ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

ラルベロ ヴェネチア 毎日放送 サダデープラスに出演 裏話編

2023-08-19 14:32:24 | ラルベロ(店)TV出演、ガイドブック

放送をみて頂きそしてこちらのサイトに来てくださった皆様

有難うございます

 

私はまだ見ていないのでどのような編集になったのか見るのが楽しみです

「燦燦と輝くイタリアの夏」を意識してカラフルな映像になるように

私なりに工夫してみました

 

 

番組内で紹介されたであろう「ベネチアンガラス体験教室」は来年2024年1月に

京都にて3日間限定で開催予定です

ベネチアまで行けないわと言う方

どうぞ人の少なくなった静かな冬の京都に美味しいものを食べに来て

ついでにラルベロのベネチアンガラス体験もしていってくださいね

 

まだ日程が決まってないのですが11月になったら下記サイトに詳細アップします → ここ

 

 

そして撮影裏話

この特集の為に3日間連続密着撮影をして頂きました

 

日本より弾丸で来伊され寝る間も食べる間も惜しんで撮影してくださった

ディレクターさん Oさん

 

細い体に重いカメラを一日肩に背負って

何度も何度も上手く話せず失敗して撮り直しになる私に

何もいわず黙々と撮影してくださったカメラマン Oさん

 

そしてめっちゃ明るくてかわいい現地コーディネーターのEちゃん

上手く話せず失敗ばかりしていた私を気遣ってその場を和ませてくれました

 

3日間の撮影中はこの時期にしては珍しく天候不順でいつもはらはらドキドキ

Eちゃん持参のてるてる坊主が威力発揮してくれました

 

出会いのシーンはベネチアの超撮影スポット「アカデミア橋の上」

残念ながら快晴ではなく曇りでしたが

私ここから見るベネチアの景色大好きなのです

 

そしてとても大事な朝食の撮影時間にはなんと雷雨

一年を通して朝に雷雨なんてまずないのですが

「なんでまたこのタイミングに」とガックリしていたのですが

 

雨もすぐにあがり撮影開始、若干光が足りなかったかな~

快晴の中での朝ごはんにしたかった~

 

ちなみに快晴時の朝食はこんな感じ

仕方ない自然相手に怒れないですよね

私ノーメイクで失礼いたしました!化粧禁止令がでておりました(笑)

 

 

そしてその反対いい事もありました (これが私にとっては一番のミラクル)

ラルベロ店内での撮影時

 

番組内でお店:ラルベロについてのコメントくださったフランス人のご婦人

この方はガイドの仕事をされていてこの日は

偶然にもイケ面のフランス人男性5人を連れてラルベロにご来店くださいました

も~みんな背が高くてカッコよかったわ~(目が❤)

この彼のコメントは放送されていたのかな~?

 

ぞろぞろと人が入ってきたタイミングで撮影隊と私は後ろの工房に隠れました

奥からPinoとご婦人のやり取りを聞いていると

なんと絶好のタイミングではありませんか

 

私すぐにディレクターさんに

「この方にインタビュー依頼しましょう!間違いなく私達が話してほしい事コメントくださいますよ」と

 

でカーテンあけてインタビュー依頼

びっくりされていましたが快く承諾くださり

 

お話して頂いたコメントはTVでみて頂いた通り

 

フランス人ご婦人

「毎回ヴェネチアに来るたびに私はこのお店にきます、

今回も彼らをこのお店に連れてきましたなぜなら私にとってこのお店は本物のヴェネチアンガラスのお店だからです

ここは数多くあるヴェネチアンガラスのお店とは全然違うベネチアの人が作ったハンドメイドのお店なのです」と

 

それを聞いていた私もう飛び上がるほど嬉しかったです

「そうそうそれを言ってほしかったのです」と心の中で叫んでいましたよ

 

まるでセッティングしたかのような登場人物ですが

これ本当に偶然だったのです

 

まさかこのタイミングで私達が一番話してほしかったすべてを

この方がコメントしてくださいました

全部彼女が本心で思っていること話してくださいました

 

放送に入っていたかどうかはわかりませんがこのご婦人最後に

「今日は開店していてラッキーだったわ~」って笑っておっしゃっていました

 

と言うのも番組でも暴露されていたと思いますが(笑)

