記憶に残る出来事がいっぱいありました。

 1月、旧日本軍兵士横井正一さん、グアムから帰還。2月、連合赤軍あさま山荘立てこもり、銃撃事件。札幌冬季五輪、ジャンプ金銀銅、3月、奈良、明日香村高松塚古墳壁画発見。4月小説家川端康成ガス自殺、5月沖縄本土復帰、宝塚、ベルサイユの薔薇、6月田中角栄日本列島改造論、フランスより超音速ジェットコンコルド飛来、

 7月ハワイ出身高見山大相撲初優勝、8月オリンピックミュンヘン大会、米スピッツ水泳7種目で世界新、9月田中内閣日中国交回復、10月ホンダシビック米排ガス規制クリア、中国からパンダ、11月外貨持ち出し枠撤廃、放浪の俳人種田山頭火全集12月、第二次ベビーブーム本格化、海外旅行100万人突破などなど。

まさに高度成長まっしぐらの年の2月に結婚。妻は23歳。ほんとにいろいろなことがありましたが終わりよければすべて良しとしましょうか。お陰様で二人ともなんとか元気で金婚デーを迎えることができました。有難いことです。

何もいらないと言っていましたが感謝の気持ちで花束贈呈、スシローで持ちかえり寿司、白ワインで乾杯。結構でした。世界情勢もふくめて何がおこるかわかりませんが平和な時代が続いてもらいたいものです・・・・

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220225 大統領権限ひとつで殺し合いが始まった怖さ!創世記以来の人類のDNA。それに引き換えわが家は平和?!

2022年02月25日 | アフターセブンティ

ロシアがウクライナに侵攻、国連やNATO西側諸国の警告にかかわらずプーチン大統領は軍事行動命令にサインをした。怖い感じがしますね。一人間の大統領権限一つで軍事行動、殺し合い、戦争が始まったわけですから。15000万人ロシア国民はこの決断に納得しているのかしら。戦後77年、国内戦争を経験せず経済成長の果実を享受してきた日本人は戦争の恐ろしさ、殺し合いの悲惨さを知らぬ人間が大半を占めるにいたり平和ボケに陥っている。政治家もしかりではないか。

アメリカは世界の警察として自国民を軍人として殺戮も含め世界に派遣してきた。日本はアメリカの傘の下でカネだけ出してきた。これからはそうはいくまい。中国ー台湾ー日米。ウクライナが他人事ではなくなってくるのではないか。

Kさんの影響で聖書の入門書などを読んでいる。旧約聖書は地球創造、人類創造からイスラエル建国、エルサレム陥落など破滅の危機までの物語、新約聖書は救世主としてイエスの誕生以後の神の国運動がどう展開されていったのかの物語ということか

地球創造の過程で神々は自分たちに似せて男と女をつくり地球上のすべてを支配させようとした。別の説は土からアダムをつくり、その骨からイブをつくりエデンの楽園を管理させようとした。ところがイブが蛇にそそのかされ禁断の知恵の樹の実を食べてしまい、アダムにも食べさせた。お互いが裸であることを知る。神の怒りにふれ、蛇にはずっと地上をはいずりまわさせ、女には産みの苦しみをあたえ、男には生きんがための食べ物を追い求める苦役を課せられた。女はそれでも男を求め、男は女を支配するだろう。しかし男は額に汗してパンを食べた後、ついには土に還っていく、死んでいくと宣言された。その後の物語は二人が食を求めて遍歴し、子供が増え、そしてそれぞれが頼みとする神のもとに種族がふえ、領地をめぐり、闘いが繰り返されるという展開。

この時から宗教と領地をめぐる人類の苦役の歴史が始まり、人類のDNAとして今も綿々と残っていることが感じられてなかなか面白い。今回のロシアのウクライナ侵攻問題をはじめとした世界史は根底にこのような人類創世記の物語以後の長い戦いの歴史がありそうだ。

まあそれに比してわが家は平和である。異変はヒヨドリが姿を見せないことや息子がまた異動することくらいだが、庭にはクリスマスローズがうつむき加減に咲き、ピンクの椿が彩をそえ、ヤマガラやシジュウカラが水浴びショウを見せてくれる。平和な景色がいまのところ続いている。

ウクライナ問題がうまく収まってもらいたいものだ。戦いの現場で翻弄されている人たちの幸運を祈りたい・・・・指導者たちよ一刻も早く戦争を終結させよ!!!

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220220北京冬季五輪閉幕。スピードスケート高木美帆選手、氷上の大谷翔平でしたね、凄い!!

