Lucky☆Sardonyx

ばるご☆の戯言ブログです(^^)

南南西の行方…

2007-07-04 00:36:17 | 歴史
今日、お仕事で「四万十市」というのに出会った。町役場に問い合わせてみると旧中村市と西土佐村とが合併して誕生したのだそうだ中村市かぁ、懐かしい…いつしか仕事そっちのけで思い出巡りの妄想に走ってたりした(笑)

以前にも書いたが、この世界に入る前の僕は史跡巡りが大好きで、月いちペースで走り回っていたものであるその中でも南国・土佐は秋田・雄勝や伊予・松山と並んで特にお気に入りの地だった。土佐でも桂浜に訪れることが多かったが、一度だけ訪れた中村市&足摺岬~四万十川の世界もまた忘れ難い思い出の地である
当時銀座のH.O.に勤務していた僕は、業後に荷物をまとめ東京駅から夜行バス(ドリーム高知号)に飛び乗り西を目指した。時季は3月初め、まだ若干肌寒かった。翌朝一番で高知駅に到着する。そのまま駅のホームに入り、フリー切符を入手した。とさ黒潮鉄道にまで乗ることの出来る優れモノであるこの鉄道がなかなか面白く、車掌さんが巾着袋のようなものを持参し乗客宛運賃の集金を行うのだ。ちょっと可愛い系の人だったと記憶している(笑)終着点が中村駅だったのだ。この街はかつて土佐国司・一条氏の城下町として栄え、一時は南国の小京都として名を馳せたこともあった。そんな旧跡を巡りながら清流・四万十川を目指す。ここでは個人で屋形船を所有している先が多く、僕もその中のひとりに頼んで初春のクルージングを依頼した。確か、当時3,000円位だったか…その前に「兄ちゃん、何か辛いことでもあったんか?」と問われた。んっ?!そういえば、夜を次いでこの地に来たため、スーツにトレンチを羽織った姿だったのだ…何か、人生に絶望したとか思われたとしても無理はない(爆)苦笑しながら乗船し、清流を巡る。この時季は水かさが少ないのだという…確かに、河原の半分くらいしか川幅がないように感じた船の屋形内で面白いモノを発見!随分と大きな魚…聞いてみると、それは鮎だという。通常の鮎は1年でその寿命は潰えてしまうが、この地の鮎は年を越し、数年は生きるのだそうだ。だから、こんなに立派なホルマリン漬けに仕上がるのだな、と妙に納得した。
こうして楽しい時間は「アッ」という間に過ぎ(笑)僕はその日のうちに、今度はバスに乗り込んで南西の果て・足摺岬を目指したのだった。寒さを逃れて南の地に来た筈なのに、遥々南の地にまで寒波は押し寄せ、岬の灯台にて雪混じりの風に心までそよいだ件に関しては次回以降まで頁を待たせておこう

お城好きというあゆこちゃんに感化されたというわけでもないが(笑)かつての僕らしく「城」と「甲冑」に心血を注ぐのもまた楽しいのかも知れないなぁ

さて、眠。。今晩はこの辺で

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