私達オープン時間にちゃんとオープンしていないことがほとんどなのです:すみません

毎日ほぼ1時間遅刻してオープン ( だったらオープン時間を変更しろって話なのですが)

 

通常各国のガイドさんは午前中にお客様をつれてヴェネチアのポイントを回られます

 

ラルベロのお店前でとまり

「ここは手作りのヴェネチアンガラスのショップで奥に工房もあってここで作ったものばかりですよ」

と説明されて行かれます

そしてその時興味をもった方が入ってこられるわけです

 

なのにこともあろうがその時間帯に開店していないラルベロ、、、、

だからこんな言葉「今日は開いてラッキーだった」が出来てきたわけです

ちょっと反省しました、これちゃんとしないとだめですね

オープン時間変更しようかな~

 

 

 

そして自宅での撮影

花の盛りはもう済んでいてなんとか暑さに負けず頑張っている花たちを

撮影までは枯らさずにもたそうとお世話していましたが

 

せっかく綺麗に咲いてる花の後ろがあかん

 

Ka「壁はがれてるやん!絶対に写るで~これ、、、でももう塗りなおすなんで時間ないから無理やね、、、、頑張って鉢で隠すわ~」って言ってお店に出かけた私

 

で帰って来たらこんな事に~

 

Piさん座布団1枚!グットアイデアだわ~

こういうのさすがイタリア人だな~と思う私なのでした

白いペンキでデザインにして塗ってました

 

撮影で紹介してもらった自宅のPino作品紹介です

こちらが絵画風ヴェネチアンガラスのモザイク作品→ ここ

 

 

電気カバー → まだかけてなかった~ 後日に

ちらりと見えた玄関入り口 → これもまた後日に~

 

という事で皆さまご視聴頂きそしてこのサイトに来て頂きありがとうございました

 

L’ALBERO VENEZIA 日本語HPページ → ここ

インスタグラム : lalberovenezia_muranoglass → ここ

 

 


L’albero Venezia MBS 毎日放送 サダデープラスにTV出演

2023-08-12 22:50:49 | ラルベロ(店)TV出演、ガイドブック

L’albero Venezia はありがたい事にまたTV出演させて頂きました

かれこれ放送されていないものも含め6回目になります

 

お店前での撮影風景

土曜日の朝に放送されている情報番組:サダデープラスの「自己流ライフ」

と言うコーナーで紹介して頂きました

 

MBS 毎日放送 

東日本はTBS

放送日:2023年8月19日(土)

番組名:サダデープラス番組内「自己流ライフ:ヴェネチア」コーナー

朝 8時より

 

 

 

なんとこの「自己流ライフ」私達だけで30分近く放送して頂けるようです

12年前の「グッと地球便」と同じくらいの放送時間です

まさか人生でこんな機会を2回もいただけるなんて思ってもいませんでした

本当にありがたい事です

 

番組内ではラルベロでの日常や制作風景はもちろん

私達のイタリアでの暮らしを紹介して頂きました

皆さんお時間あいましたら是非ご覧ください

 

放送後に密着撮影の裏話など追加アップ予定です

 


Casa di Pino (Pinoの家)ビフォー&アフター16 おしゃれな納屋②

2023-07-15 21:54:22 | イタリア:自宅改装

セメントで固めた納屋前の道

次に取り掛かったのが納屋の扉

市販の扉を買ってきて取り付けるのかと思っていたら

 

ラルベロの工房に所せましと何年も置き去りにされていた木版に

やっと手をつけました (やった~これで工房がすっきり)

実はこの木の板はPinoが近くのサンジョバンニパオロ教会の修理で捨てられたいたものを

もらってきたのです (あ~Piさんまたですか、、、、涙)

 

間違いなく3年間は工房にありました

ただでさえ狭い工房にこんな邪魔になる木の板を置かれた私は

毎日ストレスマックス、片づけたくてもどこにこの板を置いたらいいのかもわからず

 

ガラス在庫置き場の前に蓋をするように置かれた板をガラスを取り出すたびにいちいち移動させて

その度に「こんな使わない板捨ててしまえ~」と怒り狂っていた私

 

Pino「いつかこれ必要になるから」と馬耳東風

 

そしてやっと一枚一枚手持ちで家に持ち帰り始めました、いつものように公共交通機関を使って

これで工房の邪魔者がいなくなると嬉しかったのを思い出します

 

さ~ここからがPiさんのお楽しみです

自宅に持ち帰った木版を1枚づつ削りをかけてつなぎ合わせ

いつものように粉だらけ~

扉の形につなぎ合わせ

Piさんにんまりかなり嬉しそうです

そして仮設置

大きさはうまくはまりました

そして色を塗り始めました

何度も何度も塗りニスを塗って仕上げ

さてこれをどのように固定設置するのでしょうか?