2022年02月20日 | アフターセブンティ

 日本カーリング、韓国が負けてくれて5勝4敗で涙の予選敗退から一転、決勝進出。英国に10対3で敗退、銀メダルに終わった。今、フィギユアスケートエキシビジョン、羽生結弦選手が演技をしている。華やかな勝者の陰に敗者があり、そこにドラマが生まれる。

 昨日は女子マススタート、マスコミの金メダル期待かなわず、高木奈菜選手は準決勝敗退、パシュートとおなじ最終コーナーで転倒、左足が動かなかったという。そうは世界は甘くない。しかし奈菜選手、意外と心境はサッパリしているのではないでしょうか。血のにじむような努力をしても報われない時もある、運もある、体力の限界もあるのだからね。

 妹の高木美帆は3000mで6位、金最有力の1500mでまさかの2位銀メダル、そうとう落ち込んだらしい。吹っ切れて初挑戦の500mで何と五輪新で銀、そしてあのパシュートで金メダルまであと60mと言うところで姉の高木奈菜が転倒、銀に終わった。最終コーナーに強いカナダの追い上げへの焦りか?隊列最後尾の奈菜選手が氷の溝にスケートをひっかけてしまったとか。手に汗握る勝負でしたが非情な結末。しかし時速50kmくらいの高速であの整然たる隊列は驚異的。

 そして1000m。身体は疲労の極致にあったのかもしれないが無心の境地?で挑んだレースがなんと五輪新。アメリカの世界ランク1位のボウ選手の追い上げならず堂々の金メダル。スピードスケート5種目出場で金1銀3と言う前代未聞の偉業、まさにMLBで大谷選手が実現した二刀流を氷上でなしとげたようなもの。

 ジャンプの高梨沙羅選手のユニフォーム失格問題やROCフィギユア金メダル最有力ワリエワ選手のドーピング問題などいろいろあったが4日から20日まで楽しませてもらいました。金3銀6銅9計18個のメダルは前回を5個上回ったようだが日本の出場選手は国民の過剰なメダル期待感のプレっシャーは大変なものなのだろうね。インタビューでは楽しませてもらいましたなどと話す選手はおりはするがどうかね。ましてロシアなどは選手もコーチも生活がかかっている感じで異常な感じがする

 しかしマイナス10度や20度の氷点下の屋外競技場で頑張る選手たちには頭がさがるね。2030年に札幌に冬季五輪を誘致しようとしているらしいがどんなもんでしょうか?・・・

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220215 連鎖反応読書のすすめ!図書館、青空文庫アプリの活用。今、原田マハの「リーチ先生」、熱読中!!

2022年02月15日 | 本、映画

 私の書斎の本棚には「蝉時雨」「三屋清左衛門残日録」などの藤沢周平、「剣客商売」「鬼平犯科帳」などの池波正太郎、「居眠り磐音江戸双紙」など佐伯泰英の時代小説の文庫本、同じく内田康夫の浅見光彦シリーズのミステリー小説の文庫本などがずらっと並んでいる。ブックオフにもっていけばそれなりの値で買ってくれるシリーズ文庫本。私が62歳で定年退職して大阪本社から福岡に帰り、その後、博多から新大阪まで嘱託として週三日新幹線通勤していたころに新大阪の書店で買い求めた本。さすがに一流作家の本は読者をひきこむ筆力があり、夢中にさせる。65歳で完全リタイアしてからも佐伯泰英の本は継続して読んでいる。

 現役時代はビジネス書や仕事関係が多かったが若い頃は徳川家康や太閤記、三国志、坂の上の雲なども呼んだ。最近、中国版の三国志などをテレビで見るにつけて人脈など確認しようと、数年前アイフォン6sに変えた時にスマホアドバイザーから教えてもらった無料読書アプリ「青空文庫」をあけてみるとなんと吉川英治の三国志が入っている。作家別で検索するとあ行だけで200人ほどの作家の著作権がきれた著作が入っている。細切れの時間で読みつないでも文章がうまいのでいつのまにやら読破してしまう。

 先日、NHKあさイチで原田マハなる女流作家がゲスト出演していて存在を初めて知った。約1時間、引き付けられてしまった。

原田マハさんは1962年東京生まれの60歳、父親が百科事典や美術書の営業マン、家にはそれらがあふれ幼少時から美術に興味をもったとか。父親が破天荒で映画好き、父親につれられ美術館や映画館によく通ったらしい。岡山在住時大原美術館につれていかれアンリルソーの「夢」に感動、のちの「楽園のカンバス」と言うミステリーにつながったとか。

