さて、つづいて向かいましたのが、
「北和田」地区。
こちらでも、郷土食のことについてお母さん方といろいろお話をお伺いすることになりました。
御案内していただいたのが、ある方のお宅へ。
で、お邪魔すると・・・。
!!!
たくさんの郷土料理が出迎えてくれました!
では、その郷土料理の数々をご紹介しましょう!
切干大根と五目豆のいとこ煮。
さつまいものつるの佃煮。
「きゃらぶき」というふきの佃煮がありますが、
そのサツマイモのつるのバージョンです。
おなかのお掃除になりそうです♪
山椒味噌
アマゴの味噌漬け。
清流にしかいない魚です。
しかも、とにかくでかく、身が肉厚~
ここまで大きいものを口にしたのは生まれて初めてです。
たけのこの煮物
昨年収穫したたけのこを保存し、それを煮物にしたものですが、
食感がビックリするほど旬の筍を食べているような感じでした。
わらびの煮物
こちらも昨年収穫したわらびを塩漬けにして保存したものを、
少しの調味料で味付けした一品。
すごく食べやすく美味しかったです。
ぜんまいの白和え
イタドリの漬物。
吉野では「スカンポ」といわれています。
原っぱに生えている、生でかじると酸っぱいものです。
以前、下北山村でもイタドリのお漬物を頂きました。
煮てから外側の皮をはいで塩漬けし保存。
煮るときの火加減がコツだそうです。
食べるときは塩出しして食べます。
コリコリとした食感がたまりません♪
イタドリの酢味噌和え
イタドリの漬物を酢味噌和えにしたもの。
酢味噌との相性と、イタドリの食感がたまりません。
お酒のあてにもなりそうです。
高菜の漬物。
こちらは2年もの。
まろやかな塩味を楽しむなら、こちらがオススメですね。
こちらは1年もの。
ピリッとした辛さ&菜っ葉独特の風味がお好きな方は、こちらがオススメかもしれません。
菜めし。
菜っ葉の漬物と油揚げの炊き込みご飯。
お漬物の塩味がなんともいえません~
このお漬物に使う菜っ葉、主に白菜やしろ菜などが使われるそうですが、
「小菜(こな)」と呼ばれる川上村の在来野菜を使うのが本家だそうです。
こちらはまたご紹介します。
まだあります。
ミョウガを冷凍にしたもの。
ミョウガを収穫して冷凍庫に保存したシンプルなもの。
使いたいときに凍ったまま刻んで、醤油を掛けるだけでいただけます。
もちろん、香りも残っています~
ひしもちまで頂いてしまいました♪
お陰様でおなかがいっぱいになりました~♪
で、話もすごい盛り上がり、野菜の話となると昔懐かしい野菜の話や果物の話で盛り上がりました。
また、お母さん方から「昔のことを思い出させてくれてありがとう!」とおっしゃって下さり、
驚きました。
また、川上村は郷土食の取り組みが実は盛んなのです。
25年前に、川上村の郷土食についてまとめられた本が作られました。
そこには郷土食の誕生秘話やレシピ、どういう時期に食べられているかについて書かれています。
でも、集落ごとで微妙に違いがあるそうです。
そこも面白いところですね。
お母さん方は異口同音で、
「うちらはお店に食料がなくなっても最低4~5日は暮らせる!」
とおっしゃってました。
折りしもこの日、大寒波が日本を襲い、関東地方では記録的な大雪。
そのため交通が寸断されスーパーの食料品売り場などから食料が殆どなくなり、
一時期「食料難」に陥りました。
こういうことをお話しすると被災された方に失礼かもしれませんが、
こうなったときに、こうした保存食や郷土食の知恵は必要と感じましたね。
ご一緒させて頂きました80歳のおばあちゃんが、
足を手術したてにも関わらず石段を軽やかに登っていく姿が印象的でした。
で、気がつけば、夕方。
川上村の郷土食について、もっと学んでいきたいと思います。
北和田地区のお母さん方、ありがとうございました。
ご馳走様でした!