ラルベロご近所の骨董屋のバルテルのところでまた錆さびのパーツを格安で仕入れ

にんまりPiさん

店の工房で錆とり

最後に大きなミッレフィオリで飾り付け

ベネチアンガラスガラス職人の家にミレフィオリ→ここ は外せません!

しっかり主張してくれました

自宅に持ち帰り微調整後黒色に塗り

そしてまた骨董屋バルテルのところで取っ手を購入

両端にやっぱりお揃いのミレフィオリを付けた取っ手を扉のど真ん中に取り付け

スライド式引きぐはこんな感じに

はいやっと仕上がりましたなかなかいい感じです

納屋前を掘り起こして作った道にはテーブル→ここ 水道→ここ 門柱→ここ 花台→ここ

と同じデザインのタイルを張り付け

しかしPiさんまめだわ~

使用した材料はほとんど廃材(捨てられていたもの)を使っています

本来捨ててしまわれるものがPiの手にかかり命を吹きこまれ

またこうして蘇る

出来上がりました

3年間あの木の板が工房にあったときは怒っていましたが

こうして可愛くなると第満足

 

Pinoには「あれだけ邪魔やとボロクソに文句言ってたのに出来上がるとこれか~」

といつも逆襲される私です

 

最終仕上げに納屋と同じく黄色に塗ると言っていたのに2023年いまだに白のまま

もう待たずにアップすることにしました~(笑)


Casa di Pino (Pinoの家)ビフォー&アフター 15 おしゃれな納屋①

2023-07-13 07:04:16 | イタリア:自宅改装

何故かまた大昔の改装記録を今頃アップ

2016年の春 Pinoはまたまた何か作り始めました

 

庭にある廃屋と化したガレージ&物置その左側にあるスペースになにやら新しい納屋を作るという

折角庭を綺麗にしてもこのスペースは隅っこでジメジメ

時々蛇がでてきたり自分の家の庭なのにどうも近寄りがたい

 

友人の手もかりて二人でコツコツ土台作り

レンガを積み上げなんとなく形になってきました

屋根もつけ、いつもながらPiさん楽しそうです

とゆも付けて

最後は家の中いくつも作り上げたアルコで仕上げました

これで仕上げをして終わりかと思っていたら納屋の前を掘り始め

なにやら道のようなものを作っています

お掃除してさてこれからどうするのでしょうか?

続きは次回に

 


L’albero Venezia Murano Glass Experience Workshop

2023-04-05 05:59:22 | ラルベロ(店)体験工房

Why don't you create your one and only original work of art with Murano glass?

L'albero Venezia offers Murano glass workshops every day (reservation required).
If you would like to join, please see the details below and make a reservation by e-mail or phone.

Reservation by e-mail :  info@alberovenezia.com

            Please mention Murano Glass Experience in the title.

Reservation by phone :  +39  041-523-7-6875 (13:00 - 18:00)

Everyone from children to the elderly,

young and old,

enjoy the glass experience at L’albero Venezia.

With friends

and family

We can accommodate one person.

 

Details below

  • Basic fee: 52 euros [By appointment only

  [Experience fee] 32euros + the cost of the work to be created.

  [Time] Approximately 1 hour to 1 hour and 30 minutes.

  • Payment is to be made on site in Euros after the experience.
  • If you wish to make additional pieces, only the cost of the piece will be charged                         (e.g., the first piece will be charged as a medallion).

  (e.g.: first one is a small medal, additional one is a small brooch leaf → 32+20+28=80 Euro+shipping charges)

  • If you wish to make additional pieces, you may do so as many as you like within the time limit (3 hours).
  • The customer's experience is limited to the design using Millefiori.

Please leave the kettle filling to us.

