晴れのち曇り、時々パリ

もう、これ以上、黙っていられない! 人が、社会が、日本全体が、壊れかかっている。

真面目も良いが、石頭では<次期リーダー>は無理じゃないのか岡田さん! 鳩山さん、貴方もですよ!

2010-02-02 06:08:50 | 政治と社会
まったくもう!

どこまで<バカ>なんだこの人は。



▶岡田外相、普天間の現状維持「あり得る」(琉球新報見出し)

>【東京】岡田克也外相は1日、東京都内の日本記者クラブでの会見で、米軍普天間飛行場の新たな移設先を政府与党で話し合う沖縄基地問題検討委員会の検討対象として「ゼロベースということは、普天間のほかになければ今のままということもあり得る。首相も明確に否定したわけではない」と述べ、現状維持も選択肢だとの認識を示した。名護市辺野古への日米合意案も含まれるとの考えも重ねて示した。【琉球新報電子版】


こんな時期に、こんな事言うかね。。。


この方は、まともな秀才らしい。

たとえ<バレンタイン>のチョコレートすら、受け取らない程の<清廉潔白居士>らしい。


大いに結構。


<剛腕小沢>の、旧体制的金銭感覚を勝手に想像される人物は、やはり<これからの日本>にとっては、既に<時代の要求>からは外れている、と言わざるを得ない。

そんな中に有って、この人の堅苦しいまでの<清潔さ>は、貴重であろう。

でも。

政治家たるもの、<時と場合と>を考えるべきです。


彼にしてみれば、<正論>を述べる事は、正しい事なのだろう。

あくまで、<普天間>飛行場の移転先に関して、未だに候補地を決めかねている(らしい)からには、<原則論>としてはどことは言えない。

である以上、「ゼロベースということは、普天間のほかになければ今のままということもあり得る。首相も明確に否定したわけではない」としか言いようが無いのだろうなあ。


でも、<言語学的>正論を、今この時点で<記者会見>で言うべき事では無いだろう。

今の時点で<何を成すべき>か、何を<成さざるべき>か、が解っていないお人のようだ。


そのような、<場を読む>能力は、残念ながらこの方には無い。

場を読む、というよりも、むしろ<政治家>としての<能力>に関わる資質なのではないか。



ところで、渦中の<剛腕小沢>さんの実力は、<ヒヨコ>の民主党に取っては<余人に変わり難い>貴重な財産であります。

彼無くして、ここまでの議席が取れたか。

しかし、現在も<検察>に代表される<官僚>陣営による、民主党がなさんとしている、<司法改革>を含む一連の行政改革への<クーデター>は、党にとって、大げさなしに、日本の政治構造の改革への正否に関わる<最重要な>障害となって来ている。


その意味で、彼について回る<金権体質的イメージ>は、<日本再生>を目指す民主党にとっては、決してプラスにはならないに違いない。


それはあえて承知で、あるいはそれだからこそ、今このときこそ、党一丸となって<小沢防衛>に立ち上がらなければならないのでは無いか。

さもなくば、官僚による政治支配が、普遍的な物として永久に変える事あたわざる事態に落ち入ってしまうだろう。


ここは、官僚達の抵抗に、<勝利>しなければならないのだ。



その事も理解出来ていないかのごとき、党内の不協和音。


▶小沢氏進退に言及、前原国交相「自浄能力を」(読売見出し)

>民主党の小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件について、小沢氏と距離を置く政府・民主党の有力議員から31日、小沢氏のさらなる説明責任だけでなく、進退に言及する発言が相次いだ。

>枝野幸男・元政調会長はさいたま市内で開いた自身の会合で講演し、「刑事事件として区切りがついたところで、しっかり説明していただかなければならない。国民の理解、納得を得られなければ、一定のけじめをつけていただかないと(いけない)」と述べた。小沢氏が説明責任を十分に果たせない場合、辞任を含めて対応すべきとの考えを示唆したものだ。

>前原国土交通相も京都市内で開かれた党の会合で、「新たな局面が生まれた時は、我々も厳しく自浄能力を発揮していかなくてはいけない」と述べ、今後の展開によっては小沢氏に辞任を求める考えを示した。

>野田佳彦財務副大臣はNHKの番組で、「最終的には参院選で連立与党が勝利し、安定政権を作ることが大目標だ。そのためにどういう判断をするか、その都度考えていく」と強調した。
【読売新聞】


今こそ、支えなくてどうする。


辞任を求めるのは、彼を<検察>から奪還して、<参院選>に勝利してからでも遅くはない。

むしろ、その方が、ずっと<カッコイイ>のでは無いだろうか。
それこそが<自浄作用>という物だ。



▶民主七奉行の小沢氏批判 声上げた途端に…(産経見出し)

>小沢氏の資金管理団体「陸山会」の土地購入事件で逮捕された小沢氏の元秘書ら3人の勾留(こうりゅう)期限が4日に切れるのを見据え、有権者の不満を和らげたいと考えたようだが、同調する動きは広がらず、7人の声は早くも尻すぼみに…。小沢氏の強力な支配力を逆に見せつけた形となった。

>七奉行の一人である岡田克也外相は「今はいろいろ言わず自制して外相の職責を果たすことで割り切った」と釈明。別の1人も「週末は支持者に説明しなければいけなかったが、現段階ではあまり話さない方がいい」と困惑の表情を浮かべた。


それなのに、このていたらく。
 

>どうやら七奉行はこのまま沈黙を続けていると埋没しかねないとの危機感から発言しただけで、本気で小沢氏と敵対する腹づもりはなかったようだ。
【産經新聞】


民主党の幹部議員達には、自らの政権を自ら守り抜くには、何が必要かが<全く解っていない>。


情けない。


鳩山さんも、「戦ってください」と言った事を<陳謝>する必要など、どこにも無いのに。

野党に攻められると、すぐ謝ってしまうなんて、不甲斐ないったら有りゃしない。

「何が悪いのか。これまでの<特捜部>の暴走ぶりを見るに、検察が批判される事こそあれ、私が批判されるいわれは無い。自党の幹事長を守るのは、党首として当然の務めです。」

と、堂々と<反論>すれば良いだけの話。

そんな発言が、司法に対する政治の介入であるはずが無い。


むしろ、選挙で国民に信託を受けている国会議員を、単なる行政の<執行機関>に過ぎない一官僚部局が、国会開会日直前に<別件逮捕>する如き<行き過ぎた>権力の行使が出来る事の方が異常なのだ。


それなのに、そのような<毅然とした>哲学も無く、敵対勢力にすぐ反応して<前言を翻す>ような、筋の通った方針のなさ、こそがこの政権の<獅子身中の虫>なのであろうか。



重ねて言う。
情けないったら有りゃしない!

コメント
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