CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

眼底から身体の中、見えちゃうのよ・・・と言われた日(^^ゞ

2021-08-11 09:58:31 | 華麗なる加齢 あるいは 身体
長崎の日・・・は、仕事に追われていて、少し遅れて休憩時間に黙祷・・・
日本の夏は慰霊の夏だ・・・
長崎の高校生が「次の世代に」と言っていた・・・
私たちは、この高校生たちに何を残せたのだろう・・・と少しうつむき加減になった自分。
しかし、つなげることはできたのかもしれない。
高校生が手をつなぎ、平和を願う姿を見て、想いをつなげることはできたのかもしれない・・・と思った。

さてさて、今日は身体のこと・・・加齢のこと・・・

閃輝暗点については、何度か書いたかと思うが、私は閃輝暗点症状がたまにある。
「せんきあんてん」と読みます。
これはどうやら脳の視覚に関係するあたりの血管の血流の関係で起きるらしいが、
若い世代は、強い頭痛が伴うらしく、息子は頭痛があったが・・・私は、ない。
ゆえに、キラキラした目の前がくにょくにょする感じ・・・を楽しんでいる。

微小血管狭心症の発作の時の方が、ちょっとめんどくさい。
動くのがつらくなる・・・だから、横になり、おさまるのを待つ。
こちらも、命に別状はないと思っているから、まぁ、大騒ぎはしない。

が、ちょっと気がかりな初めての症状が起きた。

数日前から、視野の右端に光が走る。
決まって、うす暗い場所で起きる。
閃輝暗点とは明らかに違う・・・なんだ、こりゃ。

実は、先日、眼科の研修があり、目の充血は緊急性がないから、
外来でという話を聞き、目からうろこだった。
眼が、真っ赤に充血すると、結構慌てていたから・・・。
そうか、慌てなくていいんだ・・・と、ふむふむと思った。

そんな矢先の眼の症状・・・あぁ、もう少し前だったら、研修の時に聞けたのに。
で、眼科のあの先生にメールする。
私が今の職場を希望したとき面接をしてくれた眼科医で、結構、お世話になっている。
その眼科で一年に一度、健診もしている。
その日程が9月28日だから、それまで放置していいかを聞こうと思った・・・が、メールを書いているうちに、
いや心配なら受診でしょ・・・それくらい自分で決めなさいよ・・・と思い直し、そのこともメールに書き受診を決める。
我が家の眼科ホームドクターは、その先生もお墨付きのドクターで、〇〇先生なら、安心ですと返信が来た。

で、昨日遅番前に受診した。
私の心配は、網膜・・・しかし、クリニック受診するときに私はそのことはあまり言わない。
インターネットでの知識より、自分が感じている症状をきちんと話すことが重要だと思っている。

もちろん、ドクターは・・・検査をしてくれる。
何も言っていなかったけれど、きちんと検査して、
「大丈夫、網膜は異常なし」が、最初のひと言。
ちゃんと、わかってくれている。
「傷とか穴もないんですよね・・・」ちょっと心配で確認。
「はい、大丈夫」
硝子体が加齢により変化し、ふとした拍子に網膜が引っ張られて光が見えるのだろうと説明してくれた。
勿論、加齢による白内障やいろんな『しわ』はあるらしいが、大丈夫。
緑内障の所見もないとのことで、安心・・・と思ったら、ドクターがひと言・・・「内科、通院してる?」
もちろん、NOだ。
先生は、腑に落ちないようだ・・・で、白状する。
「コレステロール高いと云われて、ちょっと、薬飲んだりの時期あったけど、いまは、通っていません」
「・・・だよね、眼底から身体の中、見えちゃうのよ・・・」と説明してくれた。

動脈硬化・・・である。
まぁ、『動脈硬化』は、加齢により(若いころから)起きる変化でであり、病気ではないと理解している、が、
病気の引き金になりかねないところまで至っている・・・放置はしない方がいいかもね、
動脈硬化の因子のコレステロールなどなどを、放置しない方がいい・・・って状況だってことらしい。

若いころから高脂血症は指摘されたり、されなかったり・・・・・・
コレステロールはいつも高め・・・だったから、そうなんだろうな・・・
コレステロールが高いのは、遺伝みたいなもんもあって、体質だしな・・・みたいに思っていた。
(子どもたちも、すでに高い・・・)

昨年の2月から3月にかけて病んだ帯状疱疹の時、コレステロールの薬も服用しておこうか・・・と始まった薬も、
なんとなく薬嫌いだから、帯状疱疹がおさまったら、めんどくさくなって通院しなくなっていた。

血管、かなりお疲れのようだ・・・
内科系の健診は9月上旬だから、その結果をもって、かかりつけ医に行くことにしようかな・・・と覚悟を決めた。

あちこちが、衰えている。
まぁ、年相応であろう。
断捨離もそうだけれど、60前後の数年間は、華麗なる加齢の正念場。
人生の転換点であることは確かなようだ。
『還暦』とは、よく言ったものである。

眼底から身体の中、見えちゃうみたいだ(^^ゞ