 映画ではフーテンの寅さんの1作目に感動、のちの「シネマの神様」という山田洋二監督作品の原作になったとか。ことほどさように父親が娘に与えた影響は甚大であったようだ。私は仕事にかまけていたがどれほど子供たちに影響力があったか反省させられた。

 彼女は関西学院大学文学部、OL?をへて30歳で早稲田大学第二文学部で美術史再勉強、美術館建設、アートコンサルタント、美術評論、鑑定など活躍、1年ホッキで40歳で作家デビュー。この行動力には恐れ入る。2005年「カフーを待ちわびて」で日本ラブストーリー大賞、12年には「楽園のカンバス」で第二十五回山本周五郎賞、55歳の時、17年に「リーチ先生」で新田次郎文学賞受賞など受賞、女流作家として確固たる地位を確保したようだ。長野、パリ、東京を拠点に活躍中。まこともってえらい女性だね。30歳で大学再入学や40歳で作家デビューや思い立ったら実行のチャレンジャー人生。とても私にはできない芸当。

 と言うことで筑紫野図書館でチェック、2冊しかなったので借りてきた。

「おいしい水」・・・19歳の女子大生のラブストーリー。神戸が舞台だったので借りてみた。関学はどこにあったっけ。西宮。なつかしのあずき色の特急電車がでてくる。元町のしゃれた輸入雑貨の店でアルバイト。ロベルトドアノー。1冊1万円する写真集。近くの喫茶店ビビアンにミステリアスな男べべがいる。この男とのラブストーリー。実はホモのやくざの男に囲われ、ホモの写真を撮っている。おいしい水とは涙のこと。状況でおいしくもしょっぱくもなる。80ページぐらいの写真付き小冊子。それでも1500えん。ひきこまれるストーリー展開ではありますね。ドアノーってどんな写真家か知らないが著者の美術史専門であることがうかがわれる。

もう1冊は「ギフト」2009 イーストプレス社。400字詰め3~4まいの短編随筆が20編、40ページほどの「流れ星」という短編小説。はぎれのよい文章展開で著者の才がうかがえる。普通なら手に取ることのない小説。連鎖反応的読書法というかこんな読書の楽しみ方があることを知った次第。

図書館に返却に行ったら、新田次郎文学賞をとった「リーチ先生」があった。この本もなかなか面白い。現在熱読中!!

一緒に借りてきたクラッシックのCDを聴きながら読んでいる。皆さんもいかがでしょうか・・・

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220211 高齢写真愛好会、役員人選難航!北京冬季五輪、羽生結弦選手4位、評論好き日本人騒がし、若手選手台頭!!

2022年02月11日 | アフターセブンティ

 先日めまいで欠席した写真愛好会、4月からの新役員人選が難航、全員で役割分担する案が出てたたき台も出たようだが、私は撮影会担当に入っていた。どんな経緯でこの案になったかプロセスはわからない。3月例会でさらに詰めるらしい。メンバーの平均年齢が80歳に近づくと体力健康面でやりたくともできなくなってくる。写真技術の向上と親睦が会則の目的になっているがその向上意欲とやらが希薄になってくる。

(やっと右端のつぼみが咲いた)

積極的に引っ張ってゆく人間がいないということはボチボチ解散という信号かもしれないが80歳に対応した会合のありかたや如何に?各人撮影した写真3枚をUSBにいれて持ち寄りプロジェクターで映し出してああでもないこうでもなといと合評しあうだけだとやれそう(その他企画運営に負荷がかかることは一切やらない)。どうでしょうかね?

 北京冬季五輪、世界が注目のフィギユアの神様、羽生結弦選手が登場、なんと氷の溝にスケートがはまり込み4回転ジャンプが1回転、大波乱のショートプログラム8位で終了。3年半、これだけの為と死に物狂いで練習してきた前人未踏の4回転半、クァッドアクセルをフリーで成功させて大逆転を狙うか!固唾をのんで日本人や中国のファンまで見守ったが残念ながら4回転半は回転不足、次の4回転も失敗、残りは見事に滑り切ったが4位で終了。18歳初出場の鍵山選手が見事に銀、宇野選手もがんばって銅。アメリカのチェン選手が別次元のレベルで優勝し、ピョンチャンのリベンジを果たした。

 テレビはどのチャネルもオリンピック2連覇の羽生選手の果敢な挑戦を大絶賛、氷上でスケート靴をはいてろくさま歩けもしない人間たちがあれやこれや論評していた。羽生選手にしかほんとの気持ちはわからないだろう。氷の溝にスケート靴がひっかるなんてまったく神にみはなされたような不運な北京五輪。しかし堂々とベストを尽くし、さらなる高みをめざすチャレンジをしてくれたことはみまがうことなき事実でしょうね。

