そうなんですよね~
散々超絶景を楽しんできたわけですから
最後は避けては通れない下りがあるのです
2年前 → ここ
あれほど “もー二度といやだ!こんな地獄の下り!お勧めできません!”
なんて宣言していたにも関わらずまた来てしまいました
“ 超絶景&もれなく地獄の下り付き ”
下りのコースは違えども高低差770mある
わかっちゃいるのにどうしてもまた綺麗な景色が見たくて
来てしまいましたよ
前回のように足の指先に血豆を作るのは絶対に避けたかったので
ネットで“ 足に負担をかけず下る方法 ”なるものを研究
そして5番目の山小屋コミチ:Rif.Comiciを出発したのが18:15
6番目の山小屋フォンド バッレ:Rif Fondo valleまでは
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/0b/b03da5065ad3c016aae67df1da61e680.jpg)
1時間20分とあるけどおそらく私の足では2時間超える可能性が
ちなみに2年前は約3時間かかったのでした
20時過ぎの到着か、、、、なんとしても2時間以内に到着しないと
幸いこの時期日没は21時過ぎ
日の長い初夏で良かったとつくづく思いながらも
朝の10:45から休憩しながらとは言え歩きづめ
疲れが足にかなり来ているところに最後の地獄
しかも半端ない急激な下り
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/08/a5979a828298fa38ec08bd1cc5eee069.jpg)
ここからはコース103へ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/a2/0d2d2ccda09786cc2cb37665175097a6.jpg)
焦りは禁物!安全第一!と心の中で呟きながら
焦って急いで滑ってこけたら滑落なってことにもなりそうな下りを
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/3d/4135cb8d7335b72fe51afa6f319aa16d.jpg)
慎重に降りて行きました
はるか遠くに時々見える宿泊地:Moso
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/89/b26f47fe3ef157827a58691e98946a7e.jpg)
はい! 確かにかなりきつかったです
でも2回目ということもあり心構えがあるとないのとでは
やっぱり大きく違いました
2年前に比べるとその苦しみ(ちょっとたいそう!)はそれほどでもなく
苦しいながらも咲いている花を見て一息
2年前のコース102:Val sasso vecchioにはなかった
遠くに見える景色をみながら
6番目の山小屋フォンドバッレ:Rif.Fondo Valleに20:00に到着!
1時間45分はなかなか上出来!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/f4/592a23085769a5f3339654d3c82b3013.jpg)
ひゃー足痛い!!!!
ここまで来たら勝手知ったるいつもの私達の散歩道
最後の山小屋まであと30分ひたすら歩き続き
ゴールの7番目の山小屋ピアノフィスカリーナ:Piano Fiscalinaに
到着したのは20:30
そのまま宿まで歩くにはあとまだ30分以上かかる
もうお腹もペコペコでこのままでは夕食にありつけない
ってことで初めて利用しました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/f4/5bb8483fa498b5f39735aca798845a12.jpg)
このエリアを走る低料金&短距離タクシー(Sestoエリア内)
最終のバスを逃してもこれがあれば一安心
電話1本ですぐ来てくれる
ここはまるで日本みたいなサービスがあるところなのです
ということで無事に
1日で7つの山小屋を通過したのでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/28/0e2bc06eda4ac872d222cf257d759d31.jpg)
以前にこのブログを読んでくださった方と
Sestoのホテルで偶然お会いしたことがありました → ここ
このエリアは日本のガイドブックやネットで情報がなく
私のブログを読んでここに来たと話して下さいました
このブログを読んで今年私達が体験したこの7つの山小屋をめぐるコースを
トライされようとする方がもしいらっしゃるようなら
下記の件必ず注意してくださいね(体験談からです)
正直いってこのコースは1日でまわるにはかなりきついです
山の経験がある方ならともかく私のような初心者なら
山小屋に泊まり2日に分けるか
もしくはもっと早く出発することをお勧めします
どしても1日でということでしたら
① 夜の21時まで明るい日の長い日を選ぶ
暗くなると最後の下りで焦って滑って怪我なんてこともあり得ます
もちろん道中電気はありません
② 午後から雷の予報が出ている時はいかない、一日中晴天時に行く
標高が高いあのコースで雷に遭うと逃げるところがありませんし
少々の雨でもかなり滑ると思います初夏は結構雷マークがでていますので
天候を見極めてくださいね
③ 一人で行かないで誰かと一緒に行ってください
時間帯にもよるでしょうが人とすれ違わないときもかなりありました
何かあっても誰にも気づいてもらえない (ちょっと怖い)
ということで今年の山日記はこれで終了です