Lucky☆Sardonyx

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黄海炎上

2010-11-23 23:34:55 | コメント
 韓国国防省などによると、北朝鮮の朝鮮人民軍が23日午後2時半(日本時間同)すぎ、韓国が黄海上の軍事境界線と位置付ける北方限界線(NLL)に向け陸上から砲撃、韓国軍も応戦し、砲撃戦となった。北朝鮮側の砲弾の一部はNLL付近に位置する韓国側の延坪島に落下し島の家屋多数が炎上。韓国軍兵士2人が死亡、韓国の住民3人が負傷した。

 韓国のKBSテレビは韓国側の死傷者が数十人に上ると報道。黄海の南北境界水域では南北艦艇の銃撃戦が3度起きているが、民間人被害を伴う陸地への砲撃は1953年の朝鮮戦争休戦以来初めて。3月下旬の韓国海軍哨戒艦沈没に続き韓国側が強く反発、南北の緊張が再び高まるのは必至だ。

 韓国軍は23日、黄海で定例の軍事訓練を行っており、北朝鮮がこれに対抗したとの見方が出ている。

 韓国側は戦闘機を緊急出動させ、警戒水準を最高度に引き上げた。韓国大統領府は「韓国に対する明白な武力挑発だ」とし、「民間人にまで無差別砲撃を行ったことは決して容認できない」とする声明を発表。金滉植(キムファンシク)首相は全公務員に非常待機命令を出した。

 韓国軍によると、砲撃で韓国軍兵士10人余りが負傷。KBSテレビは延坪島で山火事が起きていると伝えた。炎上家屋は60~70軒との報道もある。島の住人は防空壕(ごう)に逃げ込んだり、漁船で脱出したりしているという。

 聯合ニュースは、北朝鮮の砲撃は野砲など計100発余りだと伝えた。断続的に午後3時40分すぎまで続いたという。金泰栄(キムテヨン)国防相によると韓国軍も約80発を発射して応戦した。

 聯合ニュースなどによると、北朝鮮側は韓国側の訓練に関連し、23日午前、韓国軍が射撃を行えば黙っていないとの内容の通知文を送っていたという。

 北朝鮮は今年1月と8月にも黄海の南北境界水域に向け砲撃を行ったが、韓国側に被害は出ていなかった。

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