 それから数時間後、23歳平野歩夢選手がスノーボード、ハーフパイプで見事逆転金メダル。半円筒のコースを右に左に、底辺から12mくらいの位置までジャンプして回転技を競う競技のようだがわずかなミスが死につながるような競技らしい。2回目のトライアルで審判の評価が得られず、怒りの気持ちをもって同じすべり、ジャンプを3回目やり切って逆転優勝、金メダルをもぎ取ったようだ。凄い技術と度胸、まったく前人未踏の技で頂点にたった。ソチ銀、ピョンヤン銀、そして北京金、素晴らしいですね。

 アスリートたちの頂点をめざす不断の死に物狂いの努力を継続する、その姿はスポーツの世界以外にすむ人間もおおいに見習う必要があるのだろう

 

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220207 ワクチン3回目、妻、モデルナ副反応ほぼなし!北京冬季五輪、日本、好発進、紙一重の差が・・・

2022年02月07日 | アフターセブンティ

 今朝、めまいがして体調悪く、身体も熱っぽいので、月一の写真愛好会の例会を欠席することにした。ここ1~2年、体調すっきりと言う日はほとんどない。何かに熱中していると忘れるということ。読書をしたり、ブログに投稿したりを眼をしょぼつかせながらやっている。耳も少々難聴で体温計のピッという音を聞き逃す。助手席の妻がマスク越しにしゃべっていることを聞き返したり、テレビの文字が見えにくかったり、まったくやれやれの心境ではある。

 妻が3回目のワクチンをモデルナ製で打ってきた。過去2回はファイザー製だったが妻は平気なもので副反応は出る人は出る、出たら出たらで対処すればよいと鷹揚なもの。血液O型は違うね。私はAB型、あれこれ迷う。結果的には接種した腕の痛みが少々、二日目はかゆくなってきたと言ってる程度で熱も出ない、ケロッとしている。

 筑紫野や太宰府が三桁の感染者、オミクロンが身近に来ている感じがする。3回目接種がまだの人はファイザー、モデルナを問わずできるだけ早くワクチンを打っていただきたい

 北京冬季五輪がスタート。開会式も習近平独裁政権が完璧に遂行した感じ。経済レベルのみならず科学技術レベルも一流であることを示した。派手に聖火の点灯があるかとおもったら意表をついた聖火アーチを差し込むだけの簡素演出、バッハ会長の演説の長さはうんざりだが式は2時間半で終了、全体の演出はほぼ完ぺきでしたね。政治的配慮も含めて。

 日本勢は7日20時段階で金1銀1銅2と順調なスタート。ジャンプノーマルヒルの小林選手が金メダル、他の選手が気にする風向きなどものともせず堂々優勝。決め手になる踏切が上方向前方向バランスよく出せる技術を体得したとか。

 スピードスケートの高木美帆選手は3戦全勝中の1500mをピョンヤンにつぎ、また金を逃し銀にとどまった。最後のコーナーで失速しないよう徹底的に磨いてきたエッジの使い方など今回はやりきれなかったのか同じライバルに0.5秒差で負けてしまった。ライバルが先に五輪新を出したことが微妙に響いたのか。

フラワーセレモニーで金をとれなかった悔しさのほうが大きいと心情を吐露。オリンピックの場はまさに紙一重の勝負ということか

フィギュアも団体で初の銅メダル、ペアやアイスダンスをさらに強化すれば銀も狙える。羽生選手が北京に到着、練習を始めた。日本勢がどんなドラマを見せてくれるか20日まで楽しみではありますね・・・

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220204 「東風、氷を解く」立春!オミクロン株感染が猛威のなか北京冬季五輪開会!日本のコロナ対策は万全か??

2022年02月04日 | 旧暦のある暮らし

 24節気では立春の初候、東風氷を解く頃、旧暦では新年が始まる。暖かい春風が吹き始め氷が解けだす頃、なぜ南風でなく東風なのか?中国では陰陽五行の思想で春は東を司るから東風と呼ぶらしい。

     東風ふかば思い起こせよ梅の花主なきとて春な忘れそ

 新型コロナウイルスのパンデミックが収束しない中、ゼロコロナを標榜する中国政府がしきる北京冬季オリンピックがあと数分で開会式。選手たちの敵はライバルの前にオミクロン株。毎日のPCR検査は怖かろう。でも競技会場にはいったらコロナを忘れて全力投球するのみ。日本人もテレビをみて一喜一憂、その時だけコロナをわすれる。しかし医療関係者や感染者、家族、濃厚接触で自宅待機している人たちはなかなかそうはいかないだろう。

