Lucky☆Sardonyx

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出来レース

2009-07-29 23:43:24 | コメント
自民党青森県連は29日、津島雄二元厚相(79)の引退に伴う衆院青森1区の後継候補者について、公募による選考の結果、津島氏の長男で秘書の淳氏(42)に決めた。県連は同日、党本部に公認申請の手続きをした。

 県連は、世襲批判の高まりを意識して公募形式による候補者選定を決定。ただ選考過程の詳細は明らかにしていない上、結果として津島氏の長男が後継候補になり、有権者から“世襲”批判も出そうだ。

 県連会長の大島理森国対委員長は選考後の記者会見で「市民の意見や、選考委員による無記名投票で1位になった結果などを総合的に判断して決めた」と強調。「出来レースではないか」との指摘にも「全くない」と否定した。

 淳氏は世襲批判に関し「公正な手続きで決まった。最終的に有権者がそのことも含め判断される」と反論した。

 県連によると、応募した20人の中から論文などの書類審査で淳氏や元参院議員ら6人に絞り込み、29日に青森市内で開いた選考委員会でスピーチや面接による審査を実施して正式決定した。選考委員の投票結果などは明らかにしていない。

 淳氏は学習院大卒。会社員を経て2005年7月から父親の秘書を務めている。津島雄二氏は作家の太宰治の娘婿で、淳氏は孫にあたる。

世襲批判が高まっても逆風に見舞われる自民党が「太宰治の孫」というこれ以上ないブランドを生かさぬわけがないと思っていたが・・・それにしても「公募」という出来レースを演じるとは余りに姑息ではないか。
津島議員の秘書として「政治屋」としての実績は積んでいるのだから自信をもって政界の表舞台に送り出せばいい、但し、この激動の時代に従来からの「政治屋」の能力や手法が通用するのかは甚だ疑問ではあるが。。

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