ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

ラルベロのお客様

2010-07-31 06:19:55 | ラルベロ(店)での出来事
ラルベロに来られるお客様
圧倒的にフランス人が多い!

おそらく来客の50%はフランス人かもと思うくらい
毎日フランス人がやってくる

昨日はラルベロのショップカードを手にしたご婦人が二人でこられた

最初店の前を“ここかしらラルベロ”といいながらウィンドーを眺め
そして一人店番をしていた私をチラリとみるとそのまま過ぎ去っていった

私、、、“あー行っちゃうのラルベロはここですよー”っと内心叫んでいた

そしてしばらくして戻ってくるとおそるおそる入ってきて
Pinoの写真を指差し
“ここの写真の男の人はもういないの?”と
手に持っていたラルベロのショップカードみせてくれた
数年前に来てくれたお客さんがお友達を連れてやってきてくれたのだ

おそらく中国人経営のお店と勘違いされたようだ

私“この写真は主人で今日は居ないんです”
いつものように全てPinoが作っていると説明すると
安心したかのように商品をゆっくり探し始めた

そしてあるデザインの商品をみて“これの色違いってあるかな?”と

工房奥にあるまだ仕上げができてない商品を出してくると
もー目はランラン!
“わーこの中良いのがいっぱいある”と子供のように物色し始めた
そしてお気に入りを見つけるとまた来るからと仕上げを依頼されて帰られた

帰りがけの二人の表情から“雨の中きてよかった”と言うのが見て取れるくらい
満足して帰られた

そして今日来られたフランス人のファミリー
奥さんはイタリア語ペラペラだったのでいつも以上に商品の説明ができた
いくつか気に入った商品を選ばれ最後に

“実はこの店ベニスに居る間3回は見に来たわ!いつも外からばかりだったけどね
ベニス中ゆっくり見て回ったんだけどやっぱりここだと思って来たのよー!
良いのが買えてとても嬉しいわ”と、、、、

なんとも嬉しい言葉!

なによりも嬉しいのは
“戻ってこられる”事と“ベニス中みてやっぱりこの店”と選んでいただけること、、、、
お店冥利に尽きる!

フランス人に限らずラルベロはリピーターのお客様が多い
そんなお客様に“再度来て良かった”と言ってもらえるような商品を作るのが
私達の使命だ!


ベニス 焦げていたはずが、、、、?

2010-07-30 07:04:46 | イタリア:自宅&畑&花
前回ブログを書いた翌日に大雨が降り
あれだけ暑かったベネチア一気に気温が下り
最高気温も28度くらい快適な夏に戻った

そうなると体もらくになり止まっていた思考能力も戻ってきた

今日は朝から珍しく雨が降り続きさらに気温がさがりそうだったので
長袖を引っ張り出しお出かけ
案の定店からの帰りは長袖でも寒くさらにスカーフも

バスの中ハーフコートを着ている人も
20度ちょっとしかなかったような?

今年は本当におかしな気候が続いている



暑い!焦げているベニス

2010-07-19 01:10:26 | イタリア:その他
いやー今年のベニスの夏はもう本当に暑い!

今年で6回目のイタリアで夏をすごしている私

今まで日本の夏のように“
もー暑くて何もできない”なんてこと無かったのに
この7月上旬から始まった猛暑、、、、

噴出す汗、ベタつく体、、、まるで日本の夏のよう

救いは唯一吹く風がひんやりさわやかなこと、、、

初めてしんどいと思うイタリアの夏経験中!
店周辺もあまりの暑さでお客さんが歩いてない
私もまでたどり着くのが精一杯で何もできない

暑くて思考能力がまったくない
なので勿論アクセサリー作りも滞っている

今日のランチはこの夏最初の冷やしそうめん
暑い夏はやっぱりこれだな!


イタリアのスーパーにて

2010-07-11 01:22:33 | イタリア:その他
新聞配達のないイタリアではスーパーの安売り商品の広告は
それぞれのスーパーが雇った人が家のポストに広告を入れていく

それをチェックしてお買い得品をゲットしにいくわけだが、、、、
やっぱり何度かスーパーにはしてやられている

その①
チェックした商品を安売り期間後半近くに行くともうすでにその商品は棚に在庫なし
特価の価格表だけが虚しく表示されたままになっている
広告には数量限定とは記載されてない


何も特別な商品じゃないでしょ
明日になれば価格を変えたらいいだけなんだから
お願いだから期間中は最終日までは商品はきっちり置いておいて!
と言いたくなる



その②
ならばチラシの初日なら切れているということはないだろうと
そうそうに買いに行くと、、、
おかしいチラシの商品もないし表示されている価格も通常?

店員さんに聞くと
“あーまだ用意できてなかった、今から出しますから”と
しかも奨められたのが売れ残りの古い商品


おいおい!オープンして1時間以上経過していますが、、、
普通はオープン前に全て準備するでしょ!
チラシの商品でしょ!
私は新鮮なブーラーター(ちょっと特殊なモッツアレッラチーズ:新鮮さが命)
を買いに来たのよ!古い商品はいらないの
勿論新しいのがいいというと出してはくれたけど


その③
昨日までのチラシ期間の商品がまだ特価で売られている
ラッキーとばかりに袋に入れ価格の計りに載せると
おかしい?表示されている価格より高く計算されている
店員さんに聞くと“あー表示価格をはずすのを忘れていた!”と


私はちゃんと確認したから気がついたけど
イタリアのおばちゃん達は気が付かない人多いと思うけどな~
なんや詐欺みたいやなー!


その④
今日重いお米を買いにカートを引っ張ってスーパーに行った
スーパー内なんだかものものしい
どの売り場も棚が買え中でひっくり返っている
そしてお米の棚はすっかりなくなり男性が床掃除中
お米何処にあるのか?
店員さんに聞くと“あー今棚替え中で倉庫に入れてあるの掃除が済むまでだせないのごめんなさい”
私うなだれる!


えー今日はお米を買いに来たのに!肝心のお米が変えないなんて想定外!
オープンしている時はちゃんとどの商品も買えるようにして!
なんでよー倉庫から出してきてよー
スーパーには1週間に1回しかこれないのよー
こんな大層な棚替えはオープン時にしないでほしいと思うのは日本人の私だけだろうか?



てなことで日本ではありえない話がイタリアではいっぱいある
こんなのは笑い話にできるほんの一例である!


夏!生ハムメロン

2010-07-05 01:05:51 | イタリア:食材、レシピ
この春天候不順だったベネチア

ここしばらくで一気に夏になった
暑い!暑いぞー! ここ1週間ほど毎日30度超えている

こんなに暑くなると食欲も落ちてくる
冷たいものが食べたくなるがここでは“そうめん”“冷やっこ”はない

でこの時期登場するのが生ハムメロン(プロシュット クルード)



夏ならばどこのレストランでも食べられる定番中の定番メニュー

勿論我が家のランチや夕食にもたびたび登場する
これ切ったらいいだけなので主婦にはとても嬉しい1品
イタリアではメロンがすごく安いのでありがたい!

日本では生ハムと甘いメロンを合わせるのを嫌がる人も多い
私の友人も生ハムだけで食べたいって言っていた人もいる

イタリアに来るまではどちらかというと私もそうだった

でもこの生ハムの塩辛さがフルーツの甘みとすごく合う事がわかり
今では生ハムはフルーツと一緒に食べる

メロン以外ではイチジクとあわせて食べても美味しい

我が家ではこの生ハムメロンはさらに“ストラッキーノ”と言う少々クセのある
クリームチーズと一緒に食べる

これが摩訶不思議?意外と良く合う

この夏何回登場するのだろう?