 東京は連日感染者が2万人を超え、福岡も5000人を超えた。この数値もPCR検査をして陽性判定された人数だから、無症状の感染者がうようよいると想定され、検査キットも足りないなどいっている状況だから東京も3万4万とふえる可能性が大ではないか?北京でも完全バブルと言っておきながらすでに会場周辺で2~300感染者がでている。スパコン富岳の分析ではマスクをしていても1m以内での会話では感染する可能性があるらしい。

 そんな中、昨日3日、わが家の恒例行事で妻と太宰府天満宮節分大祭にウオーキングを兼ねて出かけた。

本殿横の飛梅は開花はしているが満開はまだまだ先。

  

本殿前の神事に参加してお祓いを受ける。

 

 

豆まき神事も300名限定で、3つの島に分けて実施された。

事前に体温チェックし、アルコール消毒をしてビニール手袋が支給されて、福は内、鬼は外の唱和は主催者側のみで参加者は静かにやってくださいと言う事前説明。まあ従来の派手な豆まきの様相ではなかったがマスクはしているものの夢中になって豆を拾い合っていたらどうなるかわからない。

 とりあえず3個ばかりゲットしブログ用の写真も撮って終了。

帰り、いつものすし屋さんによって恵方巻を入手、自宅に昼過ぎ帰りつく。

ちょうど1万歩のウオーキング。

天満宮で買った厄除除災うちわで腰や眼をさわってから部屋に上がり、今年の恵方である北北西にむいて黙食。恒例行事を終了。

 この行事に出むくことはまあ不要不急に当たるのかもしれないがこんなことを2年もやってきたわけだからね。

4日の今日、午前中,歯科医で4か月ぶりの定期健診、入り口で体温チェックと手指消毒。1時間で歯石とりと歯茎マッサージ終了。午後、整形外科でリハビリ。腰痛は12月から解消しているが体の柔軟性維持のため通っている。フロントの女性がリハビリの応援に入っていた。スタッフの休みが増えたのかな?

 福岡市内在住の叔父が年初入院手術をして10日には退院、2週間後の検査もOKだった。下旬にかかりつけ医でワクチンを打とうとしていたが発熱があり、検査をしたらPCR陽性だったとか。マスクをはずしたのは歯科医に行った時だけだという。ほかは感染の機会が考えられないというが?

 コロナ対策にあい路、見逃しはないのか??もろもろの開業医スタッフのPCR検査などほんとに徹底されているのか心配になってきました・・・・・

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220201 立春まじかだが、わが家にも諸行無常の風!人間万事塞翁が馬!!

2022年02月01日 | マイ家族

令和4年もあっという間に2月。立春もまじか、椿が一輪開花しようとしている。

息子がやってきて、また岡山に戻ることになったという。

業界再編が進む世界の薬品業界。息子は外資系薬品メーカーの営業マネジャーをやっているが諸般の事情で管理職への早期退職案件がでてそれに乗ることにしたという。

前職の外資系薬品メーカーの別部門で岡山エリアで再就職ができるらしい。前職での営業成績や人柄も認知されていたようで年齢の壁もこえれたとのこと。顧客は見知ったドクターたちだが機械の勉強はやらねばならないという。

 変化こそ常道と現役時代よく言われ、言ってきた。企業は環境適応業。激変する環境にタイムリーに経営者は対応していかないと存続はむつかしい。昔は企業寿命30年とか言われたが今や100年存続企業づくりの経営体質づくりが課題のようだ。外資系はドラステックに変化対応する。

 私も社会人になって以来、単身も含めて12回引っ越した。異動がいやならやめればいいことだがずっと対応してきたことになる。誰のせいでもない、それぞれの時期での自らの決断の結果である。不思議なもので企業でも本社ビルができたり、個人でも新築などした後に業績低下や異動があったりする。私も2~3回経験した。

 異動に際しては「人生至る所に青山あり」などとうそぶいていたが家族にはいろいろ負担を強いたり、家財道具の痛みや喪失などあったにちがいない。子供たちにはせっかく出来た友達などと別れを強いた。こんな異動がいやで年収水準は低くとも転勤のない地元企業や地方公務員をめざす学生や親も多いはず。何が幸せかはわからないし当事者の価値観次第だ。

 いつかはわからないが、いずれまた福岡に戻ってこれることだし、岡山で頑張ってもらいたいものだ。子供がいないので動きやすいとは思う。「人間万事塞翁が馬」、これからどうなるかは神のみぞ知るということ。元気でおりさえすれば良しということだろう・・・・

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