  • Please click here for material prices. please click → here (It's in Japanese, but there are lots of pictures.)
  • We will ship your finished work to by international mail (shipping fee not included).                                                             (e.g.: first one is a small medal, additional one is a small brooch leaf → 32+20+28=80 Euro+ shipping charges)

 


2023年 ベネチア カーニバル ②

2023-02-20 06:42:16 | ラルベロ(店)での出来事

気が付けばあと2日でカーニバルも終わりです

一部のイベントはなかったものの今年は予想通り

Veneziaカーニバルは完全にコロナ前にもどりました

 

昨日今日の土日Venezia島内は押し合いへし合いの大混雑

 

ラルベロにも多くお客様にご来店頂きました

欧米からのお客様に加え少なかったアジアからのお客様もここに来て一気に増えた感じ

日本の新婚さん、シンガポールのファミリー、中国の若い女性グループ

台湾、韓国などなど世界各国からのご来店いただいたお客様との会話で一日楽しく過ごせました

 

そんなこんなで今年は去年のように毎日サンマルコ広場にカーニバルを見に行く時間がなく

Pinoが店番してくれてるときに急いで写真をとりに行っていました

 

前半は快晴でいいお天気、インタビューを受けていたフランス人の叔母様

広場で出会った竹馬ダンスショー(なかなか上手だった)→ FB動画

みんなでお揃い楽しそう

この叔父様はBARでアぺ中カメラを向けると嬉しそうに

「グッチ、グッチ、GGucci」と連呼

グッチにオーダーして作ってもらった衣装なのか???

いつものサンジョバンニパオロ広場にはカラーコントラストがいい叔母様

バッチリポーズ決めてくれました

ランチタイムは屋外で皆そろって衣装きてお食事、楽しいだろうな~

もう仮装だけでは目立たないわって感じで、なんと犬6匹づれの夫婦も登場

後半は太陽がなくなり霧がかかったベニスになりました

定番の豪華絢爛衣装

老若男女みな仮装して楽しめます

サンマルコ広場では

あっ志村けんさん何故Veneziaへ?って思ってしまった

ラルベロのお店近くの橋の上には日本のアニメのような3人

そしてVenezia島内のサンマルコ広場周辺はどこも撮影スポットなのですが

その中でも後ろに観光客が移りこまない撮影スポットがこちら

サン・ザッカリーア教会前の広場

昨年もみたこのカップル今年は男性がづーっと電話していたのでまともな写真取れなかった

個人的には昨年の仮装のほうが好きだったな→ここ

この広場では音楽に合わせて踊っている人も一杯→FB動画

こんなユニークなおっちゃんも

シンプルながらもインパクトある仮装ですね

タイ王国の衣装も発見(タイ人かな?)

イタリアン人グループ、色とりどりの衣装はきっと手作りね!

今年のカーニバルで今まで私が見た中で一番好きだったのはこの方

インパクト強すぎる!ユニークでデザイン良しさすがイタリア

大好きNO.1

 

私も来年はカーニバルで仮装しようかな~

って確か昨年も同じこと思っていたな

 

あと二日楽しいカーニバルは続きます

 

 


Casa di Pino (Pinoの家)ビフォー&アフター14 2階洗面 ライト

2023-02-09 07:24:11 | イタリア:自宅改装

何年振りかのビフォーアフターシリーズです

2013年にアップした2階洗面→ ここ の最終仕上げです

 

正確には2008年にほぼ9割完成しているにも関わらず最後の仕上げをしたのが

なんとコロナ禍の間 

え~10年以上も仕上げをせずにほったらかしって、、、、

 

Piさん家でも工房でもいろいろ自分で改装して作ってくれるのはいいのですが

いつも最後の仕上げは未完成のままちょろっと残すんですよね

お店の作品も同じ最後の仕上げをせずに取り残されているものが山ほどあります

 

今回やっと2階の洗面に照明と壁飾りが付いて最終仕上げが終わりました

まずはビフォーがこちら

配線むき出し状態で照明がついておりませんこの状態で10年以上放置

そしてベネチアンガラスを取り出しました

 

なにやら一所懸命調整しております

そして壁に貼り付け始めました、そういう事だったのね~

アップでみるとこんな感じ

なかなかいいじゃない~ そしてライトをセッティング

ライト周りも同色でベネチアンガラス張り付けて可愛く仕上がりました

でもよく見るとライトは電球がむき出し???

これで終わるのかと思っていたら続きがありました

なになにこの金属と丸いグリーンのガラス細工は?

あ~そういう事だったのね:ライトカバー グリーンのガラスがポイントです

そして小さな枠にまたガラスなんでしょうねこれ?

