ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

ウクライナ 世界平和への願い

2022-03-29 06:29:21 | ラルベロ(店)での出来事

コロナの規制が緩み共存しながらの生活がスタートして

“さ~これからこの2年間のロスを取り戻すぞ~”って思い始めた矢先に

 

想像だにしないロシアのウクライナへの侵攻

教科書でしか知らなかった戦争が起きそして否応なしに

毎日悲惨な映像が飛び込んでくる

 

昨日まで幸せに暮らしていた街に突然爆弾が落ちてくる

着の身着のまま命からがら隣国に逃げる

築いてきた小さな幸せが他人に一瞬にして壊される虚しさや悲しみ、怒りに憎悪

涙なしでは見られない

 

すでに1か月以上こんな酷い状況が続いている

いまだに終わりが見えない先行きに不安を感じながらも

ありがたい事に日常を平和に過ごしている私

 

お店にいてなんとなくふと思いついた事

せめて気持ちだけ、心だけでも寄り添いたいと

一刻でも早く停戦が実現することを願うばかりです

せめてこれくらい:ウクライナを想う

お店  “L'albero Venezia”  にあるガラス在庫かき集めたイエローとブルー

ウクライナはヨーロッパの「パン籠」って言われてた事初めて知った

国旗のブルーは大空、イエローは大地を埋め尽くす “麦畑” の色

黄金色の麦畑を取り戻すまでに何年もかかってしまうだろう

 

Yunikここ もあった ウクライナカラー この時計だれの手元に行ったのだろううか?

 

 

 


絶対食べてね ベネチアカーニバルの季節限定 ドルチェと混雑具合③

2022-03-02 08:39:20 | ラルベロ(店)での出来事

日本でもそうですが季節限定のお菓子があるように

ベネチアのカーニバル時期限定のドルチェがあります

 

一番有名なのがFrittelle (揚げ菓子) 穴無しのドーナツのような感じですが

ドーナツより味わい深くモッチリしていて深みのある美味しさ

町中のカフェやBar ケーキショップのウインドーにこんな感じで並んでいます

種類もいろいろ一番人気は何も入っていない“Veneziane:ヴェネチア―ネ”

他にはクリームの入ったもの

地元Veneziaの人は皆クリーム無しのタイプを好んで食べています

美味しいんだなこれが、、、私今日も食べてしまいましたこれで3日連続、、、、

最近のお気に入りは数年前から見かけるようになった“煮リンゴ入り”

程い良い酸味がたまりません今日でカーニバル最後なのでリンゴ入りを食べようと出かけたら

私の前の人が最後の一つをお買い上げ(涙)

あ~これで来年まで食べられない残念だわ

 

このリンゴ入りが食べられるのは以前に紹介したミルフィーユの美味しい“Barallin”→ここ

是非立ち寄ってみてくださいね

 

そしてもう一つこちらは“Galani”と言うクッキーでもなくパイでもない

薄くてパリパリサクサクしたお菓子

おしゃべりしながら食べていると気が付くと全部食べてしまいそうなほど癖になる美味しさから

“Chiacchiere:キャッケラ―”とも呼ばれています

イタリア語でキャッケラ―レとはおしゃべりと言う意味でそこから名前が付いたようです

計り売りもありますし

袋入り(大概250g入り)もあります

これも2種類あって Fritto(揚げてある) と Forno(オーブンで焼いてる)

個人的にはカロリー控えめのFornoが好きです

 

最後になりましたがベネチアのカーニバルの混雑状況を簡単に

カーニバルの開始日は毎年かわります

通常は週末開始で最終日は火曜日と決まっているのです

2022年は2月12日(土)~3月1日(火)の18日間

 

期間中週末は3回あるのですがこの3回目の週末はもうとんでもないほどの人だかりで

メイン通りはまともに歩けません

特に日曜日は一方通行の規制が入ったりもしますし目的地に着くまでに通常の何倍もかかります

 

今年(2022年)はコロナ禍以前の半分くらいの人出だったのでそれほどでもなかったですが

それでもサンマルコ海沿いのため息橋の上はこんな感じ(2022年3週目の日曜)

まだまだ地面が見えてますが

コロナ禍以前はと言うと

もうサンマルコ広場行くのもやめようかと思うほどの人手

引き返したくても帰れない全く地面もみえません(涙)

 

コロナ禍前は日曜日のラルベロ店舗前の通りはこんな感じ

カフェしてお店に戻るのに大変な思いをしていました

もうこうなってしまっては開店休業状態です仕方がないので

店内から通り過ぎる人を見て楽しんでおりました

友人のカメラマンも期間中いつもベニスに宿泊して撮影しているのですが

日曜はとても撮影なんてできないので土曜日に帰ってしまわれます

 

週末にベニスに来られる場合は金曜日か土曜日のうちにサンマルコ周辺みてまわり

日曜日は込み合うサンマルコ広場は避けてぜひラルベロの体験教室→ここ

にいらしてください(笑)

 

ガラス遊びしながら店舗前を通り過ぎる仮装した人達を眺めるのもまた楽しいですよ!

