Lucky☆Sardonyx

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後出しじゃんけん

2009-07-28 23:24:44 | コメント
民主党の鳩山由紀夫代表は27日、総選挙のマニフェスト(政権公約)を発表し、「政策を実現できなければ、政治家としての責任を取る」と大見えを切った。これに対し、麻生太郎首相は「財源が極めてあいまいだ」などと批判したが、肝心の自民党のマニフェストは31日までお預け。「後出しジャンケン」(幹部)だというが…。

 鳩山氏は政権獲得後、政府に約100人の国会議員を送り込み、官僚主導を改め政治主導で政策決定していくほか、来年度から「子ども手当」の支給や高速道路無料化などを順次実施することを発表。政策実現の予算規模は、最終年度の2013年度で総額16兆8000億円と想定した。

 一方の麻生首相は同日夜の会見で、「何兆円かかります? 聞こえのよいバラマキの話は危ない」などと批判。ただ、政権を担う自民党のマニフェストは、20年までに1世帯あたりの可処分所得を平均100万円増やす目標を明記する方針とされるが、発表は31日になる見込みだ。

 背景には「麻生降ろし」のしこりもある。「反乱軍」の中川秀直元幹事長らは抜本的な公務員制度改革を盛り込むよう要求。執行部が亀裂を恐れ、党内論議に本腰を入れなかったツケが回っている側面もある。こうした中、武部勤元幹事長らが党とは別に、独自のマニフェストを掲げる姿勢も見せている。

 政治評論家の小林吉弥氏は「民主党は『官僚主導から政治主導へ』というが、官僚を上手く使わないと財源も出てこないのでは」と懸念を示したうえで、自民党についてこう語る。

 「政権政党が後出しジャンケンでマニフェストを出すなど情けない。首相らの『財源不足批判』のコメントを聞くと、国の借金をここまで膨らませたことを棚に上げ、落ちるとこまで落ちたという感想だ。候補者が好き勝手にマニフェストを作るなど、政党の体を成していない。貧すれば鈍すだ」

っていうより・・・政権与党の自公がマニフェストに現在の政策と異なった耳触りの良い内容を掲げたとしたら「ふざけるな」といったところだろう。それが出来るのなら何故現在の数に任せた所謂最強政権下で取り組まないのか?野党が政策に夢を語る部分が多いのは保有する情報量からすれば当然であり、与党はあくまで現状を肯定する意味からも地味目で手堅い内容のマニフェストになるべきなのである。
まぁそれだけの度胸と覚悟が現在の自公党員にあるとも思えないが。。

それにしてもこの「後出しじゃんけん」確か麻生政権誕生となる自民党総裁選でもそうだったんじゃなかったっけ??その後出しじゃんけんの結末が現政権ののたうちまわりであることを思い起こすと、今回の後出しにより例え総選挙で辛勝出来たとしてもより悲惨な結末を迎えるような気がしてならない。

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