ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

ラルベロのコレクション 3  蝶々(バタフライ) シリーズ 

2020-10-19 19:20:29 | ラルベロ(店)コレクション

Pinoのシンボルマークはお店の名前にもなっている

“ラルベロ=木のモチーフ” →  

 

シンボルマークは木のモチーフだけではないのです

いろいろなデザインを幅広く作っております

 

大きく育った木 “L’albero” → ここ 

花が咲きそして蝶々がやってきました~

 

これ制作にとても時間がかかるのであまり沢山は制作できないのですが

いままで作ったものを少し紹介

ブログ書き始めてからなんと13年 ここにきて初登場です!

蝶々は左右対称にきちんとデザインしないといけないため

並べているときはかなりの集中力が必要

しかもこの羽の細かいデザインを出すためには

ミッレフィオリ→ ここ はできるだけ細いものが必要

 

本人は楽しみながら制作しておりますが

はたから見ている私には気が遠くなるような作業です

 

ラルベロの体験教室→ここ に参加いただいた方は

解っていただけると思いますが

この細いミッレフィオリを倒れないように切って立てるのは至難の業

難しいですよね~

 

勿論体験で使っている型枠はなし

Pinoのフリーハンドでのデザインとなります(立てるの大変!))

 

そしてデザインした作品を窯にいれ、いつものクルクル回し焼き上げる手法→ここ

で左右ずれることなくまとめていきます

蝶々の羽デザインがずれてしまうと台無しですからね

 

そして窯から出した状態はこんな感じ

ここからカッティング作業と研磨作業

大きなドーム状に仕上げた作品です3D効果を存分に出すため

通常はしない後ろ側もピカピカに磨き上げました

 

そして仕上げたMurrine:ムリーネ (ミッレフィオリでデザインしたペンダント)

Pinoの特殊技法:飛び出す(3D) 蝶々ペンダント仕上がりました

色々な角度からご覧ください

ミッレフィオリが伸びてる感じがいいですね~

もう一つは蝶々スペシャルバージョン

ミッレフィオリの額付きです

パステルカラー → ここ の優しい色合いがとても気に入ってます

蝶々をアップで見ると

最後に逆光でシルエットしかわかりませんがベネチアの青空バックに

蝶々を希望されるお客様結構いらっしゃるんですよね

次はどんな作品を作ってくれるか楽しみです

 

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ラルベロのコレクション2 まさに千の花

2015-10-10 07:51:10 | ラルベロ(店)コレクション

ベネチアンガラスと言えばミッレフィオリが一番有名ですが →ここ 

 

ラルベロのコレクションボードにはミッレフィオリを何本も束ねて

そしてさらに細く伸ばした昔の材料があります

光が後ろまで透けて通るこのミッレフィオリ見ているだけでうっとり

よくここまで繊細に作ったものだなと感心するばかり

イタリア人は手先がかなり器用です

まずはその細かさをご覧ください

1番、これ私の一番のお気に入り

2番、一体何本束ねて作ったんだろう?

3番

ミッレフィオリ=千の花

まさにその言葉どおり

超こまかい花がギュッと凝縮されたこの材料の多くは

コレクターも多いペーパーウェイトに使われていたようです

 

このガラスは

ペーパーウェイトになるとこんな感じ

ペーパーウェイトはまだベネチアのどこかのお店に残ってるかもしれませんね~

 

そしてアクセサリーにもなっていました

ミニピアス 真ん中の3つの薔薇?が素敵すぎる

ここにも薔薇が

カフスはこんな感じ

どれもみな艶消しでなんとも落ち着いた色合いです

よくお客様から御値段をきかれるのですが

残念ながら材料の在庫が無いため非売品です

 

貴重な暖色カラーも1本だけ棒(カンナ)の状態でありました

すこし切って焼いてみました

ほかにもこんな面白い材料もあります

ということで

ご来店時にはコレクションボードも必見ですよ!

まだまだ続きます

 

 

 

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ラルベロのコレクション 1 細かすぎるミッレフィオリ

2015-09-26 07:36:26 | ラルベロ(店)コレクション

ラルベロのコレクションボードにはいろいろ貴重なガラス材料があります

以前から紹介しよと思いながら何年も過ぎ去ってしまいました

まずは第一弾

 

超細やかな細工のアンティークミッレフィオリです

短く切った欠片しかない貴重なものです

240年前の年代もあれば

何の柄かルーペで見ないとわからないミクロの細工もあります

 

実際の大きさはこんな感じ

 

さらに拡大で見てみると

ミクロの世界をお楽しみください

⑤の蝶々柄  これはPiさんが制作したムリーネを細くしてもらったもの

②はこんな感じ

④はこれ

 どうやってこんな細かい細工ができるのかしら?

 

③Toso社のミッレフィオリ これを作品に入れ込んでいたのでしょうか?

そして究極はこれ

写真に撮るのも難しかった超細かい細工

“おなが鳥”かしら?どうそアップでご覧ください

むー凄すぎるな

昔の人は利益度外視してこだわりぬいてこんな材料を作っていたのでしょうね

ベネチアガラス = “ムラノガラス”の最盛期のころの作品なのかもしれません

 

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