お揃えでスイッチまわりもベネチアンガラスで仕上げてました

張り付けてこんな感じ

かわいいやん!こだわり続けた2階洗面

10年越しで改装終了いたしました!

これもコロナ禍の自由時間のおかげです

 

#ビフォ&アフター #改装 #洗面 #水回り #照明 #ベネチアンガラス

    


2023年 ベネチア カーニバル 始まりました

2023-02-07 08:51:16 | ラルベロ(店)での出来事

今年もVeneziaの恒例冬のお祭り:カーニバルがスタートしました

2月4日~21日までとなります

 

私がVeneziaに魅せられたはこのカーニバル

若いころにTVでみた旅行番組がきっかけでした

 

L’albero Venezia→ここ ではベネチアカーニバルの登場人物の一人:Arlecchino (アルレッキーノ)を

イメージして制作した特大のペンダントを用意いたしました

かなり大振りです

そしてやっぱり飛び出す L'albero : 樹木 

合わせて小さめも制作、一緒に店頭を飾っております

ペンダントに合わせられそうなリングも用意いたしました

アルレッキーノとはピエロを思わす色とりどりな衣装を着たこんな感じ

(写真:ネットより)

これから毎日広場に出かけて今年はこのアルレッキーノの仮装を探してみようと思います

ちなみに昨年私はミツバチハッチを探して最後にやっと見つけたのでした→ここ

皆様のご来店を心よりお待ちしております

 

私はカーニバルが始まる前

いやいや正確にはクリスマスがまだ終わっていないころから出回っている

この時期だけの季節菓子:Frittelle (フリッテレ)

もうすでに7,8回食べています

 

昨年最後の一つを前列の人に持っていかれ→ここ 

食べ損ねたリンゴ入り健在です!美味しすぎますね~

 

あと何回食べられるかな~

カロリーたっぷり危ないお菓子です(笑)

 

 

 


ラルベロスペシャルペンダント 1 グリーン

2023-02-05 02:12:26 | ラルベロ(店)コレクション

何年もの間コレクションボードに入っていた非売品のこちらの作品

ラルベロのSNS関係にはこのシリーズの写真を使用しております

色々な方から販売を希望されていたにもかかわらず

 

昨年秋ごろに“これ次問い合わせが入ったら販売OK”とPino

何故急に気が変わったのか???ですが

それならばと価格をつけて販売準備完了

通常のラルベロと比べるとかなり大振りです

 

そして先日日本の若い男性が食い入るようにコレクションボードを眺められ

“これ凄くいいですね! この飛び出す立体感がたまらなくいいし見たことがない”と

ボードから出し手に取ってじっくり見て頂くと

お客様 “金具がついてないのはなぜですか?”        

 

Ka “これだけ立体感が出ている作品はあまりないので普段はしない後ろも研磨をかけて磨き上げ鑑賞用に仕上げました”

 

お客様 “このほうがいいですね 後ろを張ってしまったらもったいない”

じっくりじっくり眺められ

お客様 “これ欲しいです”と

 

この作品が販売に至るまでの経緯をはなすと

お客様“これ僕が買ってもいいのですか?ご主人に確認されなくていいのですか?”と

 

Ka“大丈夫ですよ了解は取れていますから”

 

という事でとうとうお嫁に行ってしまいました

 

私も凄く気に入っていたのですがこの作品が行った先が日本だったのと

若いのにこの作品の魅力を解ってくださる方の元に行ったのが嬉しい私です

 

数日後毎週末にお店にやってくるPinoの友人パオロが

 

“この中にあったグリーンのラルベロどこ行ったの? 

え~売ったんだ~あれだけ売らないって言ってたのに、、、、あれ好きだった~”と

 

同じガラス業界で生きているパオロもそんな風に思って見ていてくれたのね

Pinoまた色違い作ってね~

 

   


今が旬 無農薬 レモンとタロッコオレンジ 自家製ジャム

2023-01-31 07:02:01 | イタリア:食材、レシピ

この3年間有り余るほどあった自由時間で始めた事の一つに

“季節のフルーツを使ったジャムづくり”

 

我が家の毎朝の朝食にかかせないジャム

コロナ禍以前はジャムを作ろうと思ったことはあっても日々時間に追われ

なかなか手か付けらなかったジャムづくり

この3年間で随分いろいろつくりました

 

