最近は、日本でもおなじみになりつつ有る『マルシェ・デュ・ノエル』は、この時期の風物詩です。 (日本では「クリスマス・マーケット」と呼んでいる様ですね)
シャンゼリゼ大通りのマルシェ・デュ・ノエル
12月の第2週から始まって、毎日大勢の人々が訪れています。
そもそも、『クリスマス・バザール』の起源は、16世紀1570年に、フランスの「ストラスブール」と、ドイツの「ドレスデン」で始まったらしい。
元々「市」と言う物は、小規模な流通携帯しか無かった当時m地域経済に取って、唯一の広範囲な取引の場であり、「市をたてる」事が、その土地の名物にもなり得る事象であった。
近世までは、市をたてる事は「領主」の専権事項であり、その事が「領主の富」を約束すると同時に、地域経済を限定してしまう元凶であった。
その矛盾に気がついた織田信長が、『楽市楽座』を布告し、市をたてる事を自由化した事に依って、戦国時代日本の経済が発展したのでありました。
そんな、歴史的考察等はさておく事にしましょう。
近年、クリスマス・バザールが「観光振興」の一員と見なされる様になり、ヨーロッパの各都市、特に「発祥国」ドイツとフランスに於いて、広く親しまれる様になりました。
ここパリでも、トロカデロ、サン・ジェルマン・デ・プレ、サン・シュルピス教会前、ラ・デファンスその他かなり沢山開かれています。
その中で、一番の規模を誇るのが、<花の>シャンゼリゼ大通りでの物です。
全長800メートルに渡って、両側にずらりと並ぶ様は、壮観です。
およそ間口4メートルの屋台が、ずらりと並ぶ
並べられている品物は、この時期に相応しい、クリスマス・デコレーションから始まって、各種ジュエリー、ハンド・クラフト製品、各地の物産、各国の名物、から初まって、各種の食べ物や、飲み物。
親子で、屋台を覗き込み、お土産をねだり、熱々のソーセージにかぶりつき、お父さんはホット・ワインで一息。
聖画カード
ウッド・クラフト
そんな中でも、クリスマス・バザール発祥の地の一つ、『ストラスブール』のお店は、アルザスならではの『蜂蜜パン』が、ハートやサンタクロースの形で、大小様々に並んでいます。
曲げ物細工の花かご。 やはり何と言ってもサンタ帽子。
そして、やっぱり無くてはならない『マトリューシュカ人形』ですね。
それより、何より、そぞろ歩きながら欠かせないが「食べ物」の屋台。
いの一番に探すのが『vin chaud』(ヴァン・ショー/ホット・ワイン)屋さんです。
赤ワインに、シナモン、ナツメッグ、八角等の香辛料を入れて、蜂蜜を加えて暖めます。
寒い寒い冬空の下、湯気のたつ『ヴァン・ショー』のコップを、ふーふーして飲みながらそぞろ歩く醍醐味は、この時期ならでは。
元々、風邪に一押しの民間薬でありました。
まあ、「卵酒」のフランス版と言った所でしょうか。
歩いていて、とても面白い屋台を見つけました。
ブロシェット(串焼き)屋さん。。。では無く。
これ、全て「チョコレート」!
素晴らしいセンスに、脱帽でした。
夜店の定番「綿飴」
冬のフランスは「焼き栗」
そして、ブルゴーニュ地方の物産の屋台が有りました。
ブルゴーニュと言えば「エスカルゴ」
それから「食用カエル」
コルシカの名産の店も有ります。
コルス島(コルシカ)は、地中海で3番目に大きな島ですが、南北300キロ、東西150キロ程しか有りません。
海からいきなり高山が起ち上がる「山国」なのです。
山中には、家畜の放し飼いのブタ、野生のイノシシ、その合いの子のイノブタの野生化した物と、家畜化したイノブタ、など多くの山の幸二恵まれて、ドライソーセージの類いが豊富です。
各種ドライソーセージは絶品。
ワインもチーズも豊富です
ユニークなお店発見。
サーモンを、直火で炙りながら食べさせてくれます。
それに何と、『キャビア』の屋台まで有った。
紅茶の<サモワール>の横にはロシア美人。
そして、絶対に外せない、定番にして極めつけが「焼きソーセージ」の屋台でしょう。
どうです?
お腹のムシが、グウーグウー鳴いて来たのでは?
