CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

1945年8月6日を想う

2021-08-06 08:14:50 | 愛といのちと平和
朝から蝉が鳴いている。
どうやら日本ではオリンピックをやっている。
同じ東京で、COVID19と戦っている人がいる。
この息が詰まりそうな不条理を
なにが正しくてなにが間違っているのかわからなくなる不条理を
平和な時代の不条理を抱えながら、朝から蝉が鳴いている。
戦争に反対する人が引っ張られ、
竹槍で飛行機を突くことができると信じてしまったあの時代も
愛する人を守るため、平和を守るため、
なにが正しくてなにが間違っているのかわからなくなる不条理を
それとはしらずに、抱えていた・・・
原爆投下というあってはならないことがおきたあの朝も、蝉が鳴いていたのだろう。

人間が人間である限り、抱え込んでいる不条理を
息が詰まりそうになりながら、
いったいどうしてこうなるんだろうと
息が詰まりそうになりながら、考える。
考え続ける、想い続ける、そして、深呼吸する。

命の尊さを想いながら深呼吸する・・・

さて、そろそろ、すべての動作をやめて、
1945年8月6日、
時計が止まってしまったあの瞬間を想い、黙祷しよう。
すべての動作をやめて・・・
命の尊さを想い、黙祷をしよう。
蝉の声を全身で感じながら、黙祷しよう。