joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

みんないいひと

2005年10月15日 | reflexion

わたし(たち)が誰かを気に喰わないヤツと想っているとき、わたし(たち)自身がその相手を嫌っています(当たり前か(笑))。

わたし(たち)から見て誰かを嫌なヤツと想っているとき、わたし(たち)自身が他人を否定する「嫌なヤツ」になっています。

では、わたし(たち)がその「嫌なヤツ」をやめるとどうなるのだろう?

わたし(たち)が「嫌なヤツ」をやめても、相手が嫌なヤツをやめるかどうかは分からない。その人の性格はその人の歴史で形成されているのだから、今さらわたし(たち)がどうこうできるものではない。

「自分が変われば相手が変わる」と盲信することは、自分の中の疑いを無視して相手を一方的にいい人とみなす、ナイーブな行為だと思う。

ただこう想うことはできる。相手が今すぐに「嫌なヤツ」をやめるかどうかは分からない。でも、相手がいつかその「嫌なヤツ」をやめるときが来ることを信じることはできる。環境さえ整えば、相手は変わると信じることはできる。信じるのはタダだ。

そう信じるとき、相手の中に「いいひと」の種があることをわたし(たち)は信じている。


涼風

参考:『セルフ・セラピー・カード』チャック・スペザーノ著

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