ヌガーの店も、一ひねり。
でも、元来クリスマスは「救世主の御子」の生誕を祝うお祭りで有る事を忘れずに、はめを外しては、なりません。
本日12月19日のパリは、数日来の寒波で、午前中は雪が舞っていましたが、午後になると回復し、日差しすら見え隠れしていました。
シャンゼリゼのイリュミネーションも、寒空に輝いています。
ぜひ、一度お越し下さい。
シャンゼリゼ大通りのマルシェ・デュ・ノエル
12月の第2週から始まって、毎日大勢の人々が訪れています。
そもそも、『クリスマス・バザール』の起源は、16世紀1570年に、フランスの「ストラスブール」と、ドイツの「ドレスデン」で始まったらしい。
元々「市」と言う物は、小規模な流通携帯しか無かった当時m地域経済に取って、唯一の広範囲な取引の場であり、「市をたてる」事が、その土地の名物にもなり得る事象であった。
近世までは、市をたてる事は「領主」の専権事項であり、その事が「領主の富」を約束すると同時に、地域経済を限定してしまう元凶であった。
その矛盾に気がついた織田信長が、『楽市楽座』を布告し、市をたてる事を自由化した事に依って、戦国時代日本の経済が発展したのでありました。
そんな、歴史的考察等はさておく事にしましょう。
近年、クリスマス・バザールが「観光振興」の一員と見なされる様になり、ヨーロッパの各都市、特に「発祥国」ドイツとフランスに於いて、広く親しまれる様になりました。
ここパリでも、トロカデロ、サン・ジェルマン・デ・プレ、サン・シュルピス教会前、ラ・デファンスその他かなり沢山開かれています。
その中で、一番の規模を誇るのが、<花の>シャンゼリゼ大通りでの物です。
全長800メートルに渡って、両側にずらりと並ぶ様は、壮観です。
およそ間口4メートルの屋台が、ずらりと並ぶ
並べられている品物は、この時期に相応しい、クリスマス・デコレーションから始まって、各種ジュエリー、ハンド・クラフト製品、各地の物産、各国の名物、から初まって、各種の食べ物や、飲み物。
親子で、屋台を覗き込み、お土産をねだり、熱々のソーセージにかぶりつき、お父さんはホット・ワインで一息。
聖画カード
ウッド・クラフト
そんな中でも、クリスマス・バザール発祥の地の一つ、『ストラスブール』のお店は、アルザスならではの『蜂蜜パン』が、ハートやサンタクロースの形で、大小様々に並んでいます。
曲げ物細工の花かご。 やはり何と言ってもサンタ帽子。
そして、やっぱり無くてはならない『マトリューシュカ人形』ですね。
それより、何より、そぞろ歩きながら欠かせないが「食べ物」の屋台。
いの一番に探すのが『vin chaud』(ヴァン・ショー/ホット・ワイン)屋さんです。
赤ワインに、シナモン、ナツメッグ、八角等の香辛料を入れて、蜂蜜を加えて暖めます。
寒い寒い冬空の下、湯気のたつ『ヴァン・ショー』のコップを、ふーふーして飲みながらそぞろ歩く醍醐味は、この時期ならでは。
元々、風邪に一押しの民間薬でありました。
まあ、「卵酒」のフランス版と言った所でしょうか。
歩いていて、とても面白い屋台を見つけました。
ブロシェット(串焼き)屋さん。。。では無く。
これ、全て「チョコレート」!
素晴らしいセンスに、脱帽でした。
夜店の定番「綿飴」
冬のフランスは「焼き栗」
そして、ブルゴーニュ地方の物産の屋台が有りました。
ブルゴーニュと言えば「エスカルゴ」
それから「食用カエル」
コルシカの名産の店も有ります。
コルス島(コルシカ)は、地中海で3番目に大きな島ですが、南北300キロ、東西150キロ程しか有りません。
海からいきなり高山が起ち上がる「山国」なのです。
山中には、家畜の放し飼いのブタ、野生のイノシシ、その合いの子のイノブタの野生化した物と、家畜化したイノブタ、など多くの山の幸二恵まれて、ドライソーセージの類いが豊富です。
各種ドライソーセージは絶品。
ワインもチーズも豊富です
ユニークなお店発見。
サーモンを、直火で炙りながら食べさせてくれます。
それに何と、『キャビア』の屋台まで有った。
紅茶の<サモワール>の横にはロシア美人。
そして、絶対に外せない、定番にして極めつけが「焼きソーセージ」の屋台でしょう。
どうです?