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御案内していただいたのが、ある方のお宅へ。
で、お邪魔すると・・・。
!!!
たくさんの郷土料理が出迎えてくれました!
では、その郷土料理の数々をご紹介しましょう!
切干大根と五目豆のいとこ煮。
さつまいものつるの佃煮。
「きゃらぶき」というふきの佃煮がありますが、
そのサツマイモのつるのバージョンです。
おなかのお掃除になりそうです♪
山椒味噌
アマゴの味噌漬け。
清流にしかいない魚です。
しかも、とにかくでかく、身が肉厚~
ここまで大きいものを口にしたのは生まれて初めてです。
たけのこの煮物
昨年収穫したたけのこを保存し、それを煮物にしたものですが、
食感がビックリするほど旬の筍を食べているような感じでした。
わらびの煮物
こちらも昨年収穫したわらびを塩漬けにして保存したものを、
少しの調味料で味付けした一品。
すごく食べやすく美味しかったです。
ぜんまいの白和え
イタドリの漬物。
吉野では「スカンポ」といわれています。
原っぱに生えている、生でかじると酸っぱいものです。
以前、下北山村でもイタドリのお漬物を頂きました。
煮てから外側の皮をはいで塩漬けし保存。
煮るときの火加減がコツだそうです。
食べるときは塩出しして食べます。
コリコリとした食感がたまりません♪
イタドリの酢味噌和え
イタドリの漬物を酢味噌和えにしたもの。
酢味噌との相性と、イタドリの食感がたまりません。
お酒のあてにもなりそうです。
高菜の漬物。
こちらは2年もの。
まろやかな塩味を楽しむなら、こちらがオススメですね。
こちらは1年もの。
ピリッとした辛さ&菜っ葉独特の風味がお好きな方は、こちらがオススメかもしれません。
菜めし。
菜っ葉の漬物と油揚げの炊き込みご飯。
お漬物の塩味がなんともいえません~
このお漬物に使う菜っ葉、主に白菜やしろ菜などが使われるそうですが、
「小菜(こな)」と呼ばれる川上村の在来野菜を使うのが本家だそうです。
こちらはまたご紹介します。
まだあります。
ミョウガを冷凍にしたもの。
ミョウガを収穫して冷凍庫に保存したシンプルなもの。
使いたいときに凍ったまま刻んで、醤油を掛けるだけでいただけます。
もちろん、香りも残っています~
ひしもちまで頂いてしまいました♪
お陰様でおなかがいっぱいになりました~♪
で、話もすごい盛り上がり、野菜の話となると昔懐かしい野菜の話や果物の話で盛り上がりました。
また、お母さん方から「昔のことを思い出させてくれてありがとう!」とおっしゃって下さり、
驚きました。
また、川上村は郷土食の取り組みが実は盛んなのです。
25年前に、川上村の郷土食についてまとめられた本が作られました。
そこには郷土食の誕生秘話やレシピ、どういう時期に食べられているかについて書かれています。
でも、集落ごとで微妙に違いがあるそうです。
そこも面白いところですね。
お母さん方は異口同音で、
「うちらはお店に食料がなくなっても最低4~5日は暮らせる!」
とおっしゃってました。
折りしもこの日、大寒波が日本を襲い、関東地方では記録的な大雪。
そのため交通が寸断されスーパーの食料品売り場などから食料が殆どなくなり、
一時期「食料難」に陥りました。
こういうことをお話しすると被災された方に失礼かもしれませんが、
こうなったときに、こうした保存食や郷土食の知恵は必要と感じましたね。
ご一緒させて頂きました80歳のおばあちゃんが、
足を手術したてにも関わらず石段を軽やかに登っていく姿が印象的でした。
で、気がつけば、夕方。
川上村の郷土食について、もっと学んでいきたいと思います。
北和田地区のお母さん方、ありがとうございました。
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