事の始まりはレモンジャムとオレンジジャム

日本ではママレードはどちらかと言うと苦手だったのに

イタリアで柑橘系のお気に入りジャムを見つけてからはほぼ毎日食べ続けております

 

私のお気に入りメーカーはRigoni di Agiago

日本へのお土産にお勧めです、大体どこのスーパーでも手に入ります

特にここのオレンジママレード(Arancie amaro)とレモンジャムが最高に美味しい

 

ところがいつのころからレモンジャムだけがセールになっても対象外

値段もどんどん上がり1瓶340g が4ユーロ(600円弱)近くに

2023年現在さらに値上がりしております

毎日食べるものとしてはちょっと高いなと感じ始めた私

他のメーカーでいろいろ食べてみたものの比較にならないほど美味しくない

 

ならばせっかく時間もあるし冬なら無農薬レモンも安く手に入ると

レモンのジャムづくりを始めました

 

今年も1月に入って皮まで食べられる(無農薬)レモンが安くなってきたので

4kg購入(大小あわせて30個) これだけ買っても1000円ちょっと

レモンって見てるだけでも絵になりますね~

昨年はいろんなレシピを見ながら何度も試行錯誤してお気に入りの味になったので

今年はリピートするのみ

 

実はレモンジャム下処理結構大変です(しかも4kg分、、、、)

ジャムづくりで一番大変じゃないかと思うくらい手間かかる

 

市場の人にレモンジャムにするから新鮮で無農薬のが欲しいというと

“え~あなたレモンジャム作るんだ~”って驚かれました

きっと知っているんでしょうね手がかかること

 

ざっくりとこんな感じです

まずは前日に皮をむいて中身と種と薄皮にわける

この作業が4kgもあると最後の方はもう嫌になってきます(笑)

 

小さく切った中身は分量の砂糖半分をいれて一晩置いておく

翌朝にはレモンの水分がでてきていい感じ

 

お鍋に薄皮と種を被るくらいのお水を入れて5分から10分くらい炊き

煮汁だけを使用これめっちゃ重要!

レモンの薄皮と種にはペクチンが多く含まれています

 

表面の皮は好みの大きさに切って2回茹でこぼし

一部初回のゆで汁も使います(100ml~150ml)

 

ここまででレモンジャムの制作は8割終わりです

 

あとは全部いれて追加の砂糖をいれて中火で炊くだけ

あまり炊きすぎるとカラメル色になってしまうのでレモンカラーが感じられるくらいに

ペクチンいっぱい入っていますから多少しゃぶしゃぶの状態でも冷えたらとろみが出てきます

 

そして最後の大仕事は瓶詰空気抜きです

これで1年くらいは楽勝もちますよ!

全部で大小あわせて14瓶 

皮むきから空気抜きまでしめて5時間かかりました

 

一年に1回やからできますね!

 

次はオレンジジャム

ほぼレモンと同じ工程ですが

オレンジは白綿使わず、砂糖もレモンより少なく、ペクチン作業無し

でも炊く時間はレモンより長がめにちょっと煮詰めてください

左から真っ赤なシチリア:タロッコオレンジ+ビーズで少々色付け

真ん中はシチリアの普通のオレンジ

右は市販品 :Rigoni di Agiago

 

生縛りジュースは真っ赤なタロッコオレンジが一番美味しい

近年はこんなに赤いタロッコは見かけなくなったなここ数年飲んでないよ(涙)

 

ジャムは以外にも普通のオレンジで作ったほうが美味しいかった

 

レモンなど柑橘系は表皮と薄皮の間の白綿に強烈な苦みがあります

この白綿の分量がポイントです全部入れたら苦くて食べられません

でも全部とったらなんだか物足りない

 

適度に苦みが感じられる程度が美味しいと思う私です

 

材料レシピ

レモンジャムのお砂糖はレモン重量の55%

オレンジジャムのお砂糖はオレンジ重量の40%(オレンジの甘さで調整)

 

コロナ禍でもうジャムは買わなくなりました

フルーツが安いイタリア、自家製がこんなに美味しいことに今更ながら気づきました

 

そうりゃそうですよね市販品はフルーツこんなに入っていませんよね

美味しくなるはずです

 

イチゴ、りんご、アプリコット、桃、洋ナシ、いちじく

一年中いつも自家製ジャムで季節を感じています