体験が終わったころには混雑もすこしはましになっているはずです

 

   

 

 

 

 


2022年 脱コロナ!笑顔満載 ベネチア カーニバル開催 ②

2022-03-01 08:06:10 | ラルベロ(店)での出来事

2022年のベネチアのカーニバルは明日最終日を迎えます                                    

週末は近郊の街からも人が押し寄せ押し合いへし合い大混雑します

まるで“脱 コロナ”のお祝いの感じ

 

人々は長い冬を耐えてやっと光が見えてきた日常に

誰もが皆カメラを向けると最高の笑顔を見せてくれました

 

このカーニバルの楽しいところは誰でもいつでも好きな時に好きなだけ参加できる事

エントリーナンバーなんていりませんよ(笑)

 

見る人専門はどうしても最初は豪華絢爛な衣装の人に目が行きますが

ゆっくり目線と変えるとなかなか面白い人たちがいっぱいでした

 

豪華な衣装は借りるとかなり高額になります

でも仮装衣装は手作りでOKなのです!っていうかその方が面白い

本格的な手作りからシンプルながらもインパクトのあるもの

そして“欽ちゃんの仮装大賞”的な笑えるものなど2022年歩き回ってみつけたグッとな仮装を紹介

 

まずはこれ凄い発想だと思わず凝視した仮装

なんと古新聞で衣装を制作 ボリュームたっぷり

あっぱれ着るのも大変だっただろうなと

しかしよくバランスがとれていますよね

おそらく製作費もゼロに近いのでは?まさにエコカーニバル!

今年のカーニバルは晴天続きのお天気に恵まれていたので良かったですね

雨はもちろん霧や雪だと大作のこの衣装はボロボロ台無しになってしまいますよね

 

そしてこの方期間中何回かラルベロ店舗前→ ここ を通られました

おそらく近所に住んでおられるベネチアの人かな?

衣装に“ミニくまさん”いっぱいついています なかなか面白いアイデア

かわいいわ~何年もかけて集められた熊さんなんでしょうね

階段のぼるのも大変です、スカートめくってえっちらおっちら

先にはご主人の “くまさん” が待っておられました

シマシマの赤シャツから想像するに本業はゴンドリエーレかしら?

いいな~仲良し夫婦

こちらは奥様と雑談中、ベネチアは自転車乗り入れ禁止ですが

きっと自転車セットで仮装なのでしょうね

 

お母さんと娘

そしてサンマルコ広場には素敵なカップルがいらっしゃいました

熟年夫婦おしゃれ仮装でゆっくり広場をお散歩です

このままレストランに食事にいかれるのかしら?

奥様の満面の笑み!いいですね

 

若いカップルはキュートでかわいいピエロに変身!

たまらんわ~この笑顔!見ている私まで幸せな気分になりました

私はシャッターを押しながら心の中で

“よかったよね~日常が戻ってきて”ってつぶやいてました

 

一際目を引いたカラーコンビネーション“オレンジとトルコブルー”のおじさん

これラルベロの商品でもすごく良く売れるヒットカラーなんですね

だから目が行ったのかな(笑)?

前から見ていると気が付かなったのですがなんと

背中に特大の“ネジ”が刺さってました~(笑)

そうかブリキのおもちゃだったんだ~そういえばこんな色ありましたよね

グッとジョブ!衣装は奥様の手作りかな?

 

そしてママ友で仮装

通常の洋服の上からペアで手作りの服と黄色の帽子

たったそれだけでも目立っていましたよ!

そして日の丸が付いてる~なんて一瞬嬉しかったのですが

そんなわけないですね感染対策マスクの上に赤い鼻でした(笑)

 

パパ友?も頑張っていました

なかなかいいアイデア~、踊って欲しかった~

 

そして家族で仮装も、このキャラクター見覚えあるわ~

ミニオン

パパママと双子の赤ちゃん いい思い出になりますね

 

おじいちゃんおばあちゃんまで含めて総勢7人

子供たちも大喜び

ちびっこ海賊

カーニバル開始からづーっと探していた被写体“ミツバチ”

カメラを向けるとバッチリポーズ決めてくれました

めちゃくちゃかわいいのですこの年頃の子が着てると

期待の後ろ姿は?

うーん★三つ!お尻のぷりぷりがない~ 来年はクッション入れてくださいね!

てんとう虫と森の妖精

そして森の主まで

鼻に苔が付いているのにこだわりを感じます(笑)私こういうの見逃しません!

 

過去写真ですが仮装しなくても気分を味わえる“フェイスペインティング”

サンマルコ周辺で沢山の人が書いてます

今年はコロナ禍の規制で見かけませんでしたが来年は復活かな?

私も初めてのカーニバルで描いてもらいました~

これもお勧めです 上手な人選んで書いてもらいましょうね

 

そしてこの方黒一色でしたが結構目立っていました綺麗な方です

黒といえばこれカーニバルでは定番中の定番

カラスじゃないですよ

17世紀のヨーロッパで流行した死病:ペストの治療専門のお医者さんです

感染を防ぐため長い鼻に薬草を詰め込み治療にあたっていたとか

今も昔も同じですね防御服にマスク

 

他にもいろいろ

欽ちゃんの仮装大賞にでてきそうなカクテルの瓶2本

この人達は人にぶつからずに歩くの大変そうでした

美容師さんもこの時は衣装をきて張り切って仕事されてます

カットしてもらってる子供も気きっと嬉しいでしょうね!

という事で2022年のカーニバルは私も久しぶりに初心に戻って楽しみました

来年は日本からも沢山の方がベネチアに来られるように願っています