CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

大相撲名古屋場所

2013-07-18 05:05:39 | お相撲(スポーツ)のこと
昨日は、久しぶりの雨に、
なんか癒されたなぁ。
風も心地良かった。

さて、今日はレッスンだから、歌のことと思ったけれど・・・

もう・・・我慢できない。
名古屋場所について、書かずにはいられない。
本当は、毎日書いても書き足りないほどなのだけれど我慢している(笑)

まず・・・我が阿武松部屋は、
序の口蘇(いける)が全勝できている。
幕下のほとんどの力士が勝ち越しを決めている。

そんな中、部屋頭 大道が全敗。
実は、初日、右肩の傷跡が気になった。
針なのか、注射なのか、お灸なのか・・・
よくわからないが赤い跡がある。
これは、丹蔵にもある傷跡。

丹蔵の右肩の傷跡を先に見つけていたのだが、
左肩の故障に対する痛み止めか何かの治療の跡かな・・・と思っていた。
すると、中入り後に現れた大道にも同じ傷跡・・・どこか悪いところあるかな?
と心配していた。

膝を曲げて、腰を落とすことができず、いつもより腰高だ。
さらに言えば、すり足さえ辛そうに見える。
これは、なにかあるな・・・と思っていた。
そして、昨日まで白星はない。
本人が一番辛いだろう・・・あと四日。ふんばれ大道!

十両のふたりは、仲良く(?)6勝5敗。
あと二つ・・・なんとか、星を伸ばすこと祈るばかりだ。

若荒雄は、久しぶりにその強さを感じる相撲も見られる今場所。
とはいえ、この地位でこの成績は、納得できない。
あと四番、何としても勝利して欲しい。

私は、若荒雄の茶目っ気のあるところが、好きだ。
もちろん、土俵ではそんな姿は見せないし・・・
私も実のところ、見たことないが(笑)
これまで、打ち上げなどで部屋の力士衆といる姿を見ると
やんちゃ坊主が、隠れている感じがする。
あんなに大きい若荒雄が、可愛くてたまらない(^_^)
ガンバレ、若荒雄!毎日応援しているよ!!

さて・・・丹蔵だ。
私が阿武松部屋と出会ったのは、
丹蔵が十両に上がった次の場所からだった。
寺下改め丹蔵。
阿武松部屋と出会う前の私が、
丹蔵新十両インタビューをみた。

気持ちの真っ直ぐな、ふるさとや家族が大好きな好青年。
そんな印象だった。
実家の網元の屋号を四股名にしたとの話もなんとなく印象に残った。
そして、応援していた。
その後、直接お話する機会もあり、その実直さに感心するばかりだった。
五月場所で、丹蔵後援会の方と隣同士になり、これまで以上に、近い存在になった。

なにしろ・・・
7月4日夜は、丹蔵パパ、丹蔵後援会の方と
大いに盛り上がったのですから、これまで以上に気にかかります。

丹蔵・・・気迫のこもったいい相撲が続いている。
同郷の後輩、新十両遠藤の活躍もいい刺激になっていることだろう。

昨日の丹蔵は、重たい相手によく頑張った。
最後は、押し返されて、力尽きた感があったが、よしとしよう。
あのまま、寄り倒されてでもいたら、
取り返しのつかないことになっていたかもしれない。
あと四日、しっかり、ガンバレ!
好きな相撲を、思う存分!それが私の願いです。
丹蔵!あと二つ・・・イヤ、あと四つガンバレ!
願うような気持ちで、いつも土俵を見つめている。


さぁ・・・横綱白鵬だ。すごい、すごすぎる。

名古屋場所を観ていて、
「白鵬の背中には目があるのか」と思わせる取り組みがいくつかあった。
土俵を割らない・・・自分のいる位置を、感覚でわかっている。
そんな感じがする。

例えば、役者が舞台に立っている時も、それに似た感覚がある。
照明からきれない立ち位置、意識して外れるとき・・・
上手・下手、舞台の前・奥・・・その重さというかバランスを身体が感じる。

体に備わったその感覚は、天性のものなのだろうか。。。

昨日の結びは、見ものだった。

立ち合い・・・白鵬が立ったその瞬間
「不成立!」と私は叫んだが、行司は止めなかった。
私の好きな伊之助さんだ。

相撲の醍醐味は、両者が呼吸を合わせて立つ、その瞬間にあると私は思う。

どんなスポーツでも、選手以外の人の合図で戦いが始まる。

相撲は、違う。
力士が、互いの呼吸を合わせて、立つ!
ほんの一瞬だが、白鵬が立ったその瞬間、鶴龍はまだ手つき不十分だった。
立ち遅れではなく、手つき不十分・・・で、次の瞬間手をついて、鶴龍も立った。

私が「不成立!」と叫んだ一瞬、白鵬の戦意がダウンした。
素に戻ったとでも言おうか、ほんの一瞬の出来事だ・・・その瞬間に鶴龍が立った。
(取り組み後、白鵬も「待ったかと思った」と一言残している)


白鵬は、鶴龍を受ける形となった。
土俵際に追い詰めながらも、体をかわしながらの小手投げ。

その瞬時に対応する能力は、感動ものである。


子どもの頃、後楽園球場に巨人戦を観に行った。
相手チームの選手であろうと、ファインプレーには感動し、拍手を送った。
その日の試合は、大量得点差があり、みな9回の表の攻撃が終わると、出口に向かう。
私には信じられなかった。
選手は、グラウンドでプレーしているのに何故席を立つの???
勝ち負けじゃないでしょ!ひとりひとりの、
一つ一つのプレーを見つめて、応援しなくてどうする!
そう思ったものです。

相撲も同じ。勝っても負けても、私は、応援している。。。

余計なことだが、
昨日の日馬富士の相撲は、勝ったけど良くない。
勝負なんだから、勝てばいい・・・そうなのかもしれない。
でも・・・琴欧洲が痛めている左腕を取りに行った・・・
日馬富士・・・あなたは、横綱なんです。。。
勝つのが当たり前、と言われる中での相撲は辛いと思う。
横綱という地位の重さもある。
大関に落ちない代わりに、『引退』しかないのだから。

でも、だからって、昨日の相撲は、いただけない。

そんなふうに思った。

本当に十五日間話し始めたら止まらない・・・

私は、本当にお相撲が好きだ・・・と思うこの頃であります。

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