夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

『今』の瞬間に、一切を浄めることが出来る

2017年04月05日 20時06分34秒 | 真理の言葉
『今』の瞬間に、一切を浄めることが出来る。

どんなに悪業を積もうとも、『今』この身此のままで、清らかな自分自身が存在している。
過去にさかのぼって、浄めることが出来る。
罪悪という幻から覚める事こそ、真の実在を観ることができる。
自分自身の心の内にこそ、真の宗教的真実の拠り所である。

過去は過去として無い。過去は『今』の中にだけある。
だから『今』の心によって変貌する。
現象では殺生も泥棒も同じことだ。
殺生というのは人の生命をとって、生き物の生命を盗むことであって、泥棒の一種である。
『今』というのは過去。現在。未来の中の現在ではない。
過去・現在・未来を超越して内在する『今』である。
『今』の瞬間に、一切を浄めることが出来る。


帰命無量壽如来
南無不可思議光

無量寿如来に帰命し、不可思議光に南無し奉る。
『佛如来は来たって来るところなく、去って去る処なく生なく、滅なく過現未来に非ず』。
空間を超越し、生滅を超越したまう、そして過去現在未来を超越したまう、宇宙大生命が法蔵菩薩としてお生まれになった。


        正信偈