2007年名古屋場所横綱昇進。
干支がひとまわりした。
その前の年、2006年名古屋が初めての綱取り挑戦であった。
すんなり横綱に昇進したわけではない。
綱取りを目指す大関白鵬。
立合いの変化で勝った時は、『ふさわしくない』と言われた。
怪我にも苦しんだ。
(ちなみに大関豪栄道は2007年9月場所新入幕である)
2006年くらいから、国技館で観戦する機会が増えた私。
鳴門親方(琴欧洲)が大関に上がった頃だ。
大関になってからの琴欧州は怪我もあり、
大関という地位の重圧もあり、
大きな相撲が取れなくなってしまう。
成績が伸び悩み、琴欧州から琴欧洲に四股名を改名する。
若貴時代の大相撲フィーバーの頃、私は忙しかったため、
大相撲好きとは言っても、横目で眺める程度の時期を過ごした。
つまり、大相撲を真剣に見つめてきたのは、横綱白鵬の時代である。
10年前、国技館で見た白鵬の身体の素晴らしさを忘れられない。
背筋の美しさ。。。ため息が出るほど美しかった。
その取り口も美しかった。
四つに組んで、巻き変える瞬間の美しさ、
がっぷり四つに組んで、腰がふっと沈む、
チーターのあの腰のラインだ、とにかく美しかった。
その美しさは、無駄がない。
その後、横綱白鵬の相撲は、変わってしまった。
勝てばいいだろと言わんばかりに、
立合いの変化、張り差し、エルボーのようなかち上げ。
ねこだましに至っては、土俵を愚弄するのか!と私の怒りは沸点に達した。
そして、行事軍配に自ら物言い・・・なんということか。。。
場所は、朝早くから、取組が始まる。
みな、『横綱』を目指し、憧れ、相撲を取る。
勝っても負けても一番一番真剣に、土俵が進む。
そして、幕下、十両、幕内へと。。。
結びの一番へ、淡々と、高揚しながら、場所は進行する。
その結びで、立合いの変化など、観たくない。
私はこれまで、そのことを率直に書いてきた。
白鵬が好きとか嫌いとかそういうことではない。
大相撲が好きなんだ。
だから、書いてきた。
今場所、初日から、白鵬は、おかしかった。
いつもの白鵬ではなかった。
身体のバランスというか、集中というか、何かが違っていた。
そして、四日目、錦木との立合いがおかしかった。
つっかけて、嫌って、何事じゃ!と思った。
知人の息子さんが錦木と交流があるとのことで、
今場所、初日からいい相撲を取っていたので、本当に腹が立った。
けれど、このことを、私はブログに書けなかった。
それは、白鵬の様子がこれまでと全く違っていたから。
土俵に集中できていない・・・そんな印象だった。
その後も白星を並べているが、いつもの白鵬ではない。
『眼差し』が全く違っている。
『覇気』か消えている。
『体の張り』がない。
昨日の結びの後、『休場』だね。。。と家人と話した。
ゆえに、今日、白鵬休場のニュースを見ても驚かなかった。
今回の白鵬の休場は、これまでと全く違う状況を感じさせる。
嘉風の相撲も、全く相撲にならなくて、
どこか痛めているのだろうと、土俵を観るたびに心配している。
場所中の大怪我も相次いで、『波乱』とか『荒れる』というより、
心配と気がかりばかりで、胸が痛む場所となってしまった。
初場所、残念ながら、痛々しい土俵ばかりだ。。。
この後、無事に千秋楽が迎えられるように、土俵に心を寄せて過ごすとしよう。
干支がひとまわりした。
その前の年、2006年名古屋が初めての綱取り挑戦であった。
すんなり横綱に昇進したわけではない。
綱取りを目指す大関白鵬。
立合いの変化で勝った時は、『ふさわしくない』と言われた。
怪我にも苦しんだ。
(ちなみに大関豪栄道は2007年9月場所新入幕である)
2006年くらいから、国技館で観戦する機会が増えた私。
鳴門親方(琴欧洲)が大関に上がった頃だ。
大関になってからの琴欧州は怪我もあり、
大関という地位の重圧もあり、
大きな相撲が取れなくなってしまう。
成績が伸び悩み、琴欧州から琴欧洲に四股名を改名する。
若貴時代の大相撲フィーバーの頃、私は忙しかったため、
大相撲好きとは言っても、横目で眺める程度の時期を過ごした。
つまり、大相撲を真剣に見つめてきたのは、横綱白鵬の時代である。
10年前、国技館で見た白鵬の身体の素晴らしさを忘れられない。
背筋の美しさ。。。ため息が出るほど美しかった。
その取り口も美しかった。
四つに組んで、巻き変える瞬間の美しさ、
がっぷり四つに組んで、腰がふっと沈む、
チーターのあの腰のラインだ、とにかく美しかった。
その美しさは、無駄がない。
その後、横綱白鵬の相撲は、変わってしまった。
勝てばいいだろと言わんばかりに、
立合いの変化、張り差し、エルボーのようなかち上げ。
ねこだましに至っては、土俵を愚弄するのか!と私の怒りは沸点に達した。
そして、行事軍配に自ら物言い・・・なんということか。。。
場所は、朝早くから、取組が始まる。
みな、『横綱』を目指し、憧れ、相撲を取る。
勝っても負けても一番一番真剣に、土俵が進む。
そして、幕下、十両、幕内へと。。。
結びの一番へ、淡々と、高揚しながら、場所は進行する。
その結びで、立合いの変化など、観たくない。
私はこれまで、そのことを率直に書いてきた。
白鵬が好きとか嫌いとかそういうことではない。
大相撲が好きなんだ。
だから、書いてきた。
今場所、初日から、白鵬は、おかしかった。
いつもの白鵬ではなかった。
身体のバランスというか、集中というか、何かが違っていた。
そして、四日目、錦木との立合いがおかしかった。
つっかけて、嫌って、何事じゃ!と思った。
知人の息子さんが錦木と交流があるとのことで、
今場所、初日からいい相撲を取っていたので、本当に腹が立った。
けれど、このことを、私はブログに書けなかった。
それは、白鵬の様子がこれまでと全く違っていたから。
土俵に集中できていない・・・そんな印象だった。
その後も白星を並べているが、いつもの白鵬ではない。
『眼差し』が全く違っている。
『覇気』か消えている。
『体の張り』がない。
昨日の結びの後、『休場』だね。。。と家人と話した。
ゆえに、今日、白鵬休場のニュースを見ても驚かなかった。
今回の白鵬の休場は、これまでと全く違う状況を感じさせる。
嘉風の相撲も、全く相撲にならなくて、
どこか痛めているのだろうと、土俵を観るたびに心配している。
場所中の大怪我も相次いで、『波乱』とか『荒れる』というより、
心配と気がかりばかりで、胸が痛む場所となってしまった。
初場所、残念ながら、痛々しい土俵ばかりだ。。。
この後、無事に千秋楽が迎えられるように、土俵に心を寄せて過ごすとしよう。