お腹のムシが、グウーグウー鳴いて来たのでは?
ヌガーの店も、一ひねり。
でも、元来クリスマスは「救世主の御子」の生誕を祝うお祭りで有る事を忘れずに、はめを外しては、なりません。
本日12月19日のパリは、数日来の寒波で、午前中は雪が舞っていましたが、午後になると回復し、日差しすら見え隠れしていました。
シャンゼリゼのイリュミネーションも、寒空に輝いています。
ぜひ、一度お越し下さい。
良いでしょ!!
シャモニーで「モンブラン」?
良いですねえ。
『マトリョウシカ』は、別にクリスマス限定では無いのですが、こういう機械には必ず出て来るから。。。定番。
こちらでも、「グリュッグ」で通じますよ。
カエルは「鶏のささみ」のもう少し繊細な感じ、とでも言いましょうか。
今後、土曜日に「週末一口時評」、日曜日は写真付きで「フランス紹介」にしようかと、密かに考えています。
スウェーデンにも全く同じホットワインがあります。フランスから由来したんですねぇ。Grög vinグレッグワインと呼ばれてます。それにしても、どうしてフランスのクリスマスにはマトリオーシカなんですか?おいしそうなマーケットですね。カエルはどんな味なんでしょう。。。あぁ、いますぐ行きたい。。。。
もっとパリのグルメネタもやってくださいよー。
「政治ネタばっかりで・・・」髪が薄くならない様に、時々パリしてみました。
楽しそうでしょ?
そして、日本の現実とのギャップに、更に怒り狂う事に相成ります。
トホホ。
コメントありがとう御座いました。
ご愛読頂けているそうで、励みになります。
著作権なんて滅相もありません。
お役に立てる事でしたら、どうぞご自由にご利用下さい。
それにしても、酷い社会になりましたね。
寂しいですし、悲しいですし、悔しいです。
ツイッターの方も、チェックさせて頂きます。
これからも、宜しくお願いします。
やはり おフランスはいいですね。
残念ながら まだ 行ったことありませんが、なんとなく フランス語も親しみが持てて もう めちゃ 行きたいよ。
ホットワインに アツアツのソーセージ はては ロシアのサモワール 味わってみたいな。
ところで、私達の日本、もう 完全に狂ってるとしかいいようがないよ。
今日、コンビニで愕然としました。
読売ニュースとかいって 真面目な口調の女性の声で 政倫審拒否の件で 完璧な黒扱いの報道 垂れ流してました。四億円なんたら 土地取引不正 などの言葉を並べ立て、 さすがに私も背筋が寒くなりました。
小沢さん、もう ここまできたら 離党するしかないですよ。
缶は もう人間ではありません。
小沢氏の秘書軍団も 若くて優秀なのかもしれませんが、世のどす黒さ わかってんの? なんて こちらが不安になるほど…
まったくもって 心もとない。感じでした…
小沢一郎をずっと支持して参りましたが、いまの日本の
状況は酷いことになってしまいました。
今日は、お住まいの地の
すばらしいお写真を楽しませていただきました。
気持ちが明るくなりました。
もしお許し願えるなら、近所のお年寄りに見せてあげたいのですが活用させていただいてもよろしいでしょうか。
もちろん必要な但し書き(著作権等)はご指示いただければ
遵守いたします。
なお、
ぼくのtwitterのアカウントは「3cats3」です。
コメントありがとう御座いました。
そうですか、デモをやられましたか。
全国的に、ジワジワと広がっていますね。
日本人の75%以上が、物が見えていない現状で、見えている方々の示威行為は、とても貴重です。
それに、心身ともに健康に良さそうですね。
参加出来ない自分が、悔しいです。
後は、疲れ癒しの喫茶店でoff会。この間の<検察・司法批判&小沢支持>全国デモのリーダー的存在:矢野氏や新潟デモの仲間も来てくれたり、僕には古い傷を思い出すダラ幹情報をもたらしてくれた『市民ジャーナル』発行人氏など会えて、とても楽しい一日でした。
フランスの熱気にはほど遠いけれど・・・
"On lâche rien" http://www.woopie.jp/video/watch/2374010366188865